マリーゴールドの花柄を摘んで種を採取することにしました。
花は次々に開花し、株はどんどん増えて、こぼれ種から花も咲く。
こんなに優秀な花を、来年はぜひとも種から育て、庭をマリーゴールドでいっぱいにしたいと思いました。
マリーゴールドは10倍以上に増えた
畑のど真ん中に植えたマリーゴールドは、相変わらず花を次々に咲かせ、株もどんどん増殖し、こぼれ種から花も咲くようになりました。
マリーゴールドの開花期は4月~12月というけれど、雪国秋田でも本当に雪が降る前まで花を咲かせていそうな勢いがあります。
4月下旬に定植した時は、スカスカ状態でした。
それが4か月経った今では10倍以上に増えました。
爆増えです。
こんな優秀な花ならば、ぜひとも子孫を残さねば!
種を採取して来年はマリーゴールド御殿にせねば!
というわけで、ほどよく枯れた花柄を摘み取りました。
マリーゴールドの種の取り方
マリーゴールドの種は、枯れた花柄の中にあります。
今回は、枯れてまだ間もないものから、カラッカラに枯れたものまで採取してみました。
種を採取するには、どの状態の時期が良いのか比較するためです。
まずは、枯れて間もないしっとりと湿り気のある花柄。
それでも、中を開いてみるとすでに種がぎっしり詰まっていました。
花びらひとつに種がひとつ付いていて、全部で100個の種が取り出せました。
こちらは、カラッカラに枯れた花柄から取り出した種。
全部で70個くらい。
花びらはついていませんが、種の状態は大差ないように感じます。
種を全部取り出したら、こんなに育苗できない!とビビるくらい種が採取できました。
この種、オレンジ色のマリーゴールドだけのものなので、後で黄色いマリーゴールドの種も採取します。
マリーゴールドの種の発芽率は70%くらいで、種の寿命は2年程度だというので、上手に保存すればマリーゴールドはいくらでも増やせるということになりますねぇ。
種はよく乾燥させたら、紙の封筒に入れて冷蔵庫で保管したいと思います。
マリーゴールドのドライフラワー作り
さて、増殖するマリーゴールドを切り戻し剪定し、ドライフラワーを作ることにしました。
実はこれまでマリーゴールドを切り花にしたことがありません。
なぜなら、部屋に持ち込むには匂いがきついかなぁ?と思っていたからです。
ところが!
マリーゴールドの花は嫌な匂いはしないのですよ。
どうやらあの独特の香りは、葉っぱから放たれているものらしく、花だけ単独ならば全然匂わない。
これは意外でした。
ならば、畑に咲くマリーゴールドの元気なビタミンカラーをお部屋の中でも楽しみたい!
というわけで、ドライフラワーにすることにしました。
切ってきた花は、小さな虫がいるかもしれないので、水攻めで追い出します。
で、こうしてみると、お寺などで見られる花手水みたいですごくかわいいではないですか!
お花をこうして楽しむのもアリですね。
きれいに洗ったマリーゴールドは、4~5本ずつ束ねて窓辺に逆さにつるして乾燥させます。
ハンギング法という一般的なドライフラワーを作る方法です。
しかし、ナニコレ!
吊るすだけでも超かわいいじゃないですか!
まるで窓辺にポップカラーのライトでもついているかのようです。
きれいにドライフラワーにできたら、ガーランドにして飾ってもいいし、リースにしても良さげです。
お花の楽しみ方は多種多様ですね。
そして、採取した種で来年はどんなお庭を作ろうか考えるだけでもワクワクします。
心豊かに暮らすって、こういうことなんだなぁ・・・と、今更ながら実感しています。

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