子ども心に【もってのほか】という名前はふざけてるなぁ・・・と思っていましたが、食用菊【もってのほか】は、ちゃんと通用する名前なんですね。
友人から【もってのほか】をいただいたので、秋を味わうべくさっそく食卓に出しました。
食用菊もってのほか
子どもの頃食べていた食用菊は、黄色い花のものでしたが、いつの頃からか、紫色の食用菊を食べるようになりました。
これが【もってのほか】。
香りや味が高く評価されている品種だそうで、シャキシャキとした食感が味わえます。
名前の由来は「天皇家の御紋である菊を食べるのはもってのほか」という意味からきているそうですが、どんな食材をいただくときも、大切にありがたくいただくという意味では、すべてが「もってのほか」なんですよね。
発がん予防や悪玉コレステロールを抑えてくれるという食用菊の花びらすべてを、感謝していただきます。
もってのほかの酢の物
まずは、水にさらしてきれいに洗ってから、ガクを取ります。
ガクを取ると、花びらだけになりますが、細かいゴミなどついていることもあるので、さらに水で洗います。
沸騰したお湯にサッとくぐらせる程度。30秒~40秒くらいでしょうか。
茹ですぎると、苦みが出てくるので、要注意。
茹でたもってのほかを、氷水にさらします。
水気をギュッと絞ってから、酢、砂糖、醤油、すりごまで和えて出来上がり。
菊の匂いが鼻に広がりますが、クセがないので食べやすい。花びらのシャキシャキ感が、なんとも言えずおいしいのですよね。
このおいしさって、子どもの頃にはわからなかったことでした。
なんでわざわざ菊を食べる?と不思議に思っていたのですが、匂いとか食感とか、季節感とかすべてひっくるめて味わえるようになったってことは、歳をとった証拠でしょうね。
友人からいただいたもってのほかは、その昔父が畑に植えていた食用菊の風景を、ふと思い出させてくれました。
秋だなぁ・・・・。
コメント
そらはなさん、こんにちは!
秋田出身者に秋を感じる食レポ?ありがとうございます。
【もってのほか】の名前の由来初めて知りました。そして栄養価も。あのシャキシャキした食感、大好き。
JR秋の乗り放題パスで昨日在来線11回乗り換えて帰省してきました。今晩は【もってのほか】を食べよっと♫
乙女座の乙女さんへ♪
今日スーパーに行ったら、もってのほかが売られていて、そういう時期なんだよなぁ・・・としみじみと思いました。
それにしても、在来線乗り換え11回!!すごい貴重な体験。私もやってみたい!
昨夜、地元スーパーの地産コーナーで購入してサッと湯がいて食しました。さすが採れたて、香りとシャキシャキ感、すんばらしかったです。
今回の弾丸ツアー、夫と私の親戚のお見舞いや、慰問など5件訪問しました。緻密な計画を立てたつもりが、夫のお見舞い先の病院を間違える致命的ミスで時間ロスしてしまい、もしかして初めて会えるかも…と密かに楽しみにしていたメル友に会えなかったのが残念でした。
在来線の旅、時間待ちの間、立ち寄る機会がなかった町に降りて名産品購入したり。只今帰路の電車に揺られてます。
あ〜、でもメル友に会いたかったな。
乙女座の乙女さんへ♪
おお!さっそくもってのほか、買いましたかー!
それにしても、弾丸ツアーで5件の訪問、お疲れ様でした。
田舎は車社会なので、在来線に乗る機会などほぼないのですが、こういう旅も楽しいでしょうね。
今度こそ、メル友さんに会えますように(#^^#)
こんにちは、ぽんです。
キクはあまり好きではなかったです。
でも結婚してご近所さんから、「湯掻いて冷凍したものだけど、たくさんあるから食べて」といただいたものが、素晴らしく美味しかった!
解凍したものなのにキクの香りとシャキシャキ感が!!
子供の時から食べていたものはしっかりと茹でられていてふにゃふにゃで香りなんて無かった。そういう食べ物だと思ってました。
美味しさに目覚めた私はキクの湯掻き方を練習しました。
あの頃、近所の庭で咲いている菊を美味しそうだなって見ていたな。
久しぶりにキク食べようかな。
ぽんさんへ♪
私も子どもの頃は、まぁ出されたら食べるけれど、好んでは食べませんでしたよね、キク。
大人になってから、こういった季節を感じるものや独特のクセのある食べ物が好きになりましたね。
なんともいえないシャキシャキ感のもってのほか!最高ですね。
こんばんわ。にゃんこ母さんです。
私ももってのほか大好きです。が、茹ですぎると苦くなるのを知りませんでした!
気を付けて茹でます。
にゃんこ母さんさんへ♪
私も、久々にいただいたので食べてみたのですが、おいしいなぁ・・・ってしみじみ思いました。
シャキシャキ感が最高なので、茹ですぎ注意です。