高齢の母のマイナンバーカードを代理申請してから3週間後。
「マイナンバーカード受け取りのお知らせ」が届きました。
母のマイナンバーカードを、代理で受け取るために必要書類をそろえ、市役所へ出向きました。
今回は、あっさりと簡単に受け取ることができました。
母のマイナンバーカードを代理で受け取る
母は90歳を過ぎています。
認知症で要介護1。
そして、脚が少し不自由なため、30年ほど前に身体障害者手帳が発行されています。
そんな母に代わって、このたび私が母のマイナンバーカードを代理で受け取ってきました。
マイナンバーカードの受け取りは、原則として申請者本人が出向かなければなりませんが、やむを得ない理由があれば、代理人が受け取ることができるとされています。
この「やむを得ない理由」を証明するため、8年前はとても手続きがめんどうで、母の代理で受け取りに行った父は、それを断念してしまったという経緯があります。
というわけで、8年前に受け取りを辞退した母のマイナンバーカードを、今回再度申請し、私が受け取ることになりました。
代理人による受け取りに必要な書類
母のマイナンバーカードを代理で受け取るために必要な書類は
1.マイナンバーカード交付・電子証明書発行通知書兼照会書
(受け取りのお知らせに同封されているハガキ)
2.母の本人確認書類として
・身体障害者手帳(母の顔写真付き)
・健康保険証
の2点。
3.代理人(私)の本人確認書類は
・運転免許証
・マイナンバーカード
の2点。
母が来庁できない理由として必要な書類は、身体障害者手帳で確認を取ることができました。
ただし、身体障害者手帳が発行されたのが、なんせ30年くらい前であり、そこに貼られている母の写真が若いのなんのって!
今回受け取るマイナンバーカードの写真と照らし合わせて、職員2名で
「あ~、目元に名残りがあるよね~」とか
「年はとったけれど、目が一緒だよね~」とかなんとか、陰で言っているのが丸聞こえで(笑)、無事に同一本人と認識され、マイナンバーカードを代理で受け取ることができました。
その他、マイナンバーカードに関しての説明は、私がすでにマイナンバーカードを持っているので省略。
時間にして10分程度でした。
健康保険証と銀行口座の紐づけも
さらに、市役所では特設窓口を設けており、ここで健康保険証と銀行口座の紐づけを、職員がしてくれました。
パソコンに接続したカードリーダーに、発行したてのマイナンバーカードを差し込み、何回か暗証番号を入力して、あっという間に紐づけ完了。
「来年秋には、健康保険証が使えなくなりますので、マイナンバーカードを使ってください」
との説明がありましたが、果たして高齢者がどこまでこれを理解しているのやら。
とにもかくにも、これまで母のマイナンバーカード申請を先延ばしにしてきた私の、重い肩の荷をようやくおろすことができ、ほっとしました。
アナログからデジタルへの過渡期の今。
できないとか無理だとか言ってられないのだと、実感しました。
でも。
うちの両親は、マイナンバーカードが世に出てきた年に、いち早く申請していたのですから、あの時、代理受取が今のように簡略化されていれば、今頃マイナンバーカードをブイブイ使いこなしていただろうに・・・。
なーんてね。
時代の流れには、今後も柔軟に対応していきたいものです。
コメント
お疲れさまでした^^
代理受け取りは、意外と簡単になりましたね。
昔だったら委任状だとかも必要でしたよね。。。
30年前の身体障害者手帳、それは写真が若すぎますね~!
私の義母は障害者1級ですが、80歳で心臓の手術をしたもので10年前ですからそんなには違わないのでスムーズでしたよ(笑
マイナンバー、保険証としてまだ使ったことがありません^^;
使うとき、手間取ったりしそうで不安です~~~
でぶねこさんへ
本当に拍子抜けするくらい、簡単に受け取ることができました。
そして、障害者手帳って、写真の更新はしなくても良いのだということに、今更ながら気づいたりして(;^ω^)
マイナンバーカードを保険証として使う場合は、病院側に読み取る機械がないとできないので、まだまだ整っていないところがたくさんあると思います。
来年の秋、本当にどうなるのかわかりませんねー。