寝室にあった本棚をようやく撤去しました。
年齢とともに生活様式が変化し、寝室で本は読まないということがわかったからです。
快適な睡眠のためにも、寝室は寝るためだけの空間と考え、今後もなるべく余計なモノは置かないようにしていきたいものです。
寝室の本棚を撤去した理由
寝室にある本棚は、夫が使っていたもの。
夫が若い頃買った本や、サッカー関係の雑誌などを収納していましたが、そこから本を取り出して読むということは、ここ数年まったくありませんでした。
つまり、読まない本の置き場として、何年も寝室のスペースを陣取っていたわけです。
私も昔は寝室の一角に本を並べていました。
が、まもなくそれらは撤去しました。
なぜなら、寝室で本は読まなくなったからです。
以前は寝る前にベッドで読書をし、それから眠りにつくという習慣がありましたが、50歳を過ぎると夜に本を読もうなんぞ無理なんです。
ベッドサイドの灯りで読書するなんて、文字はみえにくいし、目が非常に疲れます。
私は年齢とともに、老眼よりも乱視が進み、夜は特に小さなものが見えにくい状態となりました。
なので、とっくの昔に夜に読書をするなんてことはやめていました。
対する夫も、ベッドに入るとすぐに高いびきをかくような状態ですから、本なんて読んでいなかったのですよね。
なのに、寝室に本棚がある。
これって、無駄な空間の使い方だとある時気づいたのです。
空間にモノを置くとゴミがたまりやすい
父の遺品である書籍を処分したことで、現在夫が仕事場として使っている部屋の本棚に空きスペースができました。
そこに、今まで寝室にあった夫の本を移したのですが、結局夫がそれらの本を収納する時に見直したら、半分以上の本は捨てることになりました。
1年以上も見たり使ったりしないものは、この先も使うことはまずありません。
そういう使わないものを置いて置くスペースのなんて無駄なことでしょう。
空間にモノを置くと、そこは必ずゴミが滞留する場所となります。
案の定、本棚を撤去した場所は、ものすごい埃がたまっていました。
夫は、ただでさえアレルギー性鼻炎なのにね。
こんな埃とともに今まで寝ていたかと思うと、寝室という場所は、寝るためだけの空間を維持したいものだとつくづく思いました。
ライフスタイルの変化とともに部屋づくりも考える
50歳を過ぎて夫婦2人になったのだから、部屋の在り方というものも考え直す時なのだと思いました。
ベッドで読書をするのが大好きだった若い頃とちがって、今では老眼だ、乱視だ、疲れたと言って、すぐに眠ってしまいます。
以前は必要だったものが、年齢とともに不要になってくるものもあるんですね。
子どもが3人いたころとちがって、明らかに生活様式は変わってきているのに、昔と同じような部屋づくりでは明らかに日常生活に支障が出てきます。
退職したらほぼ丸1日を過ごす自分の家なのですから、快適な空間を目指して、まだ動ける50代のうちに片付け作業はとても大事だと、あらためて思いました。
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