劇団四季ソング&ダンス65はミュージカルの重箱や 心震えたベスト3曲

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どうせ秋田の地方公演だもの。
劇団四季の主力メンバーは四季劇場での公演で大忙しだろうし・・・なんて、実はさほど期待していなかったのですよ。
いえいえ、大好きな劇団四季だからもちろんワクワク感もドキドキ感もMAXではありましたが、もしも期待を裏切られたらどうしよう・・・なんて田舎者の卑屈精神が顔を出しては、それを否定したり。

だけどそんな心配はまーったく無用でした。
劇団四季ソング&ダンス65がすばらしすぎて、帰りの車の中で「よかったねー」と何百回連呼したことでしょう。

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劇団四季観劇歴

ソング&ダンス65は、昨年東京自由劇場で行われていた公演で、「一曲一曲にみなぎる熱いドラマを全国へ」というコンセプトの元に、今年4月から全国公演がスタートしました。

このソング&ダンスシリーズは、前回5年前に劇団創立60周年を記念して第6作の「ソング&ダンス60感謝の花束」が全国ツアーで公演されており、秋田にもきていたんですよね。
この時私は、劇団四季のファンになりたての新参者で、まだ美女と野獣しか観たことがなかったものですから、ソング&ダンスと聞いてもいまいちピンときていませんでした。

劇団四季の数あるミュージカルの中から、リクエストの高いナンバーで構成されたというソング&ダンス。
ということは、いろんな曲をいろんな人が歌って踊る歌謡ショーみたいな感じ?
劇団四季のミュージカルナンバーなんてほとんど知らないから、観てもよくわからないよなぁ。
だいたい私は、ミュージカルとして完成された舞台が観たいのであって、ぶつ切りにしたいろんなミュージカルナンバーを聴いたところで、感動するものだろうか。
ということで、当時は興味もなく、観にいこうという気持ちすらなかったのです。

あれから5年。
美女と野獣、ライオンキング、リトルマーメイド、ウィキッド、マンマ・ミーア、アラジン、クレイジーフォー・ユー、ノートルダムの鐘。
美女と野獣は5回も観たし、アラジンは6回も観に行くというハマり様で、劇団四季ミュージカルは通算19回の観劇となりました。

劇団四季が創立されたのは1953年ですから、私がまだ生まれる前。
だから私の劇団四季ファン歴はまだまだひよっ子なのですが、19回も観てればそれなりにミュージカルナンバーもわかってきたわけで、だからソング&ダンス65のミュージックナンバーが発表されたのを見たら、聴きたくてしかたがなかった。

そして20回目の観劇が、ソング&ダンス65秋田公演となったわけです。

自分の記録として、今までの観劇歴を並べてみたら、よくもまぁこんなに観に行ったものだと、自分でも驚きました。
ハマるって怖い・・・。

開演前で手が震えてピンボケ写真でごめんなさい

 

劇団四季ソング&ダンス秋田公演キャスト

5月3日、秋田公演の日は曇り時々雨。
しかも気温も低く、5月とは思えないほど寒い。
アグラバーで暮らすジーニーは、秋田に着いた時「秋田、寒っ!」って思っただろうなぁ・・・なんてことを考えました。
だってアラジンのジーニーとして3回もお目にかかった瀧山さんがキャストとしてやってきてるのだから、テンション上がります。
シンバの島村さんも、アラジンの笠松さんも、オマールの斎藤さんも、アリエル&ソフィーの谷原さんも、秋田に来てくれるなんて!
いつも東京の四季劇場でしかお目にかかったことのなかった方々なので、週間キャストが発表されたときには興奮して眠れませんでした、ほんとに。

ソング&ダンス65感想 心震えたベスト3

初めてのソング&ダンスです。
劇団四季のミュージカルの歴史とともに、これまでのナンバーを歌って踊るのだから、「歌謡ショーみたいなもの」と一瞬でも思ったことを、大いに後悔しました。

ソング&ダンス65 ミュージックナンバー

<1幕>

1.サムホエア(ウェストサイド物語)
2.ヴァリエーション23(ソング・アンド・ダンス)
3.精たちの登場(青い鳥)
4.愛した日々に悔いはない(コーラスライン)
5.グリーン・ゲイブルズのアン(赤毛のアン)
6.彼はお前のなかに生きている(ライオンキング)
7.何かがやってくる(ウェストサイド物語)
8.アメリカ(ウェストサイド物語)
9.パリのアメリカ人(パリのアメリカ人)
10.パリ野郎
11.口笛バレエ(壁抜け男)
12.イザベルのソロ(壁抜け男)
13.恋するデュティユル(壁抜け男)
14.ラブ・チェンジズ・エブリシング(アスペクツ オブ ラブ)
15.自由を求めて(ウィキッド)
16.フラメンコ
17.オーヴァーチュア(アンデルセン)
18.僕はハンス・クリスチャン・アンデルセン(アンデルセン)
19.みにくいアヒルの子(アンデルセン)
20.海の上の世界(リトルマーメイド)
21.深海の秘密(リトルマーメイド)
22.パート・オブ・ユア・ワールド(リプライズ)(リトルマーメイド)
23.クレイジー・フォー・ユーメドレー(I Got Rhythm, Girls Enter Nevada, I Can’t Be Bothered Now, What Causes That?, Naughty Baby, Stiff Upper Lip)

<2幕>

24.星に願いを(ピノキオ)
25.理想の相棒―フレンド ライク ミー(アラジン)
26.行こうよどこまでも(アラジン)
27.リフレクション(ムーラン)
28.誰にでも夢はある(塔の上のラプンツェル)
29.変わりものベル(美女と野獣)
30.オーリム(いつか)(ノートルダムの鐘)
31.陽ざしの中へ(ノートルダムの鐘)
32.いつか(ノートルダムの鐘)
33.レクイエム/こいつはサーカス(エビータ)
34.星降る今宵に(エビータ)
35.エビータとチェのワルツ(エビータ)
36.キャッツメドレー(ジェリクルソング、メモリー、マンゴジェリーとランペルティーザ~小泥棒、マキャヴィティ~犯罪王、ミストフェリーズ~マジック猫)
37.オペラ座の怪人(オペラ座の怪人)
38.サークル・オブ・ライフ(ライオンキング)

 

圧倒的な歌唱力とダイナミックで繊細なダンス。
一曲終わると間髪入れず次のナンバーに移るのですが、そのつなぎ方が憎いほどうまい。
別々のミュージカルのまったく世界観のちがう曲なのに、ずーっとエンドレス的に続く舞台は、ほら、昔ディスコで流れていたオムニバスのようではありませんか。
*ディスコを出すあたりが歳を感じさせてすみません。

しかも、私が知っているライオンキングやリトルマーメイドやアラジンや、それらの曲を歌う時は、おなじみの衣装でもおなじみの舞台セットでもないのに、その世界観がとってもよく伝わってくるのです。
これは、衣装や小道具などに頼らなくても、役者さんそのものの表現力に他ならないってことなんですよね。
心が震えるくらい歌旨い!そしてダンスの肉体美といったらもう!
人間が一生懸命やっている姿を見るのは、いつだって感動する。
やっぱり劇団四季はすばらしい。
オープニングから、ハラハラと涙がこぼれ、最後までハンカチが外せなかった私です。

そんな私が最も心が震えたナンバーを3つ選びました。

1.自由を求めて(ウィキッド):江畑晶慧さん

ウィキッド1幕最後で歌われるビッグナンバー。
ウィキッドは1度しか観たことがないのですが、この曲をきいたら、その時の記憶が呼び起こされ、ウィキッド観たくなりました。
エルファバの魂の叫びが心臓にビンビ伝わってきて、ハラハラと流れていた涙がこの時涙腺決壊。泣き過ぎて嗚咽が漏れるところでした。あぶない、あぶない。

2.理想の相棒(アラジン):瀧山久志さん

2幕最初に登場した瀧山さん。
客席に語りかける姿は、すでにジーニーにスイッチが入っていて、会場全体が一気にアラジンの世界へもっていかれましたね。
ミュージカルアラジンでは、きらびやかな舞台セットがありますが、そういうのは一切なし。
なのに、瀧山さんのトーク力&歌唱力、そして周囲のアンサンブル&ダンサーで宝の洞窟に見えるのだからすごい。
今回のキャストにプロのバトントワラーである河津さんという方がいたのですが、バトンパフォーマンスがすばらしかった。
島村さんや笠松さんもバトンをクルクルと回していたのは、きっとジーニーの魔法の力でしょうね。

3.陽ざしの中へ(ノートルダムの鐘):笠松哲郎さん

美女と野獣のベルが夕暮れの舞台奥へ帰っていき、日が暮れて辺りが暗くなると、どこからともなく聖歌隊の歌声が。
「やばっ」と思わず口に出してしまったのは、ノートルダムの鐘のカジモドが登場するとわかったから。
笠松さん演じるカジモドが、苦痛に顔をゆがめながら手と足と体を変化させていく様子は、「人間と怪物のちがいはどこにあるんだろう」というノートルダムの鐘のメッセージをよみがえらせ、この時2回目の涙腺決壊。
圧倒的声量とどこまでも伸びる声は、やっぱり聴いていて震えます。

笠松さんは、アラジンでしかお目にかかったことがないのですけど、怪物と呼ばれたカジモドへ変化していく姿はすばらしかったです。

 

あっという間のソング&ダンスの大トリは、いきなり客席に現れたラフィキ役の江畑さん。
もうアカンでしょ。最後にサークル・オブ・ライフをもってこられたら、涙が枯れるってば。
1幕1時間、20分の休憩をはさんで2幕1時間ぶっ通しで歌って踊って、最後は全力で「命」について歌で攻められたら、もう一緒に泣きながら踊りたくなってしまうではありませんか。

カーテンコールの歌は、島村さんがこれまた伸びやかな声で歌ってくれて、なんの歌だか知らないけれど、感動しまくり。
ああ、観にきてよかったソング&ダンス65。
劇団四季のミュージカルは、おいしさのギュッと詰まった松花堂弁当ですが、ソング&ダンスはそれらのお弁当を何重にも重ねたお祝いお花見重箱弁当のようだと、思いました。

車の中で、娘と何百回も「良かったねー」「良かったよー」と言いながら帰路につきました。
来月は、カジモドに会いにいきますっ。

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コメント

  1. 水仙 より:

    よかったですよねー。本当に夢のような時間でしたね。瀧山さんが来てくれるとは、、、、流石の盛り上げ方でしたね。江畑さん、ますます声につやが出てうっとりでした。私は今回は一人だったけれど、帰るときには両側の方や後ろの方々と喜びを分かち合いました。さて、オペラ座も争奪戦になりそうです。頑張って取るぞー。

    • そらはな より:

      水仙さんへ♪
      やはり観ていましたかー\(^o^)/
      瀧山さん、よかったですよねー。やっぱりジーニーはまり役です。
      寒い日だったけれど、心は熱く熱く燃えました(#^^#)
      オペラ座の怪人も行きたいけれど、どうしていつも秋から冬にかけての仙台公演なんでしょうねぇ。
      前回の美女と野獣もそうだったし。
      錦秋湖の峠超えが、雪がふると嫌なんですよねぇ・・・(-_-;)

  2. マギー より:

    お久しぶりです!
    ソンダン、わたしも四列目で観てました。
    素晴らしかったですね〜〜(≧∀≦)
    仙台のオペラ座、行きたいなあ!
    チケットとらなきゃですね

    • そらはな より:

      マギーさんへ♪
      おおおっ\(^o^)/マギーさんも観に行かれたんですね。
      四列目とは、役者さんたちの汗が飛んできたのでは・・・?
      オペラ座もがんばってチケット取りまーす\(^o^)/

  3. とも より:

    こんばんは。
    ミュージカルの生の迫力はすごいですよね。

    と、言ってもミュージカルの観劇は20代に見て以来、行ったことがないんですよ。
    確かキャッツだったかな?久野綾希子さんが主役の猫でした。
    生まれが宝塚の近くだったので、子供の頃から何度も観劇に行きました。夢の世界でしたね!
    結婚してからは、ほとんど観劇はしてません。
    昨夏、久しぶりにK-popのコンサートに行きました。おばさん、着いていけるかしら?と不安を抱えながらでしたが、私より年上のおばさんがたくさん来られていて、みんなノリノリで。私も頑張りました。やっぱり生はいい!

    お母様のヘルパーさんのことで、言い忘れてました。うちのヘルパーさんは、連絡帳の他に作業した内容の伝票を発行されました。その時、確か認印を押した記憶があります。その日に行った作業の確認だと思います。義父ではよくわからないと思ったので、予め私が押印しておきました。
    業者によって違うかもしれませんが、お母様がスムーズにサービスが受けられるといいですね。

    • そらはな より:

      ともさんへ♪
      キャッツ、専用劇場がまもなくできますよー。
      観にいきませんかー?
      ご実家、宝塚の近くだなんて、うらやましい!
      小さい頃から観劇できる環境は、本当に恵まれてますよね。
      で、K-popのどなたのコンサート?(#^^#)
      介護情報ありがとうございます。
      ヘルパーさんも、時間単位で動いていますもんね。作業内容に家族が同意しているかというのも必要なんですね。
      うちは、今週ヘルパーさんとの打ち合わせがあるので、そこで相談してから、いよいよ母へヘルパーさんに来ていただきます。
      どうなるかちょっと不安もありますが、見守っていきたいと思っています。

      • とも より:

        K-popは、今の名前はhighlight。昔はBEASTっていう名前のグループです。
        その中のメンバーがドラマに出て、それからファンになりました。アルバムなんかをレンタルしちゃったり
        曲を聴くと、ちょっと昭和な香りがして、おばさんの心に染みちゃいました。
        わたしが韓国ドラマにはまり、K-popにはまる理由。それはトキメキですね。
        実生活を忘れて、違う世界で生きてます。

        • そらはな より:

          ともさんへ♪
          highlightにBEAST?( ..)φメモメモ
          うーん、まったく存じ上げません。
          韓流ドラマは冬ソナで時が止まっているので、今どきのものはまったくわからなくなってしまいました。
          でも、実生活を忘れて違う世界で生きるっていうのは、大いに共感できます\(^o^)/

  4. もも より:

    劇団四季、観に行かれましたか。
    行きたいとこに、行くベキデスネ。
    宝塚、私もね先週歌劇付近通って
    ましたよ。
    楽しいことは、元気が出ますね。
    ヘルパーさん、優しい気のあう人だと
    いいですね。

    • そらはな より:

      ももさんへ♪
      そうですねー。
      自分がやりたいこと、行きたいところにどんどん行けたらどんなにいいでしょう。
      日々、いろんなことと折り合いつけながら、楽しく生きていきたいものです。
      母のヘルパーさんも、相性が良い人だといいなぁ。

  5. ジュピター より:

    そらはなさん、こんにちは。
    劇団四季、若い頃に何度か観に行ったことがあります。
    (オペラ座、クレイジーフォーユー(加藤さん・保坂さん)、マンマミーア)
    周囲にミュージカル好きな友人がいないので、一人も寂しいと思い15年ほど遠ざかっていますが、そらはなさんのブログで、四季観たい熱が高まってきました!
    秋に地元で、ソング&ダンス65の公演があるんですよね~。
    地方で、ワクワク・ドキドキを感じられるんだったら、行こうかな~
    迷ってます(*_*;

    • そらはな より:

      ジュピターさんへ♪
      なんと!ジュピターさんも劇団四季をご覧になったことがあるんですね。
      わぁー。なんだかうれしいなぁ。
      ソング&ダンスは、知らない曲もありましたが、みんな歌がうますぎて聞き惚れます。
      ミュージカルでは見ることができない役者さんたちの表情も観れて、とっても得した気分でしたよ。
      地方公演でも全力でやってくれる劇団四季が大好きです\(^o^)/