次男が大学を卒業し、残る教育費は大学生の娘の分。
まだまだ子どもにお金はかかりますが、我が家の教育費のピークはようやく過ぎました。
だからといって、気を緩めたりはいたしません。
人生最後の貯め時は、50代後半のわずか数年ですから、今後も無駄を省いた暮らしを続け、老後の年金生活のイメージトレーニングをしていきます。
我が家の教育費のピーク時
我が家の教育費のピークは、長男が大学4年生、次男が大学1年生、娘が高校1年生の時でした。
今から4年前のことになります。
長男の、家賃と生活費を含めた仕送り額は月10万円。
次男への仕送りは、月94,000円。
そして、高校生の娘にかかる費用は、部活や塾やその他諸々で月45,000円かかっていました。
大学生2人には、毎月の仕送りで足りない分は、バイトでなんとかしなさいと話していたので、毎月一定額を淡々と振り込むだけ。
年に2回の大学授業料も、学資保険として貯めていたお金から支払っていたので、お金はジャンジャン飛んでいきましたが、割り切ったお金の出し方ができていました。
しかし、高校生の娘にかかる不意の出費というのは、私にとってとてもストレスでした。
例えば、今月は模試が多いので、いつもよりも1万円多く学校へ払わなければならないとか、修学旅行に持たせるおこづかいは3万円とか、部活の大会にかかる費用とか、とにかくいつもの出費に比べてイレギュラーな支出がとても嫌なんです。
そこで、年間かかる費用をざっくりと出し、それを12か月で割って、一定額を毎月袋分けで積み立てるという方法をとっていました。
その積立額が、毎月45,000円だったのです。
我が家の教育費のピーク時だったこの年は、3人の子どもにかかる毎月の支出は、約24万円。
夫と私の毎月のお給料だけでは足りず、貯蓄をちょっと崩したこともありましたが、子どもが生まれた時から貯めてきた学資保険のおかげで、どうにか1年を乗り越えることができたと思います。
ちなみに、我が家の3人の子どもたちへは、1人300万円の学資保険を貯めました。
貯め時は3回ある
結婚して家庭を築いてからの、お金の貯め時は3回あるといわれます。
それは、子どもが生まれる前の夫婦2人で働いている時。
そして、子どもが高校生になる前の義務教育の間の期間。
最後は、子どもが独立し、夫婦ともに定年を迎えるまでの期間。
最初から、この貯め時を意識していればもっとお金を貯められたかもしれませんが、私の場合、子どもが生まれるまでの間は、まったく何も考えていませんでした。
ただ、今になって唯一よかったと思ったことは、結婚した時から我が家の財布はひとつにした一元管理方法だったということ。
夫婦2人の収入を合算し、一つの財布で私が家計管理をしていました。
出所が一か所なので、効率的に収支の把握ができ、貯蓄の目標も立てやすかったと思っています。
とはいうものの、長男が高校生の頃までは、家計簿はザックリ管理で使途不明金もザラにありました。
だから、長男が大学生になってお金がジャンジャン飛んで行くようになった時に、初めて節約魂に火が付きました。(←遅い)
50代は最後の貯め時
次男が、この春から新社会人となります。
大学2年生となる娘の教育費は、まだかかりますが、それでも子ども2人が独立するので、家計管理はずいぶん楽になると思います。
娘はリケジョ。
あと3年で大学を卒業し社会へ出るのか、はたまた大学院へ行きたいと言うのかはわかりませんが、次男の仕送りが無くなる分だけ、お金は貯めていきたいと思っています。
しかし50代という最後の貯め時は定年まであと数年で、その期間はあまりにも短い。
生活レベルを、徐々にサイズダウンしていきながら、少しでも無駄を省き貯蓄に回していきたいと思っています。
ただし、なんでもかんでも切り詰めて貯めるだけでは、人生あまりにもつまらない。
物質的な豊かさよりも、経験的な豊かさに比重を置いたお金の使い方も、今後は必要です。
株や投資で得たお金を、心豊かになれるものに投資していくのが、私のこれからの目標です。
その前に。
気力、体力、健康な体を維持するというのが、一番の財産になるのでしょうね。
コメント
そらはなさんは今お住いの住居の支払いはどのようにされたのですか?
ちくわさんへ♪
住居の支払いは、キャッシュで支払ったんですよ(*’ω’*)
といっても、キッチンとリビングダイニングに寝室とお風呂とトイレのみ、実家につけたしで建て増ししたので、普通に家を建てるよりもはるかに安くすみました。(土地代はかかっていませんし)
子ども部屋も、実家の元私の部屋と元姉の部屋を使いました。
夫が以前勤めていた会社の社宅費は数千円程度だったので、ものすごーくボロい社宅でしたが、家賃の分だけお金を貯めることができたと思います。
子どもが小さいうちは、私も仕事を続けているのが大変でしたが、それでも働いてきてよかったな・・・と、今になってつくづく思っています。