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【社会人の引っ越し準備】親としてできるサポートと見守る大切さ

※この記事は、6年前にアップしたものを加筆修正したものです。

 

次男の引っ越しまで、いよいよ1週間を切りました。
大学生活を送った街を離れ、新社会人として新たな土地でスタートを切る次男。

引っ越し業者は会社指定、新居も会社が用意した物件なので、その点は安心ですが、引っ越しが目前に迫ると何かと慌ただしくなります。

今回は、長男のときの経験も振り返りながら、次男の引っ越し準備について記録しておこうと思います。

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長男の引っ越し経験談|バタバタの物件探し

長男は首都圏の大学を卒業し、新社会人としての最初の勤務地は仙台でした。

私も長男も「関東勤務だろう」と思い込んでいたので、3月中旬を過ぎた頃に「仙台勤務」と内示が出て大慌て。

しかも、会社の家賃補助はあるものの、物件探しは自力でやらなければならず、毎日ネットで検索しまくりました。

長男は卒業式前で忙しく、物件探しに対してのんびり構えていたため、焦ったのは私のほう。

年度末の引っ越しシーズンに、希望に合う物件を見つけるのは至難の業です。

そこで、物件探しは私、引っ越し作業は長男と分担することに。
水道・電気・ガス・NHKの手続き、引っ越し業者とのやり取り、荷造りはすべて長男が担当。

きっと大学の友人たちが手伝ってくれたのでしょう。

なんとか物件が決まり、契約のために私も仙台へ。

長男も卒業式を終えて仙台入りし、一緒に不動産屋でサインをしました。
ついでに転入届も提出。

しかし、引っ越し業者の繁忙期でスケジュールがとてもタイトてした。

1.  旧アパートから荷物を搬出

2. 2日間倉庫で荷物を保管

3. 3日目に仙台の新居へ搬入

4. その間、長男は友人宅に宿泊

5. ようやく荷物が搬入されたのが3月31日。

6. 翌4月1日には東京本社で入社式、その後2週間の研修があったため、長男が新居で落ち着いたのは4月中旬。

こうして、バタバタながらも無事に引っ越し完了。
この経験があったので、次男には早め早めの準備を促すことにしました。

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次男の引っ越し準備|早めの行動がカギ

長男のときの反省を踏まえ、今回は次男に「早めに準備を進めるように」と発破をかけ続けました。

新居の詳細は上司からの連絡待ちだったものの、まずは引っ越し業者に仮予約を入れるよう指示。
旧住所と新しい街の名前だけでも伝え、日程を押さえておくことが大事です。

次男の引っ越しには私は手伝いに行けないため、すべて自分で進める必要があります。
そこで、事前にやるべきことを細かく伝えました。

✔  大家さんへ退去日の連絡
✔ 水道・電気・ガス・NHKなどの手続き

今は水道・電気・ガスの引っ越し手続きがネットでできるので、本当に便利です。

NHKの契約変更は意外と盲点

学生から社会人になると、NHKの契約も変わります。
次男には「いったん契約を解除して、新規契約が必要」と伝えたところ、なんともう住所変更をネットで完了していたとのこと。

「珍しく素早い行動だな」と感心しつつ、改めてNHKに電話で契約のやり直し(自分が契約者になる)をするようアドバイスしました。

契約書の保管は大事!お客様番号をめぐる攻防

引っ越し準備中、次男から何度もLINEがきました。

「電気のお客様番号わかる?」
「水道のお客様番号ってどこにある?」

…毎月届く領収書に記載されているのに、次男がそんなものを大事に保管しているわけがないのは、もちろん承知。
幸い、大学入学時に私が契約書を保管していたので、すぐに番号を送信することができました。

固定電話で手続きをしていた時代は、名前と住所を伝えれば業者側で調べてくれたのですが、ネット手続きではお客様番号の入力が必須です。

契約書の保管の大切さを痛感しました。

子どもが自立する時、親はどう関わるべきか

次男は昔から何かと心配の種でしたが、いつの間にか自分で手続きを進めるようになっていました。
「これが当たり前」とはいえ、親としてはつい口を出したくなります。

けれど、自分でやったからこそ得られる経験がある。
親が先回りしてやってしまうと、そのチャンスを奪ってしまうことになります。

さりげなくアドバイスするくらいが理想ですが、ついつい誘導してしまうのが親心。

でも、子どもは自分のペースで成長し、前へ進んでいくものです。
親はその道を塞ぐのではなく、後ろからそっと見守るくらいがちょうどいいのかもしれません。

おまけ|次男の住所問題

車のディーラーに住所変更の連絡をするため(親名義だったため)、次男にLINEで新住所を聞きました。
すると、返ってきたのがこのメッセージ。

「〇〇市▲丁目1-1」

おいおい、町名はどこいった!?
いきなり「市」から「番地」って、どれだけ小さな市なんだよ!

まだまだツッコミどころ満載の次男ですが、引っ越しを終えたら一度様子を見に行きたいと思っている母なのでした。

 

まとめ|社会人の引っ越し準備で気をつけるポイント

✅ 引っ越し業者の予約は早めに!
特に引っ越しシーズン(3月・4月)は予約が埋まりやすいので、早めの手配が重要。

✅ 新居が決まらなくても仮予約を!
旧住所と新生活を送る地域名だけでも伝えて、引っ越し日の確保をしておく。

✅ 水道・電気・ガス・NHKの手続きはネットでOK
ネットなら24時間手続き可能。電話よりスムーズなので活用する。

✅ お客様番号や契約書は事前にチェック!
引っ越し手続きには「お客様番号」が必須になることも。契約書は大切に保管を。

✅ 親は口を出しすぎず、見守ることが大事
つい心配になって手を出したくなるが、本人の経験になるのでサポート程度に。

✅ 社会人になったら親の出番はさらに減る
社会に出たら、親ができることは限られる。あとは子どもを信じるのみ!

【追記】

そして、それから6年後の現在。

長男・次男ともに、その後転職と引っ越しをしましたが、私への報告はすべて「事後報告」でした。

最初の引っ越しではあれこれ手を貸したものの、今やすっかり自立し、私の出番はまったくありません。

少し寂しい気もしますが、これが当たり前のことなんですよね。

 

 

 

 

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