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【赤神神社】なまはげ伝説の石段を登って五社堂を訪ねる

秋田県男鹿市にある赤神神社あかがみじんじゃには、なまはげの起源とされる伝説があります。
想像上のお話なのかもしれませんが、そんな神話が伝えられる神社が現存しているのは、非常に歴史的価値の高い神社でもあると言えます。

同じ県内にありながら、いつでも行けると思って一度も訪ねたことのなかった赤神神社五社堂。
そこへようやく行ってきました。

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なまはげがつくった石段伝説

「泣ぐ子はいねがーっ!」
と、恫喝する(←ちがいます)なまはげが作った石段があるですとっ?

その昔、中国の漢の時代。

武帝は不老不死の薬草を求め、5匹のコウモリを従え男鹿にやってきたそうな。なぜに日本?しかも秋田の男鹿?

広大な国土を誇る中国のほうが、よっぽどいろんな草wwが生えてそうだけど?と言うツッコみは置いといて、このコウモリ5匹が鬼に変身して悪事を働いたのがいけませんでした。

男鹿の里村におりてきては、作物や家畜を荒らし、挙句の果てに村の娘たちまでさらい、暴れまわるものだから、さあ大変!村人たちは武帝と駆け引きをします。

「毎年一人ずつ娘を差し出します」
「その代わり、一番鶏が鳴く前の一晩で、鬼たちに山頂の五社堂まで1,000段の石段を築き上げさせてくれ」
「もしできなかったら、二度と鬼たちを里山に降ろさないでほしい」と。

一晩で1,000段は絶対に無理だろうと踏んだ村人たちでしたが、鬼たちはすごい勢いで石段を積み上げていきます。
あわてた村人たちは、アマノジャクに「コケコッコー」と一番鶏の鳴き声のマネをさせました。

驚いた鬼たちは怒って、そばに生えていた千年杉を引き抜いて、逆さまに大地に突き刺して山へ帰っていったそうな。

鬼たちが積んだ石段は999段でした。

こんな神話が伝わる神社が、秋田県男鹿市にある赤神神社です。
そして、鬼たちが積み上げたとされる999段の石段を登った先に、神々しい五社堂が現れます。

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五社堂までのアクセス

999段の石段の起点とされる場所から五社堂へ行くには、門前駐車場へ車を停め、徒歩で30分はかかりますが、悪路ゆえ辞退。

その先の五社堂駐車場へ車を停めて、そこから石段を登ったので、実際には999段ではありません。
ならば、いったい何段の石段を登るか数えてみようー!と思ったのは、最初の数歩だけでありました。

だって、この石段の積み方が、まぁー雑ったらありゃしない!!

 

▲五社堂入り口 ここからスタート

駐車場に隣接した五社堂入り口。
ここには、竹で作られた杖まで用意されていますから、足腰に自信のない方は、ぜひとも杖の活用を。

 

▲最初の鳥居

私は、過去に羽黒山神社の2446段の石段を歩いて登った経験がありますから、杖なんて不要です。(←言ったな)

出羽三山・羽黒山神社の五重塔と表参道2446段の石段を制する
山形県にある羽黒山・月山・湯殿山は、出羽三山と呼ばれます。 西の伊勢神宮に詣でることを「西の伊勢参り」、東の出羽三山に...

 

▲最初の石段

鳥居をくぐってすぐの石段は、まぁまぁ雑ながらも、階段の幅も広いし、歩きやすい。
鬼たちもがんばったよね。

 

▲次第にでこぼこになる石段

しかし、まもなく石段はでこぼこと乱雑になります。
鬼のやっつけ仕事って感じでしょうか。

 

▲森林浴には快適

それでも、周囲の木立に囲まれた空間は、とても心地よい。
この日の最高気温は26℃。
先週までの猛暑とは打って変わって、涼しいくらい。

 

とかなんとか調子こいていたら、次第にひどい道になりました。
石段なんてものじゃなく、これはもうロッククライミング的な。

どの石に足を乗せたら安定するのか考えながら、足を運ばないとコケそうになります。

 

石段の横には、木の根っこが張りだした地面があるので、そちらを歩いたほうが、まだ歩きやすい。

 

そうして10分ほど歩いたところで、ようやく第二の鳥居。
この鳥居をくぐると、あとはぐっと道のりが楽になります。

 

御手洗の池なんてものがあったけれど、水は干上がっていました。

 

姿見の井戸もありましたが、この井戸の水に姿が写らなければ、命が長くないとかなんとか書かれているのを見たら、もう覗けませんって、井戸の中を。

御手洗の池が干上がっているくらいだから、ぜったい井戸の中にも水がない・・・っていうオチなんじゃないかしら?(←考えすぎ?)

なーんて小アトラクションを楽しむと、すぐ先には五社堂が!!!

 

石段をゆっくり休み休み登って、五社堂にたどりつくまで、15分はかかりました。

 

 

わぁー!これが鬼たちが腹いせに逆さに突き刺した「逆さ杉」なのねー!
と、しばし見入っていたけれど、実は逆さ杉ではありませぬ。

 

伝説の逆さ杉は、この無人社務所の中におさめられておりました。
また、社務所には男鹿のなまはげのモデルとなっている5匹の鬼たちの名前も紹介されていました。

眉間みけん(父)
逆頬さかつら(母)
眼光鬼がんこうき
首人鬼おびとき(子)
押領鬼おうりょうき

おもしろいですよね。
嘘か真か、そんなこと今となっては誰にもわかりませんが、こうやって語り継がれているってことは、なにかしらとある出来事があったからではないでしょうか。

 

五社堂を参拝する頃には、滝のような汗が噴き出してきて、それでも風がとても気持ちよくて、達成感と爽快感に包まれたなんとも言えない高揚感!

 

五社堂には、ベンチもいくつか設置されているので、ゆっくり休憩しながら感慨にふけることもできます。


来てよかった五社堂!

雑な石段の積み上げ方も、逆にこれだから風情があるというもの。
なまはげの粋な計らいに感謝・・・かな。

 

今年のお盆休みは、夫と五社堂に出かけたのみ!
でものんびりゆっくり過ごすことができました。

あ!
御朱印をいただいてくるのを忘れてしまいました!
また機会があれば行きたいと思います。

 

コメント

  1. ゆきこ より:

    先日友人から、男鹿の石焼き鍋の動画が送られてきたところでした!
    県民割でお安く泊まれたみたいです。
    幼稚園児の息子君は、石が入ってて汚い!と言って食べなかったとか(笑)
    なまはげが世界遺産になって、頑張っているみたいですね。天晴れ!

    • そらはな より:

      ゆきこさんへ♪
      男鹿の石焼き鍋、大好きです~!
      といっても、遠い昔に食べたきりですが(^^;)
      子ども目線だと、石が入っていて汚い・・・になるのかぁ。
      今は衛生教育も徹底してますから、しかたがないことなのかもしれませんね。
      そうだ、そうだ♪なまはげ、世界遺産になったんですもんね。
      もっともっとがんばってほしい~!