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いつも食べているお米と普段使っている炊飯器でご飯を格段においしく炊く方法

おいしい白米を食べるには、性能の良い高額な炊飯器で炊いたり、高いブランド米を買えばよいのかもしれません。
しかし、ふだん食べているお米でも、少しの手間と工夫でびっくりするほどおいしいご飯を炊くことができます。

テレビで紹介されていた技をマネしてやってみたので、ご紹介します。

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我が家のお米事情

我が家ではふだんスーパーでお米を買っています。
昔は、知り合いの農家の方から玄米を買って、その都度精米して食べていたこともありましたが、夫婦2人暮らしになってからは、そんなにお米を消費することもなくなったので、スーパーで5kgほどのお米を買えば十分な量です。

スーパーで買うお米は、あきたこまち。
5kgで1,700~1800円ほど。

1度に4~5合炊いて、茶碗1杯分ずつラップにくるんで冷凍保存しています。
私も夫も、その日によって白米は食べたり食べなかったりなので、各自好きな時にレンジで温めて食べています。

そんなお米に特に不満はありません。
しかし、テレビで「ご飯が激変する炊き方」というのを見て、そんなに変わるものならやってみたくなりました。

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ご飯が激変する美味しい炊き方

ふだん食べているお米が激変するほどおいしくなる炊き方のポイントは3つです。

1.お米のとぎ方

▪最初にお米に水を入れて軽くかき混ぜたら、すぐにその水を捨てること。
(*米がぬかを吸って臭くなってしまうため)

▪お米をボウルなどに移し、ボールを握っては放すというイメージでお米を研ぐ。
これを30回ほど繰り返す。
(ザルで研ぐとお米が割れてしまうため、あくまでも優しく研ぐ)

▪水を入れて軽くかき混ぜ、ザルに入れて水を捨てる。
このすすぎを3回ほどやる。

以上がおいしいお米の研ぎ方です。

昔と違って、精米技術が発達した今は、お米をガシガシと研ぐ必要がなくなりました。
お米の表面に残っている「肌ぬか」や「ゴミ」を洗い流すというのが目的なので、子どもの頃学校で習ったお米の研ぎ方では、お米が割れてしまうんですね。

また、最初に入れた水がお米に浸透しやすいため、もしもおいしい水を使うのであれば、お米を炊くための水に使うよりも、最初にお米を洗う時に使ったほうが良いとのこと。

私は、最初から最後まで水道水を使っていますけどね。

 

2.お米の吸水タイム

お米をおいしく炊くもうひとつのポイントが吸水タイムです。

▪ボウルに入れたお米が浸るほどの水を入れ、ラップをして冷蔵庫に入れる。

温度が低い場所のほうが、お米の中に水がゆっくりと浸透し、内部までよく行き渡るそうです。
冷蔵庫で冷やす時間は6時間以上とのこと。

ラップをして冷蔵庫で寝かせるというのは、ちょっとびっくりでした。
研いだお米をザルに上げてそのまま室内で放置するのは、お米が乾燥して割れてしまう可能性もあるのでよろしくないとのこと。(←コレ、やっていた)

お米にお水をゆっくりじわじわ時間をかけて浸水させることが大事なのですね。

 

3.炊飯器は早炊きモード

冷蔵庫で寝かせたお米をザルにあけ水気を切ったら、炊飯窯に移して米の目盛り分まで水を入れます。
そして「早炊きモード」でスイッチオンです。

しっかり水を吸ったお米は、一気に短時間で炊き上げたほうが、シャキッとおいしく仕上がるのだとか。
これもちょっと意外でした。

いつものお米が激変のおいしさ

こうやって炊きあがったお米がコレです↓。

まぁ、炊き立てはだいたいこんな感じでツヤツヤしているので、違いはよくわかりません。

しかーし。
食べてみてびっくり!

お米、一粒一粒が独立しているのに、それぞれがやわらかくもっちりしている!
そして、いつも食べているお米よりも甘みが感じられる!

こんなにも違うものかと驚きました。

私はお米は固めの炊きあがりが好きで、いつも水加減は少なめにするのですが、そうすると固さは丁度よくてもパサパサする感じがあります。

対する夫は柔らかめが好きで、夫が炊くご飯はとても柔らかいのですが、お米同士がくっつきあってネチャネチャした仕上がりなんですよね。

しかし、お米の研ぎ方と冷蔵庫で寝かせて規定通りの水で炊き上げたお米は、1粒がふんわりやわらかいのにネチャネチャする感じはないのです。
ふわっとしているのにほどよい弾力もあるので、これなら私も夫も大満足の出来上がりです。

いつも使っているお米と、いつも使っている炊飯器なのに、こんなにもおいしいご飯が炊きあがるんですね。

高いお米や炊飯器を買わなくても、少しの工夫と手間でおいしいご飯になる。
これって究極の節約法ですよね。

 

炊いたご飯は、熱いまますぐにラップに小分けします。
そうすると旨味が逃げません。

粗熱が取れたら冷凍保存します。
レンジで温めれば、おいしいご飯がいつでもいただけます。

それにしても、子どもの頃に教わった方法は、今の時代には合わないことも多々あり、自分の頭の中も定期的にアップデートが必要ですね。

 

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