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今年の自家製イチジクジャムは格別だ

庭のイチジクの木からイチジクの実をもぎ取ってきました。
一部は鳥に食べられていましたが、無事に大きないちじくを3個取ることができました。

これを使っていちじくのジャムを作ります。

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イチジクジャムの作り方

イチジクジャムの作りたは簡単です。
皮をむいたいちじくの量に対して、お砂糖は半分よりやや少なめ。

今回は大きなイチジクだったのて、3個でも500gもありました。
なのでお砂糖は200gくらい。
それにレモン果汁大さじ2杯くらい。
私はポッカレモンを使ってます。

あとは鍋に全部入れて煮詰めるだけ。

 

途中アクが出たらすくって捨てて、好みのかたさになったら出来上がりです。

私はシナモンが好きなので、最後にシナモンを入れます。

 

熱湯で消毒した瓶に入れると、きれいなジャムの色にうっとり。

自家製イチジクジャムは本当においしい。

パンやヨーグルトやアイスクリームにかけて食べるとおいしいです。

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イチジクジャムが格別なワケ

今年のイチジクジャムは、格別です。
なんてったって、庭のイチジクの木からもぎ取ってきたイチジクですから、これぞ本当の自家製イチジクジャムなのです。

実家にあるイチジクの木は、私が子どもの頃からあったもので、母の作るイチジクの甘露煮は、我が家の定番でした。

しかし、そのイチジクの木は4年前に枯れてしまいました。
それは父が亡くなった翌年のことでした。

ロクに手入れもせず、目もかけなかった私のせいだと、当時は大変ショックを受けましたが、イチジクの木も老木ゆえ、これも時の流れで致し方ないとも思いました。

イチジクの木も、父がこの世を去ったことを知っていたのかな、なんてことも思いました。

ところが1年後、朽ち果てた幹の株元からムクムクと、ひこばえが出てきたのです。

そのひこばえは、いつの間にか私の背丈を越え、2年経った今年、ついに実を付けるまでになりました。

ひこばえは、孫生えと書きます。
太い幹に対して、その根本から生える勢いのある若い芽。

人間も樹木も、命は親から子へ、子から孫へと続いていく…まさにサークル・オブ・ライフだ、と思ったら、なんだかじんわりきたのでした。

形あるものはいつかなくなるけれど、思い出は永遠に残ります。
だから、まだまだいろんなことを見たり聞いたり、いろんなことをやってみたい。

だから私は庭のイチジクでジャムを作る。
今年のイチジクジャムは、格別なのです。

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