スポンサーリンク

ニトリのすべりにくいアーチ型ハンガーに洗濯物を干してはいけないの?

クローゼットの衣類の収納に、ニトリのアーチ型ハンガーを使っています。
衣類は畳んでしまうよりも、ハンガーにかけたままクローゼットに入れることが多いので、滑らない、型崩れしない、幅を取らないハンガーは、スッキリ収納ができて気に入っています。

しかし、洗濯物を干すのには向かないとのこと。
どうしてなのか、自分なりに調べてみました。

スポンサーリンク

衣類はハンガーにかけて収納

Tシャツでもセーターでも、畳んでしまうことは極力やめました。
畳む時間と労力が惜しいというのが一番の理由ですが、畳みシワが出来てもアイロンがけはしたくないからです。

また、畳んで収納ケースなどに入れると、取り出すときにわかりにくいうえ、次第にゴチャゴチャしてきます。
ならば、最初からハンガーにかけて収納すれば、一目瞭然でわかりやすいし、畳みシワもできないじゃん!?
というわけで、衣類はクローゼットでハンガー収納しています。

DSC03571▲クリーニング店でもらったハンガーを使っていました

しかし、Tシャツやセーターなどハンガーにかけていると、肩のところにハンガー跡が付いてしまいます。
また、テロテロ素材のブラウス(←今はとろみシャツと言うのか?)や、前開きのカーディガンなどは、ハンガーから滑り落ちることが多く、そういうのがちょっとしたストレスにもなっていました。

スポンサーリンク

ニトリのすべりにくいアーチ型ハンガーの使い心地

ドイツ製の某ハンガーが元祖となったすべりにくいアーチ型のハンガー。
クローゼットの中のハンガーをすべて統一したら、スッキリするよなぁ…と思っていましたが、お値段が高いのがちょっとネックでした。

今でこそ、だいぶ安くなりましたけどね。

私が買ったのは、ニトリのすべりにくいアーチ型ハンガー。
店舗で見て、そのまま買えるというお手軽さと、1本約100円というお手頃さで、購入しました。

3本セットで税込304円也。

 

洋服をかける部分のハンガーは、太さ1.1cmほどで自立するほど。
ハンガーの幅は42cm、高さは20.5cmあります。

ポリ塩化ビニル素材なので、触った感じはちょっとペタペタしますが、これがハンガー跡が付かない、洋服がすべらないといった秘密なのでしょう。

 

薄手の前開きのカーディガンも、傾けても全然落ちません。

 

フック部分は固定されているので、回転しません。

 

しかし、クローゼット用ならば逆に固定されていたほうが、きれいに並んでいるので、私は好みです。
ハンガーを統一することで、クローゼット内がとてもスッキリしました。

もう、ハンガーにかけられるものはすべてハンガー収納です。

 

スカートも、以前はクリップ付きのハンガーを使っていましたが、今はアーチ型のハンガーにそのままかけています。
わざわざクリップで挟む手間も要らず、これまた便利。

さすがに、ジーパンやパンツなどは、畳んで収納ケースに入れていますが…。

洗濯物を干してはいけない理由

ところで、このニトリのすべらないアーチ型ハンガーの取り扱い注意点は、以下の通り。

【取り扱い上のご注意】
●衣類の収納用ハンガーですので、屋内でご使用ください。
●ぬれた物を掛けて使用しないでください。色移り、変色、カビ発生の原因となります。
●用途以外でのご使用はお止めください。
●火気の近くや熱風の直接あたる所でのご使用はお止めください。
●ハンガー1本につき、1着のみお掛けください。
●クリーニングした衣類には溶剤が含まれていることがあるため、十分に発揮させてからご使用ください。

つまり、洗濯物をかけて外に干すことはできないハンガーなのです。

私なりに調べてみたのですが、ハンガーのポリ塩化ビニルという素材は、非常に丈夫で長持ちなのですが、唯一の弱点が紫外線

紫外線が長期に当たり続けると、硬化しボロボロになります。

また、フック部分はスチール素材。
スチールに含まれている鉄は、水や空気と触れ合うと酸化し、赤サビが発生します
さらに放置しておくと酸化が進み、金属の内部までボロボロになってしまいます。

一般的には、サビが発生しないように塗料を塗ることが多いそうですが、経年劣化で塗料が落ちてきた箇所から錆びていくようです。

 

というわけで、ニトリのすべりにくアーチ型ハンガーは、あくまでも室内で使う衣類ハンガーなのです。

もっとも、クリーニング店でもらったプラスチック製のハンガーだって、紫外線にさらされることで劣化するでしょうし、錆びにくいとされるステンレス素材だって、主成分は鉄なのですから、経年により錆が発生することだってあります。

なので、ニトリのアーチ型ハンガーも、洗濯物を干してすぐにどうこうなるわけではなさそうですよね。

少しでも長く使いたいのであれば、取り扱い注意点を守りましょう…ってことでしょうね。

ちなみに私は、洗濯物は外には干しません。
10年くらい前に花粉症がひどくなってから、外干しは辞めました。

室内で除湿器を使って乾かしています。

また、洗濯物を干すのはニトリのワンタッチ連ランドリーハンガーを使っています。

そうそう。
最近では、100均でも似たようなアーチ型のハンガーが売られていますよね。

見たところ、某ドイツ製のものやニトリのものと、素材や形状も大きな違いはなさそうなので、今度買ってみて、違いを比較してみたいです。
いずれ、家中のハンガーを、アーチ型のものに変えていきたいと思っています。

コメント