大人の休日倶楽部を退会した本当の理由

大人の休日倶楽部を退会しました。
半年間、どうしようか悩んでいましたが、いざ退会手続きをしてみると、あっけなく完了。

Suicaの残金やJREポイントをすべて使い切ってからの退会手続きをしました。

大人の休日倶楽部に入会した理由

52歳になった時、JR東日本の大人の休日倶楽部に入りました。
目当ては、年に3回発行される大人の休日倶楽部パス。

指定された期間の4日間であれば、15,270円でJR東日本管内の列車が乗り放題となるのは、とても魅力的でした。

ちょうど劇団四季にどハマりしていた時期でもあったので(今でもハマっていますが)、観劇目的で東京-秋田を往復するだけでも、十分元はとれます。

休みが取れれば、そこから足を伸ばして旅行するのも楽しいでしょう。
なにより！
私がやってみたかったことが、他県で暮らす3人の子どもたちを訪ねる旅。

長男=東京、次男=青森、長女=新潟。
パスを使って、4日間で子どもたちが暮らす街を訪ね、食事をして帰ってくる。
それだけの目的ですが、ワクワクした好奇心が勝り、どうしてもやってみたかったのです。

しかし、入会して2年後、コロナウイルスが日本に上陸。

結局大人の休日倶楽部パスを利用できたのは2回だけで、子どもたちとの食事の旅は果たせませんでした。

大人の休日倶楽部を退会しようと思った本当の理由

コロナ禍の3年間、それでも大人の休日倶楽部の年会費は払ってきました。
いつかコロナウイルスが終息した時には、また旅に出るつもりだったからです。

しかし。
3年間の間に気づいてしまったのですよね。

まず、仕事をしていたら、パスが発行される時期に必ずしも休みが取れるとは限らないこと。
しかも、気候の良い時期のパスは6月下旬の１回だけで、残りの2回は12月上旬と、1月下旬。

雪国秋田なので、寒さで旅に出る気力も失せてしまいます。

でも、退会しようと思った本当の理由は、駅に「こまち専用駐車場」がなくなってしまったことでした。

駐車場がないのは困る車社会の田舎

田舎ゆえ、最寄りの駅に行くのにも車を使います。
以前ならば、駅に隣接した専用駐車場があり、新幹線こまちを使う場合は、ここに車を停めて旅に出ることができていました。

ところが、コロナ禍の間に駐車場がなくなっちゃったんですよね。
列車の旅は、ものすごく利便性が悪くなりました。

首都圏から、実家のある田舎に帰る場合は、全然問題ないのかもしれませんが、どこに行くにも車が必要な田舎から首都圏へ出かけるには、専用駐車場がないと困るのです。

ならば、駐車場のある空港から飛行機で行った方が、タイムパフォーマンスにも優れているということに、気づいちゃったんです。
それに、航空会社のタイムセールを利用すれば、意外と運賃は安いのですよ。

大人の休日倶楽部を退会する決断に至った最大の理由は、駅の駐車場がなくなったということでした。

退会手続きのしかた

大人の休日倶楽部に付帯するSuica付きクレジットカードは、事前にSuica残金をすべて使い切りました。
入会特典でいただいたJREポイントも、東京駅でオシャレなパンを買って使い切りました。

退会手続きは、ネットからはできませんが、ホームページから退会手続き書類をダウンロードして、必要事項を記入。

あとは、クレジットカードと大人の休日倶楽部会員証にハサミを入れて書類に貼り付け、郵送。(切手不要)

なんだかあっけなく済んでしまいました。

Suica残金も、すべて使い切らなきゃならないと思っていましたが、そのままでも口座に払い戻しされるようですね。
ただし、JREポイントは退会するとなくなってしまいますので、こちらは使い切ったほうが良いですね。

今後、東京方面へ出かける時は、タイパ重視の飛行機の旅が中心になりそうです。

大人の休日倶楽部パスでやってみたかったこと～列車を乗り継ぐ旅

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soratohana.com

2023.07.04

そうそう。
子どもの暮らす街を訪ねて食事をするという夢は果たせなかったけれど、最後の大人の休日倶楽部パスを使って、子どもたちの街に降り立つという旅は果たすことができました。