大人の休日倶楽部を退会しようと思っていたけれど

大人の休日倶楽部に入ったのは5年前。
年に3回発行される「大人の休日倶楽部パス」を利用すれば、JR東日本全線が4日間乗り放題となる大変お得なサービスです。

しかし、大人の休日倶楽部を退会しようと思っていました。

利用しなくても年会費を払い続けた3年間

私が大人の休日倶楽部に入ったのは2018年のこと。
3人の子どもたちが全員家を出て、自分の時間に余裕が持てるようになった52歳の時でした。

大人の休日倶楽部は、50歳から入ることができるミドル会員と、60歳からのジパング会員（男性の場合は65歳～）があります。

ミドル会員の年会費は、初年度は無料ですが2年目からは2,624円(カード年会費524円含む）となります。

しかし、私が年会費を払ってでも入ろうと思ったのは、大人の休日倶楽部パスが大変お得だと感じたからです。

吉永さんも、そうおっしゃってますよね？

年に3回ですが、JR東日本が指定する期間であれば、4日間全線乗り放題。
15,270円で新幹線も在来線も乗り放題になるんです。

ところが、翌年には新型コロナウィルスが大流行し、結局私が大人の休日倶楽部パスを使ったのは2回だけでした。

来年こそは！と思いながら、毎年、年会費を払い続けてきましたが、3年が過ぎる頃には退会しようかどうか、悩み始めました。

大人の休日倶楽部を退会しようと思ったわけ

大人の休日倶楽部は、パスを使ってこそお得感が最大限に感じられるわけですが、そもそも年に3回もパスを使えないのが現実です。

仕事をしている限り、いつでも自由に休みがとれるわけではありません。
また、パスの発売期間は例年、6月下旬頃、11月下旬頃、1月下旬頃の3回ですが、11月～1月となると行ける場所も限られてきます。

冬は、わざわざ北国には行こうと思いませんしねぇ。

となると、6月のパスを使うことができれば関の山なわけです。

それに、時々ある飛行機のタイムセールを利用すれば、秋田—羽田間は往復1万円台後半で行くことができます。
もちろん都内の電車代はかかりますが、限られた時間で旅行するとなると、タイパの良い飛行機が便利だったりするんですよねぇ。

年会費のかかる大人の休日倶楽部は、仕事を辞めてからでも加入すればよいのではないだろうか。

そんな思いがふつふつと沸き起こってきたのが、1カ月前のことでした。

退会する方法

そこで、大人の休日倶楽部を退会する方法を調べたのですが、ネットでサクっと退会できるかと思いきや、そうではありませんでした。

書面での「カード退会届」、「大人の休日倶楽部カード」および「大人の休日倶楽部会員証（代理購入証明書）」をビューカード会員事務センターに返送しなければならないのですよ。

めんどくさっ。

それに、ビューカードにはsuicaが付帯しているので、suica残金を使い切ってからでないと損をしてしまうことや、貯まっているJREポイントも3,000P近く残っています。

退会するには、なかなかハードルが高そうです。

退会する前にパスを使いたい

すると今度は、どうせ退会するなら、大人の休日倶楽部パスを使ってから退会しようという気持ちが出てきました。

なんたって、コロナ禍の3年間無駄に年会費だけは払ってきたんだもの。

で。
6月の今が、ちょうど大人の休日倶楽部パスの販売期間ではないですか。

そう思ったら、いてもたってもいられなくなりました。

2連休ある！
劇団四季のノートルダムの鐘のチケットも完売だったけれど、メールコンシェルジュに登録していたら、幸運にもチケットが取れたんですよ～！
よし！これはもう大人の休日倶楽部パスで行ってこいってことだよね？（誰が？）

5年ぶりのせっかくのパスだから、6回分の指定席券を全部使ってやろうではないですかっ！

ってなわけで、2日前に抱いた妄想が、あっという間に形になり、本日大人の休日倶楽部パスを発券してまいりました。

2日間で、秋田—東京ー新潟ー埼玉ー青森を移動します。
･･･って、急にノリテツみたいになってきましたが、一度こういうのやってみたかったんですよねー。

それにしても、ネットで大人の休日倶楽部パスを取るのも、指定席券を取るのも、かなりわかりやすいシステムになっていました。
なにより驚いたのが、メールに添付されたQRコードを、駅の自動券売機にかざすだけで、簡単に発券ができるようになっていました。

以前は、ビューカードも必要だったし、自動券売機のタッチパネルのどこを操作してよいのか、非常にわかりにくかったんですよね。

コロナ禍でどこにも出かけられず家に籠っている間に、ずいぶんとシステムが改善されていたんですねー。

あまりにも便利になっていたので、うーむ、これは大人の休日倶楽部退会は、ちょっと考えようかなぁ・・・と、思い始めています。