今年は、万願寺とうがらしを育てています。
昨年、テレビで見てずっと食べてみたいと思っていたのですが、この辺のスーパーではあまり見かけません。
ならば育てるしかない!と、苗を買って植えたのが5月上旬のことでした。
万願寺とうがらしとは
万願寺とうがらしって、京野菜なんですね。
柔らかくて甘みがあって、種が少なくて食べやすいことから、「とうがらしの王様」とも呼ばれています。
でも私、万願寺とうがらしの存在すら知りませんでした。
2年前くらいから、家庭菜園などのブログで「万願寺とうがらし」というキーワードを目にするようになり、気にはなっていたんです。
で、昨年テレビで、タレントさんがBBQで万願寺とうがらしを焼いて食べて、おいしー!と絶賛していたので、がぜん食べてみたくなりました。
万願寺とうがらしは、関西や首都圏には出回っているようですが、なかなか東北のほうまでは回ってこないんですかねー。
万願寺とうがらし栽培
なので今年、ホームセンターで万願寺とうがらしの苗を見つけた時には、即買いしました。
苗を植えたのは5月中旬のこと。
初めての万願寺とうがらし栽培ですが、たぶんピーマンに準じるでしょう、と思いつつ、ピーマンの隣に定植しました。
生育は非常に旺盛なので、支柱を立てて育てましょう、と書いていました。
そして、1カ月後にはこうなりました。↑
生育旺盛というほど、ジャンジャン大きくはなっていませんが、育ち方はピーマンと同じく、枝が次々と分岐していきます。
たまに風通しをよくするために、混みあった中の枝は取ったりしました。
花も、やっぱりピーマンに似ています。
実も少しずつ大きくなり始めましたが、そもそも万願寺とうがらしの実物を見たことがないので、いったい収穫の目安はどれくらいなんだ?と思いましたが、15cmくらいの長さで収穫を迎えるようです。
そして、うかうかしていたら、最初の実はところどころ黒くなってきたので(これもピーマンと一緒)、6月末日、慌てて収穫をしました。
万願寺とうがらし、4本収穫です。
万願寺とうがらしの焼き浸し
さて、初物です。
どうやって食べようか、あれこれ考えましたが、焼き浸しにすることにしました。
万願寺とうがらし4本だけでは、ちょっと寂しいので、ピーマンも混ぜます。
切ってしまえば、同じ系統だからわからないですよねぇ。
ごま油を入れてフライパンで焼き目をつけてー。
ああー、もうこの時点でおいしそうですよ~!
最後にめんつゆを入れてひと煮立ち。
そして、最近のマイブーム。
京らー油ふりかけ♪
京都のおみやげでいただいたものなので、京野菜にピッタリではないですか。
容器に移して、上かららー油ふりかけを好きなだけふりかけて、できあがり。
すぐに食べても、冷やして食べても、よいですよねー。
肝心の万願寺とうがらしのお味ですが、辛くはありません。
ピーマンのような青臭さもなく、シャクシャク食感でとってもおいしいです。
丸ごと種まで食べられます。
素焼きにして、生姜醤油で食べてもおいしそうだなぁと思ったので、次回はやってみます。
でも、たった1苗しか植えていないので、あとどれくらい収穫できるんですかねぇ?
コメント
万願寺唐辛子(万願寺甘とう)や伏見甘唐辛子(伏見甘とう)は、ピーマン、パプリカ、ししとう等の仲間、「甘味種」の唐辛子です。
「辛味種」の唐辛子は、鷹の爪(←品種名です)、八房、伏見辛、ハラペーニョ、ハバネロなど。
甘味主の唐辛子と言っても、稀に辛いもの(当たり)があったりするので注意が必要です。当たりかどうかは見た目では区別できません。
大きく育った万願寺甘とうは、スタッフド・ピーマン(肉詰めピーマン)のようにして食べるとよいです。お試しを。
通行人さんへ
とうがらしと名のつくものは、全部辛いものだと思っていました。
万願寺とうがらし、おいしいですね。
大きくて食べ応えがあるので食感も楽しいです。
肉詰めもおいしそうですね~。
情報ありがとうございます。
万願寺唐辛子二年位前から家庭菜園にワードが見かけるようになりましたね。唐辛子なのに種まで辛くないのが人気の秘密なのかもですね。
しかも柔らかくて甘みがあるところがいいですね。沢山収穫できるといいですね。
コンチャンさんへ
関東以西のほうでは、あたりまえのように家庭菜園で育てられている野菜なのかと思っていました。
こちらでは、スーパーなどでも見かけることはないです。
おいしいのて、来年も育てたいです!