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家庭用シャッターの耐用年数を増すためのお手入れ方法

錆びて腐食してボロボロになった車庫のシャッターを、新しくしました。
せっかく新しくなったので、取扱説明書をよく読んでみると、シャッターは自分でお手入れするだけでも耐用年数が違ってくるのだということがわかりました。

我が家の手動式軽量シャッターのお手入れ方法です。

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手動式軽量シャッター潮彩しおさいとは

新しいシャッターは、三和のバランスシャッター。
材質は、「高耐食こうたいしょくカラー鋼板こうはん」というもの。

シャッターの材質は鉄製だと思っていたので、「カラー鋼板」とはなんぞや?という疑問がわきました。

そもそも、純度100%の鉄というものは非常に脆い。
そこで、鉄に炭素を加えて強度を増したものを、はがねといいます。
日常の中で目にする鉄製というものは、実は鉄を加工した鋼だったんですね。

さらに鋼を用途に合わせて加工することで、耐衝撃性、耐腐食性、耐疲労性、耐磨耗性、耐熱性、耐低温脆性、耐薬品性などにすることができるというわけです。

三和シャッターの「潮彩」は、海沿いの設置におすすめの耐食性を高めた仕様。
我が家は、海が見えるほど近い距離ではありませんが、沿岸地方に入ります。
おととし、家庭菜園のキュウリが台風一過後にあっというまに枯れてしまったのは、塩害の影響だと思っています。

だから業者さんは、私が何も言わなくても錆びにくい耐食性のあるシャッターを取り付けてくれたのですね。

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シャッターの耐用年数

カラー鋼板シャッターの耐用年数は、10年。
耐用回数は5千回開閉となっており、年数、回数どちらか早いほうが耐用年数の目安となります。

つまり、耐用年数10年でも開閉が頻繁に行われればそれだけ消耗するということです。

実家のシャッターは、おそらく築40年。
車庫を建ててから、シャッターを交換したという話は聞いたことがないので、あくまでも耐用年数というのは目安のひとつにすぎません。

でも、さすがに40年という歳月は、鋼をも腐食させ、シャッターをガイドレールからも外し、使い物にならなくさせるということです。

シャッターを長持ちさせるためのお手入れ(掃除)方法

シャッターの基本的な掃除方法は、汚れたら水で洗い流す。
それに尽きます。
水で落ちない汚れは、ぬるま湯で薄めた中性洗剤を含ませたスポンジなどでふき取る。
酸性やアルカリ性の洗浄剤は、錆びの原因になるので使用してはいけません。

要するに、汚れたら拭くという、掃除の基本をやればいいわけです。

だけど、シャッターってふだん掃除しないですよね?
外にあるものだもの。
基本、雨風にさらされて泥汚れなどつくのは当たり前ですよね。

メーカーによれば、シャッターの清掃回数の目安は、沿岸地方で年に1~4回という記載がありましたので、季節の変わり目に掃除しておけば間違いないということなのでしょう。

しかし、それすらやらない!という場合は(私の場合)、せめて台風が通過した後には、シャッターを水洗いするだけでも錆びの発生を少しでも防ぐ策にはなりそうです。

 

教訓。
シャッターは台風一過後にホースで水をかけて洗う。

台風が直撃しないことを願うばかりです。

 

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