セキセイインコの餌には、”老鳥用シニア”というのがあり、4歳を過ぎたら初老期の仲間入りだと記されています。
我が家のセキセイインコのソラは、今年の春で11歳。
人間でいうと、80代後半の年齢になります。
人間が歳をとると、体のあちこちにいろんな老化現象が出てくるのと同じように、セキセイインコのソラも老鳥になったなぁと感じることが多々あります。
セキセイインコの年齢
セキセイインコの平均寿命は7~8年と言われていますが、適正な生育環境では10年も15年も長生きする子もいるようです。
我が家のソラは今春で11歳。
人間でいえば86~87歳に相当します。
セキセイインコの年齢 | 人間の年齢 |
1カ月 | 3歳 |
6か月 | 14歳 |
1年 | 20歳 |
2年 | 27歳 |
3年 | 33歳 |
4年 | 38歳 |
5年 | 44歳 |
6年 | 51歳 |
7年 | 58歳 |
8年 | 61歳 |
9年 | 72歳 |
10年 | 80歳 |
11年 | 87歳 |
12年 | 94歳 |
13年 | 100歳 |
ソラは羽毛に覆われているし、人間のようにシワが見えるわけでもないし、見た目は相変わらずラブリーなインコです。
そんなソラですが、7歳を過ぎた頃から歳をとったなぁ・・・と感じることが多くなりました。
セキセイインコが歳をとったと感じる場面
吐き戻しをしなくなった
6歳を過ぎた頃から、ソラは吐き戻しをしなくなりました。
セキセイインコは、愛情表現のひとつとして、気に入ったものに自分が食べた餌を吐き戻す習性があります。
ソラが若いころは、キーホルダーやマスコットを自分の足で押さえつけながら、ゲロゲロと吐き戻しをしていました。
娘の親指の爪も大好きだったし、犬のぬいぐるみも大好きで、よく餌まみれになっていましたね。
鏡の中の自分に惚れて、鏡にも吐き戻しをしていたので、いつも鏡は曇っていました。
ところが、6歳を過ぎるとソラは吐き戻し行為をパッタリとしなくなったのです。
人間でいうと50歳過ぎた頃ですから、更年期突入のお年頃です。
そうなるのも納得です。
飛距離が短くなった
7歳ころから飛ぶ距離が短くなりました。
2~3歳の頃は、部屋中飛び回り捕まえるのに一苦労したものですが、7歳を過ぎると2Mも飛ぶのが精一杯のようで、途中で不時着するようになりました。
床に不時着すると、ソラ自身かなりショックなのか、しばらく固まったまま動けないでいるのですよね。
しかし、飛ぶ力は弱ってきていても、脚力は鍛えようと必死でした。
レースのカーテンを利用してロッククライミングならぬカーテンクライミングで、ロコモシンドロームにならないよう鍛えていました。
ダイニングテーブルの上の電灯の傘の上もお気に入りだったのですが、今ではここへ飛んでいくことできません。
ソラが若かりし頃、電灯のロープをよじ登り天井をガシガシとかじった痕跡は、今でもしっかりと残っています。
遊ぶ時間が減った
以前は何時間でもいろんなところを散策し、興味津々で動きまわていたのですが、7歳を過ぎると遊ぶということも少なくなりました。
30分ほどウロウロしたあと、最後は必ず自分のかごの上へ戻ってきて、そこで羽繕いをします。
自分でかごの中へ入ることも多くなりました。
片足の麻痺
昨年、ソラの左足が麻痺したようになりました。
ソラが10歳になったばかりの頃です。
動物病院で診ていただいたのですが、「老化による関節炎症状」だと言われました。
ビタミン剤と整腸剤を処方してもらったのですが、お水に薬を混ぜたものは絶対に飲もうとしなかったので、お薬は飲み切り終了としました。
現在の左足は、写真のようにクルっと丸まって開くことができません。
鳥かごの細いところにはつかまることができますが、床のように平べったい場所では足を開くことができず、歩くのが非常に困難です。
ただし、足を踏ん張ることはできるし、足先も温かいのです。
毎朝、ソラの足先に触わって確認しています。
右足はふつうに開くので、右足で左足を支えているという状態です。
痛がる様子もないし、餌もよく食べるし、機嫌よくお話もしているので、このまま様子を見ています。
そして、今ではほとんど飛ぶことができないので、毎日鳥かごを開けても、開いた扉の上にずーっといて、ここで羽繕いをして過ごします。
どこへ飛んでいくわけでもないのに、毎朝かごから出してくれーっというアピールはします。
もう、うまく歩けなくなったソラだけど、ほとんど飛ぶことができなくなったソラだけど、最期の時までソラをしっかり見守ってやりたいと思います。
人間のようにシワやシミが見えるわけじゃないから、ソラはいつまでも若くていいな、と思っていたけれど、5年前のソラの写真をみたら、毛艶がやっぱりとてもきれいだった!
このころは両足もちゃんと開いていたから、扇風機の上にとまるのがお気に入りだったんだよねぇ・・・。
ちなみにオカメインコのハナは、今年の夏がくると9歳になります。
人間でいうと47歳くらい。
最近のお気に入りの遊びは、張り込みデカのように壁にぴったりと体をくっつけて私のことを観察すること!(ストーカーか?)
ソラとハナにはいつも癒されています。
その後のソラはこうなりました。
コメント
お久しぶりです。
今年はあたたかい冬でした。
秋田は根雪にはならなかったの?
関東はいつもの冬のように冷え込むこともなく、時折雨が降ってカラッカラになることもなかった。
今は良いけど、これからが怖いよね。
うちには3月で15歳になる犬がいるのよ。
2代目なんだけど、老衰が始まっていて見ていて切ない。
先代は大型犬、14歳のときガンで亡くした。
今の犬もリンパ腫が出来ちゃって、今年の夏が越せるかどうか・・・。
覚悟はしてるけど、1日でも長く一緒にいたい。
そらはなさんのお味噌が美味しく出来たら、私も挑戦してみよう。
結果報告楽しみにしてます。
りとるるびーさんへ♪
こんにちは(#^^#)
こちらのブログに遊びにきてくださりうれしいです。
早く春がきて家庭菜園ブログも再開したいです。
そうそう、今年は根雪になりませんでした。降っても数センチですぐ溶けるといった感じで、雪かきも1回くらいした程度。本当に楽な冬でした。
山のほうにも雪が少ないようなので、夏の水不足が心配ですが・・・。
ワンちゃん、15歳ですか!大切に育てられたのですね。
ペットは家族同然かわいいけれど、亡くなる時は本当に切なくて悲しい。
私もソラとハナがいなくなったら、もうペットは飼わないことにしています。別れは悲しすぎます。
「手前味噌」ができたら、報告いたします。果たしてどうなるか期待よりも不安のほうが大きいのですが・・・。
以前、足の麻痺のことでコメントした者です。お元気そうですねー☆
ソラちゃん11歳、うちのは12歳。
毛もなかなか生え変わらなくなるのは同じに見えます。
やはり去年から足は前にいったままですね、うちのも同じままです。
読んでてうちと似たような年齢の重ね方だなぁと微笑ましくちょっと寂しさもあったり・・
うちのも7歳過ぎたあたりから左足を上げる仕草が徐々に増え始め
ある日突然痛がり始めたらしく、ちょうど見てない日でしたので
状況がよくわからなかったんですがずっとけんけんしながらでした。見てるの辛かったです。
今は左足の指先全部前に出てまして、後ろの長いほうの足は畳んで歩いてる、
と言う表現わかりますかね?(笑)いつか指もダメになりそうで病院連れていきたいけど
高齢だし、以前連れてった時も気の毒なくらい疲れていたのでできる限りの事だけしようと
話をして決めました。
おしゃべりもするけどねる時間も増えヒナの頃と似たような感覚を憶えています。
ソラちゃんと同じくかまってかまってーと甘えるしよくご飯も食べます
食べてくれるということは元気な証ですよね♡
人間も80歳と言えば歩く速度もゆっくりになったりしますもんね。
最後まで私もかれに付き添ってずっと見守ります。ソラちゃんも元気なソラちゃんのままで
あることを遠くから見ていきます☆
長文失礼しました。
しんさんへ♪
こんにちは(#^^#)
しんさんのインコちゃんは12歳なんですね。すごい!お元気そうでなによりです。
実は、ソラは先月虹の橋を渡りました。
覚悟はしていましたが、それはもう少し先のことだと思っていたので、やはり突然のお別れはとても悲しかったです。
でも、今は庭の片隅で眠っているので、私が畑に出ているとすぐそばにソラがいるような感覚で、なんだかうれしかったりもします。
しんさんのインコちゃんも、できる限り長く一緒に過ごせますように。
そらはなさんこんばんは。
本日7月11日うちのインコくん亡くなりました
つま先だけで歩いていた左足の痛み辛さからも解放され旅立ちました。
わかっていても涙がこぼれて止まりませんでした。
きっと今頃兄弟、親達と再会し元気に飛び回ってると思います。
仕事だった為、ぐっと涙を我慢しましたが家に帰るといつも呼んでくれたのに
返事がなく撤去されたケージ、遊んでた鏡などなくなりやはりいないと実感しました。
亡くなった朝、幻聴だったと思うんですが呼んでくれた気がして振り返りましたが
白い布でくるまれたままでした。
お気に入りだった階段から落下してあおむけのまま亡くなっていましたが
まだほのかに体温が残っていたのできっと私たちが起きてくるのを待っていたのかなって。
色々書き込みしましたがいつも優しいコメントありがとうございました。
しんさんへ♪
インコちゃん、12歳ですよね?
長生きしましたね。大切に育てられたのですね。
今まで共にした時間はとても愛しいもので、それがある日を境にいなくなると、ぽっかり穴の開いたような気持ちになります。
それでも、私もしんさんと同じように、飛べない、歩けないソラが、向こうでは元気に飛び回っていることを想像すると、安堵したような気持ちにもなります。
あんな小さな体でも、インコはやっぱり家族の一員だったなぁと、心から思います。
しんさんも、インコちゃんのことを想像し、どうか心穏やかでいられますように。
こんばんは
そらはなさん
我が家の愛鳥ピーちゃんが今日お星さまになりました。
11歳でした。
そらちゃんのお話読ませていただき、ピーも過程がほぼ一緒!
甘えてくるのになでなでかきかきは大嫌いまで…。
私もさっきまでなでなで…。
同じ思いをされている方を見つけて…。
こんなに遅くにごめんなさい。
もう少し顔みながら一緒いたいとおもいます。
とりとめもなくごめんなさい。
ぴーままさんへ♪
こんにちは。
小さな体で一生懸命生きたであろうピーちゃんは、幸せだったにちがいありません。
私もソラが亡くなってから初めてソラの体をぜーんぶなでなですることができました。
しばらくは、いつもそこにいたピーちゃんがいなくなって、ふと涙が出てくることがあると思います。
ソラは今、お庭の片隅で眠っていますが、青空の下でようやく伸び伸びと飛んでいるかと思うと、これはこれでよかったな・・・とさえ思えます。
ピーちゃんも安らかに。そして大空で羽ばたいてください。
そらはなさん
ありがとうございます。
急にコメントをさせてもらったのに早速にありがとうございます。
そらはなさんは心暖かい優しい方ですね。ありがとうございます。
ピーは私の話し相手でした。
子育てしながらピーと話し、子育てが終わってからもいっぱい愚痴を聞いてもらったこどもというよりは友達みたいでした。
ピーの居なくなったケージはがらんとして写真だけがこちらをみています。
夕べはそらちゃんのお話を読みながらぴーもそうなんです。
と相槌うちらがら泣いていました。
そらちゃんは素敵なお母さんと出逢えたんですね。
もしかしたら今頃ピーはそらちゃんに会っているかしら…。
助けられました。
本当にありがとうございました。
この更新から数年経ってしまっていますが僕が愛しているポポ♂(セキセイインコ)が時期も何もかも本当に同じで驚いています、年寄りなのもありますが鼻の辺りから膿のようなのが出始めて、僕にしか慣れていないので拭いて取ってあげているのですが呼吸が苦しそうで何か長い付き合いの彼の助けになってあげれるような事があれば本当に教えて頂きたいです、足も含め何でもいいです、お願いします
ケンタロウさんへ
こんにちは。
お気持ち、お察しします。
家族同然のセキセイインコちゃん。小さな体で一生懸命生きている姿は、なにがなんでも守ってやりたいという気持ちにさせられますよね。
おそらくポポちゃんも、辛い状況にあるのではないかと思います。
でも、それを表に出さずに隠すのが小鳥なんですよね。
ポポちゃんが好きな場所で、安心して過ごせる環境を整えてあげることが一番なのではないでしょうか。
お鼻の膿を取ることも、大好きな飼い主さんにしてもらえて、ポポちゃんはうれしいと思います。
うちのソラは、飛ぶことも歩くこともできなくなった時は、私の指に乗せてたくさんお話をしましたよ。
おしゃべりが大好きなコだったので、じっと聞いているようでした。
あとは、ポポちゃんに寄りそう。これだけでポポちゃんは幸せだと思います。
人間がしてやれることなんて、限られていますもんね。
具体的なアドバイスができなくてごめんなさい。