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寒冷地でゼラニウムの冬越し成功の秘訣とは

寒冷地でゼラニウムを育てるなら、冬をどう乗り切るかがポイントになります。

今年は、小さめのゼラニウム2鉢を暖房の効いたリビングに、大きめの2鉢を寒い玄関に置いて、それぞれの冬越しを試しています。

その結果、「寒さに強いゼラニウムを育てるために必要な条件」が見えてきた…ような気がします。

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リビングで育てたゼラニウム|暖かい環境での成長

リビングは暖房を23℃に設定しているものの、ゼラニウムを窓際に置いているため、周辺の温度は20℃を下回ることがあります。

さらに夜間は暖房を切るため、10℃を下回ることも少なくありません。それでもゼラニウムは元気いっぱいです。

2025年1月 リビングで冬越しするゼラニウム

葉は直径10cmを超えるものが多く、次々に花を咲かせています。

 

毎日、蕾を探している

つぼみも絶えず上がり、見ていてとても楽しめる状態です。

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玄関で育てたゼラニウム|寒い環境の影響

一方、玄関は昼間でも10℃以下、夜間は5℃を切ることもある厳しい環境です。

昨年11月 最初は玄関で3株を越冬させるつもりだった

また、リビングに比べ日当たりも少なめです。
このため水やりは2〜3週間に1度と控えめにしていました。

しかし、葉の成長は止まり、花も咲かなくなり、次第に葉っぱが枯れ始めてきたではないですか!

比較実験のつもりが、どうにもこうにも我慢できなくなり、玄関のゼラニウムをリビングへ移動させました。

 

結局リビングで越冬

すると、次第に葉にツヤが戻り、新しい芽も次々に出始めました。

寒さによるストレスだったんですね。

根張りがカギ?ご近所株のゼラニウムとの違い

ところが!
玄関の寒さに負けず元気に育つゼラニウムが1鉢あります。

大株のゼラニウムは玄関でも元気!

それは、昨年ご近所の方からいただいた大きな株。

寒い玄関でも花を咲かせようとする姿はケナゲだ

この株は夏の間にしっかり根を張り、剪定や根切りをせずそのまま冬を迎えたものです。

一方、私のゼラニウムは昨年春に剪定と根切りを行い、土も入れ替えたため、根がしっかり張り切っていない状態だったと思われます。

ゼラニウムの根詰まり?植替えと剪定後1ヶ月 
先日、ゼラニウムを植替えしました。というのも、常に下葉が数枚枯れてくるのが気になっていたからです。ゼラニウムを種から育て...

この違いが寒さへの耐性に影響しているのかもしれません。

ゼラニウムの冬越し成功のポイント

1. 温度管理:10℃以上を保つ

最低でも5℃以上の環境で管理することが理想的です。

特に小さな株は、玄関など冷え込みやすい場所を避け、室内の温度が安定している場所で育てるのが良いと思います。

新芽は萌える

また、リビングなど暖かい場所に置くと、冬の間でも花を楽しむことができます。

2. 根をしっかり張らせる

夏の間に根をしっかり張らせておくことで、冬の寒さに強くなります。

剪定や根切りを控え、根の成長を促すことが冬越しの成功につながるのだと思いました。

 

ピンクのゼラニウムはかわいい!

今年は根切りをせず、そのまま自然な形で育ててみようと思っています。

3. 水やりは控えめに

寒い時期は成長が鈍るため、水やりは控えめにするのが基本です。

リビングでは土の乾き具合を見ながら1〜2週間に1回、玄関のような寒い場所では2〜3週間に1回程度を目安にしました。

まとめ|丈夫なゼラニウムを育てるための工夫

寒冷地でゼラニウムを冬越しさせるためには、温度管理と根張りが重要だと感じました。

一年中花を咲かせるゼラニウム

今年は、剪定や根切りを控えつつ、引き続き温度や水やりに気を配って丈夫なゼラニウムを育てていこうと思います。

外は雪!

それでも、冬の室内で咲く花を眺めるのは、なんとも贅沢な時間です。

 

 

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