初めての甘酒作り 残りご飯とステンレスボトルで簡単失敗なしで甘酒ブーム到来

次男は子どもの頃から甘酒が大好き。
お正月に帰省した次男へ、市販の甘酒を用意していたのですが、それを喜んで飲んだ次男の一言。
「おばあさんの作った甘酒が飲みたいな」と。

うん。わかる。
母の作った甘酒は、やさしい甘さのおいしい甘酒。
対する市販の甘酒って、なんかクセがあって甘すぎて、実は私もあまり好きじゃないのです。

ならば私が甘酒を作ってやろう。
2018年は初めての甘酒作りに挑戦です。

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酒粕と米麹

甘酒といっても、実は酒粕の甘酒と米麹の甘酒があるってご存知でしたか?
酒粕の甘酒の材料は、酒粕と砂糖とお好みに応じて生姜。
対する米麹の甘酒は、ご飯と米麹。

そうなんです。
米麹の甘酒って、砂糖を加えない麹の発酵の自然な甘さなんですよね。

母が作る甘酒は、やさしい甘さがおいしくて大好きだったのですが、市販の甘酒ってどうしてこうもクセがあるんだろう、しかも変に甘すぎ!と思っていたのは、実は酒粕の甘酒だったということを、知りました。

それを知ってからは、お店で売られている甘酒の原材料をよく見るようになったのですが、市販のものって酒粕で作られているものが確かに多い。
そして米麹の甘酒でも、とろみをつけるための添加物が加えられていたりします。

ならばお米と米麹で自分で作ればいいのだ、と思い立ったので、さっそく作ってみることにしました。

ちなみに母に甘酒の作り方を聞いたら、「おかゆと米麹を魔法瓶に入れて発酵させる」と話していましたが、おかゆと米麹の割合や発酵時間など曖昧だったので、自分でいろいろ調べ、自分が一番作りやすい方法でやってみました。

自家製米麹甘酒の作り方

米麹で作る甘酒の作り方には、炊飯器で作る簡単な方法がありますが、出来上がるまで10~12時間も炊飯器を保温状態にしておくことは、私にとっては現実的ではありません。
その間、ご飯が炊けない問題もありますし、10時間以上も炊飯器を保温状態にするって、電気代がかかる問題もあります。
また、甘酒を作るために、おかゆをわざわざ作るのもめんどうだし。

というわけで、あれこれ検索した結果、池田屋醸造さんで紹介している方法が一番しっくりきたので、こちらを参考に作ってみました。

池田屋醸造 甘酒の作り方

 

用意するものは、米麹200gと残りご飯200gに対して水600ml。これで1Lの甘酒ができます。
米麹とご飯と水は、1対1対3の割合と覚えておけば良さそうです。

他にステンレスボトルと温度計(必須)。
ステンレスボトルにはあらかじめお湯を入れて温めておきます。

 

鍋にご飯200gと水600mlを入れ、温めます。
この時、温度計で必ず温度を測りながらやること。

 

米麹200gは、ほぐしてパラパラにしておきます。

 

鍋に入れたご飯と水の温度が60度になったらすぐに火を止めます。ここ重要!

甘酒は麹菌による酵素(アミラーゼ)が、お米のデンプンを分解し糖分になることで作られます。
酵素が最も活発に働く温度が50~60度であり、70度を超えると酵素が壊れてしまうのです。

 

米麹を入れると、一旦鍋の中の温度が下がるので、再度60度になるまで温めます。
きっちり温度計で測りながら行うことが大事

 

温めておいたステンレスボトルに移しますが、この時も温度が60~63度あることが重要です。
もし、温度が低ければ再度鍋に移して温めなおすこと。

 

測ってみたら61度あったので、このままステンレスボトルの蓋をしめることにしました。

ステンレスボトルを熱湯で温めておくということも大事ですね。

 

このまま10~12時間放置です。
冬は温度が下がらないよう、暖房のきいた部屋に置いておくのがいいみたいですね。

このステンレスボトルは、長男が小学生でサッカーをやっていた時に買ったものです。
夏の暑い日には、氷をたくさん詰め込んでスポーツドリンクを入れました。
冬は熱いお湯を入れて、カップラーメンや即席スープを作るのに活用しましたっけ。

ずーっと戸棚の奥にしまい込んでいましたが、まさか今になって使う日がこようとは。

とかなんとか、感傷的になっている間に10時間経過。(どんだけ感傷に浸っている)
そっと蓋を開けてみると、カメラのレンズが蒸気で曇るほど、まだ温かい。

温度を測ってみたら45度ありました。

麹菌は40度以下になると、その活動を休止し発酵が止まります。
甘酒を飲んでみて、もう少し甘くドロッとしたい場合は時間を置くと良いそうです。

 

私はサラッと目の甘酒が好きなので、ここで発酵をやめるため、ステンレスボトルから瓶に移し替えました。
自分で好みの甘さに仕上げられるところも、自家製の良いところですね。

お米のツブツブが気になる場合は、ミキサーにかけるといいそうですが、私はこれで充分です。
完成した甘酒は、母がつくっていた甘酒と同じ、やさしい味のものでした。
そうそう、この味を求めていたのよねー。

甘酒作りが失敗してしまう最大の原因は温度管理
必ず温度計で測りながらやることが大事です。
あとは、基本的にステンレスボトルを放置しておくだけでいいので、なんとまぁ簡単にできるものだと、今更ながら知ったのでした。

飲む点滴 甘酒の効能

テレビなどで紹介されたこともあってか、甘酒は飲む点滴として身体にいいこと尽くめで注目されていますよね。

甘酒の効能は

1.美肌効果
米麹に含まれるコウジ酸は、シミの原因となるメラニンを抑制し、美肌効果が期待できる。
甘酒に含まれるビタミンB2は、皮膚を活性化し保湿効果もある。

2.疲労回復効果
消化吸収を助ける消化酵素とビタミンB2が多く含まれることから「飲む点滴」とも言われ、疲労回復にも効果あり。

3.便秘解消
食物繊維とオリゴ糖が、腸内環境を整え、便秘にも効果あり。

4.ダイエット効果
リパーゼという酵素は、脂肪を消化してエネルギーに変える働きもあるので、ダイエット効果もあり。

ちょっと調べただけでも、こんなにも身体にいいことだらけなので、これは当分の間「アマカツ(甘酒活動)」をする価値ありですねぇ。

自家製にこだわる理由

作った甘酒は、冷蔵庫に入れて1週間以内に飲み切ること。
温めて飲む場合は、65度以上の加熱で酵素が失活するので、人肌程度が良いとされます。

実は、これまでは甘酒をレンジで熱々に温めて飲んでいたのですが、せっかくならば酵素を摂りたいですよね。今度からは人肌程度に温めることにします。
だって、お肌も腸も美しくありたいもの!

市販の米麹だけで作られている高級甘酒の賞味期限は、数か月~1年ありますが、コウジ菌の発酵をとめて品質安定のための殺菌処理がされているそうです。

だから本当の「飲む点滴」とされる甘酒は、自家製の60度以上で作らない酵素を最大限に活かした「生の自家製甘酒」が本物なんでしょうね。

甘酒がなんだかマイブームになる予感。

おっと。
そもそも甘酒を作ろうと思ったのは、次男においしい甘酒を飲ませるためでした。
今度帰省したら、美味しい自家製甘酒で迎えてあげよう。

 

コメント

  1. すず より:

    うわーすごい!!甘酒大好きですがいつも酒粕かってきて砂糖と水と生姜でちゃちゃっとつくちゃってます(^_^;)麹を買って味噌作りは一昨年からはまって去年は玄米麹を購入してただいま冷蔵庫で寝かせてます。米でも十分おいしかったから今度のはどんなだろうと今から出来上がり(5月)が楽しみ☆正月早々東京では震度4の大きい揺れ・・・に不安がよぎります。もっと大きな揺れを東京よりたくさん感じられてる地域の方を思う今です。みんな明日に不安を抱えてそれでもがんばってるんですよね
    家族仲良く、そして今年は不幸を何件か聞く年末年始だったので会いたい人に会わなくちゃ!と強く強く思ったのでした。

    あー。明日からお弁当生活です。だらだらしすぎたので娘だけでなく私もちゃんと起きれるか心配・・・・(^_^;)

    • そらはな より:

      すずさんへ♪
      おおーっ!酒粕でちゃっちゃと甘酒って作れるもんなんですねー。
      麹味噌作りもいいですねー。自分で作るとやっぱりおいしいですもん!
      そうか、味噌も手作りできるのかぁ。ちょっと興味がわきました。
      明日からのお弁当作り、がんばってください。
      うちは1月4日から高校が始まったので、お正月気分は一気に吹き飛んでしまいました(;・∀・)

  2. るり玉 より:

    こんにちは。

    なぬー!?
    毛ガニに続き甘酒も!
    ブックマークがどんどん増えちゃうわ(*>∀∀<*)
    ステンレスボトルはうちも部活で使ってた大きいのが眠ってるから、
    活用しない手はないわねq(^-^q)
    温度計を買ってこなくちゃ。

    以前紹介されてたポテトチップスは我が家も大好評です♪
    油の上でスライサーから直接っていう手軽さ。
    味付けの調整ができるのも手作りならではですしね。

    糀の甘酒はさっそく作ってみます!

    • そらはな より:

      るり玉さんへ♪
      そうそう、温度計は絶対あったほうがいいですよー。
      慣れてくれば、手の感覚でわかってくるのかもしれませんけどね。
      市販品を買うよりは、ずーっと安くできるし、なにより自分好みの甘さに調節できるし、とってもおいしいし。
      50代の身体には発酵食品がいいとも聞きますので、しばらく甘酒作りにハマりそうです。

  3. 乙女座の乙女 より:

    そらはなさん、こんにちは!
    この時期、私が小学校から帰ってくると、
    「こたづさ甘えっここじゃだなひゃってらがらまがすなよ」と、母に言われ、豆炭こたつを覗くとシーツに包まれた大きな鍋が入っていました。こたつの隅で宿題を終わらせた頃、丁度出来上がった〝甘えっこ〝を飲んだことを思い出しました。虚弱(当時)な私でしたが小学校6年間皆勤賞だったのは甘酒効果のお陰かな?
    そらはなさんの記事を読んで作りたくなって母に電話したところ、やはり1:1:3の割合、温度は指を入れて「あっちぐなったら」でした、笑笑
    ハタハタ寿司を仕込んだ残りの米麹があるのでこれから挑戦してみます。

    • そらはな より:

      乙女座の乙女さんへ♪
      秋田弁翻訳家の私が、お母さまの言葉を翻訳しましょう。
      「こたづさ甘えっここじゃだなひゃってらがらまがすなよ」⇒「こたつに甘酒作ったの入っているから、こぼさないでね」
      「あっちぐなったら」⇒「熱くなったら」
      甘えっこ、ぜひぜひ作ってみてください!(^^)!

      • T M ♪ より:

        きゃあ!ありがとうございます!
        繰り返し読んでホンワカしていたところです。
        そんな感じの意味かな〜とは思ってたんですが…^ – ^
        どこで意味が区切られるかもなんとなくわかりました。

        「おばあさんの作った甘酒を飲みたいな」にも
        じんわりしました。

        お二人にいただいた温かいひと時を感謝します。

        • そらはな より:

          TM♪さんへ♪
          方言って、なんとなくわかるもんなんですね(#^^#)
          以前千葉に住んでいた時、銚子に住んでいるお年寄りの言葉が、まーったくわかりませんでした(;・∀・)

          • T M ♪ より:

            ありありと目に浮かぶ温かな情景描写があって、
            セリフ部分を字として何度も読めたので なんとなくわかりました。
            一瞬で流れる話し言葉だったら、仰るように理解は難しいでしょうね(笑)。

            銚子、
            吉方位とりを兼ねて赴任中の知人を訪ねて行ったことがありました。
            新鮮な魚を食べました。
            東映映画の冒頭の岩に砕ける波はあそこと教えられ ホホゥと見ました。

  4. しっぽ より:

    私は一度もち米で作ったことがあります。ものすごく甘くなって、砂糖が入っていないなんて嘘みたいでした。

    おかゆでつくれるんですね。味も違うかな? おかゆのが安くていいな(笑) もち米は案外高い。麹も安くはないので健康にはよさげだけど、日常的に飲むには安くはないなと思ってました。おかゆなら経済的だし、再挑戦しようかな。

    それにしても、正月疲れが今頃きましたわ。身体が動かんー(´Д` ) 主婦の皆さま、ホントにお疲れ様でした( ̄▽ ̄)

    • そらはな より:

      しっぽさんへ♪
      もち米の甘酒って、ものすごく濃厚そうな感じがしますねー。
      家に少しのもち米があったので、それで作ろうか迷ったんですけどね。
      ご飯で作ったほうが、サラサラのあっさりめの甘酒ができるような気がします。
      お正月は、主婦にとっては1年で一番忙しいですね。
      毎日の暮らしの中で、自分だけが休日の日が一番ほっとします(#^^#)

  5. ルイコ より:

    こんばんは。
    甘酒!寒い季節には、お汁粉と並んで、体があたたまる甘いもの(^-^)聞いただけで、頬が緩んでしまいます。
    簡単スピーディで美味しそうな、そらはな甘酒、私もさっそく作ってみよう。
    最近買い物に行くと、たくさんの種類の甘酒が並んでいるし、化粧品のコーナーにも甘酒の文字があって、え?と思っていました。そらはなさんの詳細な解説で、謎が解けました。ありがとうございます。とにかく、体に良いのですね(^^)v
    息子さんの一言から始まった甘酒作り、お家ごとに、甘酒の思い出があって興味深いです。それだけでも、気持ちがあたたかくなりました。
    寒い季節、暖かくなるもの見つけるのも楽しいですね(^_^)ノ

    • そらはな より:

      ルイコさんへ♪
      そうなんですよー。私もお店でやたら甘酒の種類があるなーと思ってました。
      お値段もピンキリですよね。
      一度、一番高い甘酒を飲んでみたい。果たしてどれほどおいしいものなんだろう。
      でも、きっと自分好みにつくる自家製が一番おいしいのでしょうけどね。
      おしるこもいいですねー。食べたくなりました(#^^#)

  6. けーぽん より:

    そうなんですよ!
    自家製甘酒の一般的な作り方、炊飯器の長時間保温!しかも、確か蓋を少し開けておくんですよ!そんなの考えられん、と手を出していませんでした。
    そもそも炊飯器が無いし…
    私も甘酒が好きなんですが、気になるのは糖質。
    血糖値コントロールによるダイエットを多少意識している身としては、メリットとデメリットを秤にかけて飲んでいません(T_T)
    一日の目安量が200mlらしく、絶対飲みすぎるから!!!

    • そらはな より:

      けーぽんさんへ♪
      そうそう!炊飯器の甘酒って、保温にしながら蓋をあけておくって・・・!
      節約の概念から逸脱してますよねー。
      私も糖質も気になる年になりました。
      甘酒も、朝コップ1杯と決めて、飲み過ぎないようにします。

      • けーぽん より:

        おちょこ一杯位をちょこちょこ(笑)数回に分けて飲むのがいいらしいですよ

        • そらはな より:

          けーぽんさんへ♪
          おちょこ1杯ずつかぁ~。
          うーん、理想的でもあり、でも難しいなー。
          でも!
          飲むことに意義あり!と思って、続けていけたらいいなーと思ってます。