夫婦2人暮らしの晩ごはんです。
【我が家の食生活事情】
✔ 50代夫婦2人暮らし
✔ 朝食は2人ともコーヒー1杯と食パンor食べないこともある。最近、朝食代わりに甘酒を飲んでいる。
✔ 昼食は、私は自宅に帰って食べる、夫へは昼食代として月1万円を渡している
✔ 夫は自分のおこづかいでたまに飲むお酒を買っている(私はほとんど飲まない)
✔ 家庭菜園で採れた野菜は冷凍保存して使っている
✔ ふるさと納税の返礼品や株主優待品の魚や肉を活用している
✔ 夫婦ともそんなに大食いではない
✔ 夫婦とも個別に出かけた際のランチや飲み会費は、それぞれのおこづかいから出している
✔ 外食費は食費に含めず娯楽費として計上している
1週間晩ごはん献立まとめ
5月2日
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5月3日
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5月4日
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5月5日
*夕食各自
5月6日
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5月7日
*外食
5月8日
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近くの他人
庭仕事をしていたら、近所に住むIちゃんが町内費を集めにきた。
Iちゃんは幼なじみだ。
歳は私より2つ下だが、物心ついた時からいつもIちゃんと一緒に遊んでいたという記憶がある。
しかし、小学生になるとお互い同級生と遊ぶことが多くなり、次第に疎遠となった。
中高生になる頃には、学校で会ってもお互い言葉を交わすことはなくなってしまった。
私もIちゃんも、高校を卒業したあとは地元を離れたが、風の便りにIちゃんは東京で暮らしていると聞いた。
そんなIちゃんと私が、再び会うことになったのは、数年前にIちゃんが実家に戻ってきてからだ。
親の介護のために、東京での生活に区切りをつけてきたと聞いた。
だけども、私は仕事をしているし、Iちゃんは親の介護で忙しい。
「今度、ゆっくりお茶しようよ」と、社交辞令的に言ってはみたものの、私とIちゃんの間には、50年のブランクがある。
50年・・・。
半世紀だ。
日が暮れるまで走り回っていた6歳の私と4歳のIちゃんのようには、簡単には戻れない。
戻れない・・・と思っていた。
ところが、その日は暖かな日であった。
外で世間話をするには、もってこいのポカポカ陽気だ。
町内費をIちゃんに手渡すと、Iちゃんは庭にある花や畑に植えている野菜について、いろいろ聞いてきた。
そこからもう、話が止まらなくなった。
Iちゃんは、実家に戻ってきてから数年間は、親の介護でとても苦労したようだが、今は親も施設に入ったという。
そして、Iちゃんも仕事を始めたとのことだった。
お互いの近況や、ご近所さんの話、そして子どもの頃の思い出話。
話題はクルクルと目まぐるしく変わったけれど、それが尽きることはなかった。
頬に当たる風が冷たくなっていることに気づいた時には、もう日が傾き始めていた。
そして、50年のブランクは、一瞬でどこかに飛んでいってしまった。
遠くの親戚よりも近くの他人と言うけれど、何かあってもすぐに駆け付けることができるIちゃんとは、今後助け合って生きていくことになるんだろうなぁ・・・。
夕日に染まるIちゃんの顔を見ながら、ふとそんなことを考えていた。
明日の心配をすることもなく、不安なんて言葉も知らなかったあの頃。
ただただ一生懸命遊んでいればよかった幼き日々。
近くの他人が、共通の楽しい思い出でいっぱいの、幼なじみのIちゃんで良かった・・・と、つくづく思った。
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