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毎回失敗するブロッコリースプラウト栽培が100均容器で成功した

4年ほど前から、ブロッコリースプラウト栽培を不定期にやっています。
春だったり秋だったり、思い立った時に室内で簡単にできるのが水耕栽培の良さなのですが、これまで栽培に成功したことは1度もありません。

毎度失敗しては、すぐに諦めて放置し、忘れた頃にまた挑戦する・・・というのを繰り返していますが、このたび100均の容器を使って、ついに栽培に成功することができました。

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ブロッコリースプラウトの栽培が失敗する理由

毎回ブロッコリースプラウトの栽培が失敗する最大の理由は、種の袋の解説の仕方にあると思っています。

種の袋の裏側には、育て方を説明していますが、これを見るといとも簡単に育てられそうな気がしますよね?

容器にペーパータオルを敷いて水を入れ、種をばら蒔きして暗い場所に置く。
10日もあれば収穫できる。

なーんて甘い言葉に騙されてはいけませぬ。

この通りにやってみて、毎回失敗している私が言うのですから、まちがいありません。

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種を密集させてはいけない

まず、種の袋①のように種を密集させてばら蒔くと、種が水を吸って膨らんでギュウギュウ状態になり、密植状態となります。

密植状態の種に水を与えすぎると、種が溶けて腐りやすくなります。

この時は、種まきから4日めで、すでに磯の香りが漂ってきています。
*磯の香=腐っている

水を毎日取りかえられない問題

種の袋②に「根が張ってから毎日水をとりかえます」とありますが、水はペーパータオルやスポンジに吸収されていて、取り替えようがありません。

タオルやスポンジを容器から取り出そうにも、種がまだグラグラと不安定なので、ヘタしたら種が培地から落ちてしまいます。

結果、毎日の水を取り替えるのは非常に困難なので、7日めにはさらに磯の香りが一段と増してきます。
*磯の香=腐っている

そうです。
私が、ブロッコリースプラウト栽培で毎回失敗するのは、途中で腐ってしまうのが原因です。

100均容器で栽培成功

種の密植は、私の腕次第で回避できますが、水が取り換えられない問題は、説明書に書いてあるような栽培容器では無理だということに気が付きました。

水替えしやすい専用容器というのも売られていますが、こういうのを買うと負けを認める形となるので嫌なんです。(←誰に対してだ?)

そこで、100均で似たような容器を買ってきました。

ザル付きの容器です。
ただし、ザルの目が大きいので、キッチンペーパーを敷いて栽培することにしました。

 

種は、余裕を持たせてくっつかない程度にばら蒔きします。

 

5日めには根も芽も出ても、ほどよい距離間です。

 

水替えは、毎日朝晩の2回。
ザルを持ち上げて、下の容器をきれいに洗って水を替えます。

 

葉っぱに鼻をくっつけてニオイを嗅いでも、無臭!
磯の香りがまったくしません。
臭くありません。

 

2週間で双葉が開いてきたので、日当たりの良い窓辺に出して緑化させました。

 

ブロッコリースプラウト栽培は、水替えができる2段構えの容器があれば、成功しやすいです。

ただし、売っているもののように、背丈の高さはそろわないところが素人栽培なんですよねー。
これが今後の課題かな。

そして、大きな声では言えないけれど、毎日せっせと水替えをして目をかけ手をかけた割には、収穫量少なっ!と思ってしまうので、はっきり言って割に合わない栽培です。

だけど、スーパーフードとも言われるブロッコリースプラウトですから、今後とも不定期に栽培はしてみようと思っています。

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