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迎賓館一般公開に事前予約をして参観しました 死ぬまでに一度は自分の目でみておきたい場所です

一度は絶対に見ておいたほうがいいよ!と、友人にお勧めされたのが、【迎賓館赤坂離宮】。
諸外国からの賓客をお迎えする外交の場となる迎賓館が、一般公開されていることを、この時初めて知りました。

そこには、自分が一生かかっても絶対にふれることのできない世界が広がっていました。
ただ、ただため息しか出ない華やかで厳かな空間が、そこにありました。

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迎賓館は徳川家のものだった

迎賓館が建つ敷地は、徳川家の中屋敷があった場所。

明治を迎え皇室へ献上され、仮皇居などが設けられていた場所です。
この一角に明治42年、東宮御所として建てられた西洋宮殿が、現在の迎賓館赤坂離宮本館です。

 

ガイドさんのお話によれば、迎賓館の建物の一番厚い壁は、1.8Mもあるとのこと。
高さではないですよ。壁の厚さです。
関東大震災の時にもビクともしなかったというのに納得です。

 

迎賓館裏庭には、前日植えられたばかりという葉牡丹が、それはそれはきれいに整列していました。

 

戦後、これらの建物は国に移管され、外交の場である迎賓館として蘇ったのが昭和49年。
本館、正門、噴水は国宝に指定されています。

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迎賓館見学

迎賓館の内部は、写真撮影はできません。
よって、私の乏しいボキャブラリーの中から、文字だけで伝えなければならないのは、とても辛い。

正面玄関から大ホールへと続く真紅の絨毯。
それと対照的な市松模様の床。

そこから2階の大ホールへ入った瞬間、自分の視界に飛び込んでくる豪華なシャンデリアや、煌びやかな装飾がほどこされた天井や壁に、ただただ驚くばかり。

こんなシャンデリアは、美女と野獣のお城かシンデレラ城でしか見たことないけど(しかもテレビ画像)本当に、実際にこんなシャンデリアのあるお部屋が実在するのか・・・と感嘆のため息。

テレビで、国賓が天皇皇后両陛下と迎賓館で語らいをしているシーンは見たことがありますが、自分の目でみるとまったく違った景色に見えます。

なぜなら、テレビは平面な画像でしか伝わりませんが、実際に自分の目では360度、上から下から好きなように眺めることができ、迫力が全然違うからです。

天井に描かれた女神のまぶしいことよ。
大理石の暖炉の奥深いことよ。
金色に輝く鳥のレリーフのゴージャスなことよ。
壁にはめ込まれた七宝焼きの絵画の華やかさよ。
オペラ座の怪人でみたものよりはるかに上回る豪華で大きなシャンデリアの圧倒的なことよ。

そして思いました。
私が暮らしている世界は、なんて小さくて狭いのだろうと。

自分を卑下しているわけではありません。
世の中にこんな世界があるのだということを、迎賓館一般公開を通して知ることができて、本当によかったと思いました。

迎賓館和風別館見学

さらに、迎賓館では和風別館を見学することもできます。
こちらは、事前予約が必要ですが、専門のガイドさんについて回るガイドツアーとなっています。

「游心亭」と名付けられた和風別館は、南側に池がつくられています。
池に差し込んだ太陽の光が反射して、和室の天井や柱に水のゆらぎが映し出されるように設計されています。

 

作られた当初は、水のゆらぎを表現するための水辺だったそうですが、某新潟の首相が「なぜ池に鯉がいないのか?」と言ったので、鯉を飼うことになったとか、ならないとか。

 

和風別館の前の庭の、美しいことよ!

和風別館内も、写真撮影は禁止です。
中は、和風の中にもモダンさがある諸外国の国賓目線で作られたと思われるつくりとなっていました。

ここは、日本の伝統的な和食でおもてなしをするときに使うそうです。

壁や調度品など、ちょっとでも触れて傷つけると、修繕に100万円とかかかるようです。
だから和風別館は、小学生以下は参観ができないようになっているのでしょうかね?

迎賓館見学ツアー申込の仕方

友人が教えてくれた通り、迎賓館は死ぬまでに一度は観ておきたいところ。

本館、庭園は事前予約なしに当日受付で参観することができます。

この日も、ものすごい人が並んでいました。
入り口では、警察官が10名くらいいて、空港のような手荷物検査と金属探知機のゲートをくぐります。

その後、窓口または券売機で入場券を買っての入場となります。

本館・庭園参観(当日受付)
【公開時間】 10:00~17:00(最終受付16:00)
【参観料金】 一般:1,500円、大学生:1,000円、中高生:500円、小学生以下:無料
【所要時間】 60~90分

 

本館、庭園に加え、和風別館を参観希望の場合は、事前予約が必要です。

本館・庭園・和風別館参観(事前予約)
【参観開始時間(ガイドツアー)】10時30分、11時、11時30分、12時、12時30分、13時、13時30分、14時、14時30分、15時
【参観料金】一般:2,000円、大学生:1,500円、中高生:700円
【所要時間】120分~150分
【定員】 各参観開始時間ごとに20名

事前予約は、迎賓館公式HPで受け付けています。

⇒迎賓館 参観概要

なお、国賓をお迎えする日は当然のことながら公開はしていませんので、公開日程は要チェックです。

天皇陛下御即位慶祝行事として天皇皇后両陛下が乗車されたオープン・カーの展示は、11月28日(木)から1月5日(日)まで。

前庭の車寄せにガラス張りのケースに入って展示されていました。
人垣がすごくて、さらにガラス張りのケースで光が反射して、よく見えなかったけれど、車のシートがものすごく大きくて足元が広いつくりになっているのは、よくわかりました。

迎賓館アクセス

JR四ツ谷駅を降りて、そこから徒歩7分。

車の通りはさほど多くないのですが、警察官があちこちに立っています。
近くには学習院初等科もありますから、警備も大変なのでしょう。

アクセス【電車】
JR中央線・総武線 四ッ谷駅 赤坂口 徒歩約7分
東京メトロ丸ノ内線 四ッ谷駅 1番出口 徒歩約7分
東京メトロ南北線 四ッ谷 2番出口 徒歩約7分

 

私の説明では、迎賓館のすごさが伝わらないので、最後に動画を貼っておきます。
でも、やっぱり自分の目で一度は観ておくのがおススメです。

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