2年前に突如枯れてしまった月桂樹の木。
復活する兆しもまるでなかったため、昨年の春、株元からバッサリ伐採しました。
もう、乾燥ローリエは作れないのだと悲しんでいたのですが、その月桂樹が今年、見事に復活いたしました。
枯れて伐採した月桂樹の木
我が家には月桂樹の木がありました。
▲2020年9月 月桂樹の木
剪定をし、葉っぱで乾燥ローリエを作るのが、毎年恒例の行事。
ところが2年前、月桂樹の木が枯れてしまいました。
枯れた原因は、害虫被害や病気などあれこれ考えましたが、結局のところはわからずじまい。
▲2021年春 月桂樹伐採後
枯れた木を放置しておくわけにもいかず、2年前の春に伐採しました。
月桂樹のひこばえ
伐採した時、株の周囲にはひこばえが出ていたので、これを挿し木して増やすことも考えましたが、結局忙しくてできませんでした。
すると。
▲2022年9月 月桂樹のひこばえ
夏が過ぎるころには、伐採した木の周辺にたくさんのひこばえが伸びてきました。
一説によれば、ひこばえが勢いよく出てくるのは、樹木本体が弱っている状態なのだそうです。
樹木で光合成が行えないため、ひこばえを伸ばして光合成を行おうとしている・・・というわけなのです。
考えてみると、我が家の月桂樹は、私が高校生の頃にはあったと思うので、樹齢40年以上になるでしょうか。
寿命と言われればそうなのかもしれません。
▲2022年9月 ひこばえ7本を残す
本体は枯れてしまいましたが、勢いのあるひこばえ数本を育ててみることにしました。
ひこばえから復活
そのひこばえ。
今年は、枝が太くなり、分岐もしてきました。
▲2023年6月 月桂樹のひこばえ
株元は、かなり混んでいます。
植物は、株元の風通しが大切なので、整枝をすることにしました。
▲2023年6月 ひこばえも太くなっていた
昨年、風にゆらゆら揺れていた細いひこばえも、今年は一回り太くなり、ずいぶん立派な姿となりました。
▲2023年6月 月桂樹の株元
幹周辺の小さなひこばえを剪定し、落ち葉を片付けて、株元をすっきりさせると、やややややっ!見覚えのある姿がお目見え!
風通しの悪さは、害虫や病気発生の原因になるので、常に切り株は見えるようにしたいものです。
▲2023年6月 月桂樹剪定後
7本あったひこばえのうち、一番小さいものを伐採して6本にしました。
今後は、成長具合を見て少しずつ伐採し、いずれ1本立ちにしたいと思っています。
▲2023年6月 月桂樹の新芽
月桂樹のひこばえから出ている若くてきれいな葉っぱを見て、思いました。
月桂樹は枯れたのではなく、世代交代を行ったのかもしれませんね。
コメント