なんと、なんと!なんとっ!!!
月桂樹の木が枯れてしまいました。
毎年、月桂樹の枝の剪定をしては、葉っぱで乾燥ローリエを作るのが恒例行事だったというのに、これはもはや事件です。
月桂樹の木が枯れる
おかしいな?とは思っていたのですよ。
あれは3月のまだ早春の頃。
月桂樹の木を見ると、デラッとハゲ…、いやいや葉っぱがほとんどついていない状態に、違和感を覚えたのですよ。
あれー?
月桂樹ってたしか常緑樹じゃなかった?
こんなにも落葉していたっけ?
などと思ったものの、まぁ、寒けりゃ葉っぱも落ちるわな…と、勝手に自分の中で答えを導き出したのですから、それ以降忘れていたのです。
で。
6月になる頃には、古くて固い葉っぱに混じって、若くてやわらかい新葉が一斉に芽吹き、月桂樹の木もモサモサになるのがいつものパターンだというのに、今年はスッカスカなのです。
▲月桂樹 葉っぱは何処?
どーした!?月桂樹!!!
私の勘違いかと過去のブログを振り返ってみたのですが、5月の時点で風通しの悪くなった月桂樹の葉っぱを剪定していますから、やっぱりこれは異常事態です。
▲2017年5月 剪定した月桂樹の枝葉
うむむむむ。
思い当たることがまるでありませぬ。
▲2020年9月 月桂樹の木
昨年の9月だって、こんなに葉っぱを茂らせていたじゃないかーっ!
▲2021年6月 月桂樹の木
なのに、いったいどうしちまっただよー。
月桂樹の木が枯れる原因
月桂樹は枝が混みやすいので、剪定をしっかりしないとカイガラムシ類やすす病が発生しやすいといいます。
▲2020年月桂樹剪定後
しかし、毎年必ず剪定はしていましたし、葉や枝にすす状のカビが付着するすす病の徴候はありませんでした。
ただし。
非常に気になるのが、月桂樹の木の幹。
なんかボロボロなんですよねぇ。
月桂樹の木は、たしか30年以上前からあったと記憶しているので、もしかして寿命なのかと思って調べてみたのですが、月桂樹の寿命が何年なのかはわかりませんでした。
他に当てはまるものと言えば、カミキリムシ被害。
カミキリムシの幼虫は、幹や枝の内部に侵入して樹木の中身を食べ荒らすといいます。
寄生期間も1〜2年と長いため、放っておくと木質部がボロボロにされ、かなり大きな木でも徐々に枯れてしまうというではないですか!
この幹の様子は、もしかしてそうなのか?
言われてみれば、木質部がボロボロじゃあないですか。
あああああああー!
毎年剪定をしながら、風通しをよくして、大事に労わって、時には歌をうたってかわいがってきたというのに。
泣いた。
むせび泣きしましたとも。
希望のひこばえ
今年は月桂樹の葉っぱで乾燥ローリエが作れません。
大ショックです。
コロナで緊急事態宣言が出されるよりもショックです。
だがしかし。
希望の光はいつどんな時でも必ず差し込むものであります。
▲ひこばえの勢いがすごい
幹の根元からびゅんびゅんと勢いのあるひこばえが、ジャンジャンバリバリ出てきているではないですか。
▲月桂樹の新葉
それにボロボロの幹でも、枝からは新緑の真新しい葉っぱが萌え出ているではないですか。
▲月桂樹 2021年6月
月桂樹は生きている!
ユパ様にもおっことぬし様にも感謝です。
ここでまたむせび泣いたよね。
月桂樹の木が今後どこまで回復をみせるかわかりませんが、新たに出た勢いのあるひこばえは、挿し木に最適だというではありませんか。
よし!
今度は、月桂樹の挿し木に挑戦よ!!
というわけで、今年は乾燥ローリエを作れないかわりに、挿し木作業に勤しみます。
捨てる神あれば拾う神ありだわー。
コメント
昨年、そらはな家の乾燥ローリエを送っていただきました。遠く秋田から届いた香りには今でも癒やされています。挿し木がどうぞ成功しますように!ちなみに、我が家の庭には15年もののローズマリーがあり、香りは抜群なのですが、完全に木化し、葉もまばらになってしまいました。残念ですが、近いうちに思いきって撤去しようと思っています。
さくらゆさんへ♪
ローリエをご活用くださりうれしい限りです。
月桂樹の木、枯れたようでも新芽が出てきていますから、木の生命力に期待したいところです。
挿し木もやってみたいのですが、どうなることやら・・・(^^;)
ローズマリーも木質化するんですね。
今年、ローズマリーを買おうかどうしようか悩んでいて、今になってしまいました。
秋田でも月桂樹は地植えできるのですね。
てっきり、寒くてできないものかと思っていました。
うちでもチャレンジしようかなー。
いい情報をありがとうございます。
匿名さんへ♪
月桂樹は、冬の秋田でも落葉しません。
なのに・・・今年はいったいどうしたものか。
復活することを祈っています。