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老健の次の選択肢は?母の今後を施設に相談した結果

先日、母が暮らしている老健(介護老人保健施設)で、今後の生活について施設のスタッフの方に相談してきました。

老健はリハビリを目的とした施設のため、原則として3カ月を過ぎたら次の施設へ移る必要があります。

しかし、これはあくまで原則であり、「すぐに退所しなければならない」というわけではありません。

「次の施設を探しています」「申し込みをしています」という姿勢が大切で、申し込んでおけば空きが出るまでは引き続き老健で暮らせるとのこと。

実際、母のいる老健では平均的な入所期間は1年以上。

できればこのまま慣れた環境で過ごせたら…という思いもありますが、現実的には次の施設を考えなければなりません。

そこで、母の現状を踏まえ、最適な施設についてアドバイスをいただきました。

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母の現在の状態

スタッフの方によると、母の身体的な問題は特にないとのこと。

・歩行可能(リハビリの成果で、入所当初より安定)

・食事は自分で摂れる

・着替えも自分でできる

老健でのリハビリの成果は大きく、入所当初は左右に揺れながら歩いていたのが、今ではまっすぐ歩けるようになりました。

認知機能については、入所当初よりも衰えてきているものの、施設での生活に適応してきています。

以前は他の入所者の部屋に間違えて入ってしまい、トラブルになることもありましたが、今ではそうしたこともなくなりました。

ただ、入所者同士で親しくなることはなく、自分から話しかけることもないようです。

これは施設ではよくあることで、特に問題ではないとのことでした。

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次の施設としてグループホームを勧められる

母の現状を踏まえ、次に適した施設としてグループホームを勧めていただきました。
今の状態で申し込めば、施設側が断る理由はないそうです。

また、もしグループホームに入所した後、何らかの事情で退所することになっても、1カ月以上経てば再び老健に入所できるとのこと。

一方で、有料老人ホームについても少し話を伺いましたが、サービス内容はピンキリで、費用もかなり差があるとのこと。

いずれにせよ、高齢者施設はどこも満室で、特にグループホームは入所までに1年ほどかかる可能性があるため、できるだけ早く複数の施設に申し込みをするよう勧められました。

施設相談の後、母と面会

相談を終えた後、母と面会しました。
この日は姉も一緒だったせいか、母の記憶が冴えているように感じました。

私たちの名前をちゃんと覚えていて、
「よく来たねぇ!」と、心なしかはしゃいでいるようにも見えました。

また、「何時に来たの?」「どこから来たの?」「車はどこに停めたの?」と、私たちを気遣う言葉もありました。

声にも張りがあり、リハビリスタッフの方がおっしゃっていた通り、歩き方もしっかりしています。

改めて、老健のスタッフの皆さんが、母のことを本当に考え、リハビリや声かけをしてくださっているのだと実感しました。

母がここで穏やかに過ごせているのは、ひとえにスタッフの方々のおかげです。

本当に…
このまま老健で暮らせたら、どんなに良いか…。

でも、そうもいかないからこそ、次のステップをしっかりと考えなければなりません。

今後のアクション

✔ 目星をつけたグループホームを2〜3カ所訪問し、話を聞く

✔ 可能な限り早く申し込みを行う

✔ 有料老人ホームについても、情報収集しておく

母にとって、できるだけ安心できる環境を整えていきたいと思います。

母が入所したのは、雪が舞う寒い季節でしたが、気がつけばもう春。 施設の庭にも少しずつ緑が戻り、窓から差し込む光もやわらかく感じられます。

洋服も、少し薄手の春らしい色合いのものを届けました。
母が気に入ってくれるといいな…。

 

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