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青森県弘前市穴場的観光スポット藤田記念庭園で和カフェランチ

桜の名所として知られる弘前公園は大変有名な観光スポットですが、そのすぐ近くにある藤田記念庭園はご存知ですか?
私は隣の県に住んでいながら、今まで知らなかったんですよ。
何に驚いたかって、ここにある別荘と広大な敷地の庭を一個人が所有していたということ。
その中に併設された和カフェでランチをいただきました。
心と目の保養になりました。

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藤田記念庭園無料駐車場

藤田記念庭園の駐車場は無料ですが、よそ者にとってはそれがどこにあるのか非常にわかりにくい。
しかも、正門近くには有料の駐車場がいくつかあり、何も情報を知らないで行けば、まんまと有料駐車場に吸い込まれてしまいそうになります。

無料駐車場は、正門を通り過ぎ、信号を左折した場所にあります。

無料駐車場には60台が停められます。
ここから裏門まではすぐなのですが、庭園内でランチを食べるため正門から入ることにしました。
駐車場から正門までは上り坂となっています。(ちょっとツライ)

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クラフト&和カフェ匠館でランチ

藤田記念庭園内でランチが食べられる場所は2箇所あり、ひとつが「大正ロマン喫茶室」、もうひとつが「クラフト&和カフェ匠館」。

正門くぐって正面にババーンと建つシャレた洋館の中に、大正ロマン喫茶室があります。
こちらは、カレーやパスタなどが食べられますが、アップルパイ一押しの喫茶室。

が、今回は正門くぐってすぐ右側にある考古館内の和カフェ匠館へ。

2017年7月に考古館がリニューアルオープンし、和をテーマにした喫茶スペースとクラフト展示販売スペースがあります。

ランチメニューは2種類ありましたが、おばんざい定食を注文し、出来上がるまでクラフト展示を見て待ちました。

 

和のアクセサリーや小物類が所せましと並んでいて、それが職人さんの手作りなので、ひとつとして同じものはなく、ものすごーく心がほっこり満たされます。

 

和食器も、本当にステキなんですよね。
こんなお茶碗でご飯を食べたらおいしいだろうなぁ・・・と想像させる美しさ。

 

お値段も数千円。
こういう和食器に凝って集め出したら、エンドレス的に買い集めたくなってしまいますね。

美しい和の小物に心を奪われている間に、ランチが出来上がりましたと、お店の方が呼びに来てくれました。

 

本日のおばんざいは、こちら。
その日によって内容がちがうようですが、少量ずつたくさんの種類の、身体によさげなメニューは、うれしくなります。

でも、おばんざいって、そもそも京都の家庭料理って意味ですよね?
「嶽のきみごはん」は、青森県岩木山の嶽(だけ)地区で栽培されたとうもろこしでしょ?
「いしたのあんず梅」は、青森県津軽の老舗の梅干し屋さんでしょ?

もはや、京都というより地元青森の家庭料理だと思うのですが、これを「おばんざい」と呼んでいいのだろうか。
などというフツフツとした思いは置いといて、ほっこりランチに癒されました。

 

デザートは、黒蜜かけアイス。
とってもよく冷えていて、おいしいの。

これらすべてがついて、税込1,000円。
ごちそうさまでした。

贅をつくした藤田記念庭園

初代日本商工会議所会頭の藤田謙一氏が、大正10年に故郷の弘前市に築いた別荘地で、その後弘前市が買い取り、市政100周年を記念に整備し平成3年に開園した日本庭園。

入園料は310円かかりますが、その料金を払っても見ごたえ充分な庭園です。

広大な敷地は、約21,800㎡(6,600坪)・・・とか言われても想像がつきませんが、とにかく個人の庭園として造ったなら、とてつもなく広い。

 

樹齢170年とされるシダレザクラは、枝ぶりが見事で春には圧巻の桜吹雪が舞うことでしょうね。

 

庭園の高台部からは、正面に岩木山が臨めます。
この日は頂上部が雲で隠れていて、ちょっと残念。

 

ゴミひとつ、葉っぱひとつ落ちていない庭園は、雑草も生えていない。
この管理がどんなに大変かは、よーくわかっているつもりです。

 

階段を下りた低地部は、水辺のゾーン。
ここは春には、菖蒲が咲き乱れるのでしょう。

 

水の上を渡る橋も整備され、お散歩には快適。

 

そして高台部から低地部の落差を利用してつくられた滝!
滝のある庭なんて!!

 

ただただ、すごい・・・という言葉しか出ない。

 

池には鯉もたくさん泳いでいて、近づくと口をパクパクさせて寄ってくるんです。
餌をもらえると思ってるんでしょう。とっても人懐っこい鯉です。

 

紅葉にはまだ少し早かったけれど、きれいに手入れのされた庭園内を歩くのはとっても気持ちが良かったです。
美しい場所を見ると、自分のモチベーションも上がりますね。

我が家の庭の木の、ぴょんぴょん飛び出た小枝を剪定しようと、やる気が出てきたぞー。
ありがとう、藤田記念庭園!

 

【藤田記念庭園】
住所:弘前市上白銀町8-1
開園期間:通年開園(11月24日~翌年3月31日は高台部のみ)
休園日:なし
開園時間:9:00~17:00(入園券販売は16:30まで)
さくらまつり期間中は9:00~21:00(入園券販売は20:30まで)
入園料:大人(高校生以上)310円 子ども(小中学生)100円
藤田記念庭園事務所
TEL:0172-37-5525 FAX: 0172-37-5526
洋館喫茶室
TEL:0172-37-5690
クラフト&和カフェ匠館
TEL/FAX:0172-36-6505

このあと、岩木山神社へ行きました。

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