苔玉の寿命は2~3年と聞いてはいましたが、まだまだ長生きすると思っていました。
しかし、ついに苔玉が最期の時を迎えました。
2年半前に作った苔玉です。
苔玉の最期
冬のある日。
窓辺に置いた苔玉の様子にどこか違和感を覚えました。
苔玉は、大小2つ。
大きいほうにはブナを植えているので「ブナちゃん」。
小さいほうは、シダを植えているので「シーちゃん」。
様子がおかしいのはシーちゃんのほうです。
なんだか、いつもと顔つきが違ってない?
・・・と思って近づくと・・・。
あああああああーーーーーー!
目玉が落ちてるーーーー!!!
眼瞼下垂ではなく、目玉自然落下です。
実は2~3か月ほど前から、シーちゃんの苔は剥がれかけてきていました。
頭上からは、変な枝が突き出してきていましたし。
この枝らしきもの、なんなんでしょうね?
今や、シダは枯れてしまったけれど、その根っこなんでしょうか?
シーちゃんの後頭部は、とっくに禿げ上がっていましたし。
頭頂部を触ってみたら、苔が簡単に剥がれてきました。
シーちゃん、頭爆発、目玉落下。
これが苔玉の最期の姿なのね・・・と、思いました。
苔玉は大きいほうが長持ちする
シーちゃんとはお別れすることにしましたが、大きい苔玉のブナちゃんは健在です。
冬を迎え、ところどころ苔が茶色くなっていますが、春になると新たな苔が出てくるので、大丈夫でしょう。
そして、頭上のブナも春には新芽を息吹かせようと、じっと待っています。
苔玉は、サイズが大きければ土台にしっかりハイゴケを被せやすいし、糸で巻きやすい。
形も整えやすいので、作りやすい。
さらに、その後の管理も、大きいほうが苔表面の水分保有量も多いため、比較的乾燥しにくく扱いやすい。
ということは、大小2つの苔玉を自分で作って、その後管理したからわかったことです。
苔玉の寿命は2~3年だと言われていますが、ブナちゃんにはもう少しがんばっていただきたい。
春の芽吹きを今年も見たいのですよね。
苔玉の生育まとめ
というわけで、苔玉が我が家にやってきてからの様子です。
2020年10月 奥入瀬モスボール工房で苔玉を作る。
2020年10月 ようこそ我が家へ。
苔玉のブナちゃん&シーちゃん。
2020年11月 ブナちゃんの紅葉始まる。
2020年12月 大失態!苔玉を凍らせてしまう。
ブナちゃん 激高!!
2021年4月 それでも春には新芽が息吹き出しました。
2021年5月 茶色くなっていた苔も緑色に復活しました。
さらに1年後 2022年5月 新緑が美しい苔玉です。
2022年9月 苔玉青々としています。
寿命を延ばすため、ブナの根切りをしました。
そんなこんなで、苔玉を蝶よ花よとかわいがってきましたが、小さい苔玉のシーちゃんはついに最期の時を迎えました。
ありがとう シーちゃん。
苔玉づくり楽しかったよ。
また奥入瀬に遊びにいきます。
コメント
そらはな さん、こんにちは!
れいもあ です。
いつもキレイな写真と温もり感じる言葉に癒やされてます。
苔玉のシーちゃんのメモリアルブログ、
シュールであり、ププッと笑えるシーンもあったり、
楽しく読ませていただきました。
目玉が落下した写真、悲しまにゃならないのに、
ウケました。
おもろ過ぎです!
また 笑いに飢えた時、お邪魔します!(そーじゃなくても読みに来ます)
れいもあさんへ♪
ははははは(^-^;
確かに苔玉のメモリアルブログですねー。
どんなものでも、目をつけると擬人化しますから、愛情も湧きます~(#^^#)