鉢植えのシクラメンが我が家にやってきてから20日が過ぎました。
シクラメンは暑すぎても寒すぎてもうまく育たないというので、真冬の寒冷地ではどうしたらよいのか悩みましたが、今のところ我が家ではリビングでも元気に育っています。
シクラメンの温度管理
シクラメンを室内で育てる最適温度は15℃~20℃と言われます。
温暖な気候の地域では、明るい玄関に置くのが良いそうですが、寒冷地で寒風が吹き荒れる日本海側ではそうはいきません。
なぜなら真冬の玄関の温度は5℃以下になるからです。
かといって、シクラメンをリビングに置くのも 不安があります。
なぜなら、寒い地域ほどリビングの暖房はぬくぬくと暖かく、室温は20℃以上になるからです。
しかし、せっかくの美しいシクラメンは、毎日そばで眺めていたいではないですか。
そこで、我が家ではリビングに置くことにしました。
リビングでのシクラメンの管理の仕方
リビングでのシクラメン置き場は、出窓のところにしました。
暖房器具からは対角線上に離れた場所にあることと、暖かい室内でも窓から冷気が流れてくるので丁度良いのです。
実際に出窓のところの温度を測ってみたら、リビングが22~23℃くらいあっても、出窓では15~16℃でした。
お日様が出るともう少し温度は上がるかもしれませんが、冬の日本海側では日照はほとんど期待できません。
ということは、シクラメンにとってはリビングの出窓という場所は。最適な生育環境になるではないですか。
ただし、不在時は暖房はOFFにしますから、当然リビングの温度は10℃以下に下がります。
それでもシクラメンは、5℃以上あればギリギリ育つというので、きっと大丈夫だと信じています。
そして、今のところ元気に育っています。
なにより、冬でもリビングにピンク色のゴージャスな花が飾られていると、気分が上がります。
急激な環境変化や温度変化は草花にとってよろしくない状態ですが、我が家のシクラメンはこの環境になじんだようです。
よかった!
シクラメンの花ガラ摘み
ところでシクラメンの花は、ある日急に落下するんですよね。
茶色くなって枯れて萎れる…という感じではなく、まだ花びらもきれいなピンク色なのに、ポロっと落下するんです。
もちろん落下が近づいた花は、ハリもなくなって花びらの縁が少し縮れたようになるので、よく見ていたらわかるのですが、そもそもシクラメンって密集して花が咲いているので、ちょっとわかりにくいのです。
で、上記の画像のように、花びらのない茎は、一見これから花が咲く蕾かな?と、最初の頃は思っていたのですが、これはもう花が落下したあとなんですよね。
これをそのままにしていると、今度は種を作る準備を始めてしまうので、こういう茎を見つけたら、茎を根元からねじるように取り除きます。
また落下した花が枯れると、そこから病気になる可能性もあるので、シクラメンは毎日よく愛で、手をかけ声をかけ…というのが大事なんですよね。
まぁ、どんな植物でも同じことが言えるのですけどね。
新年もシクラメンの彩のあるリビング
そんなわけで、ン十年前には速攻で枯らしてしまったシクラメンも、今回はすくすく成長中。
新年も、シクラメンとともに迎えられそうでうれしいです。
外は猛吹雪だけれど、お部屋にお花がある暮らしというのは、気持ちも華やぎます。
ちなみに、現在の我が家のポタジェガーデンは、すっぽりと雪に覆われています。
ああああ。
撤去する前に雪が積もって抜くに抜けなくなったパプリカと、ガーデンピック。
そして、不織布トンネルの中には大根が埋まっているけれど、雪がとけるまではこのまま放置になりそうです。
早く春が来ることを待ち望みながら、来年はさらに良い年になることを願っています。
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