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餃子を米粉の皮でも作ってみたらわかった新発見

いつも買う餃子の皮の隣に、小麦粉不使用米粉の餃子の皮が並んでおりました。

なんと米粉で餃子の皮?
かたくて伸びが悪くて餃子の餡がうまく包めないというイメージですが、これは小麦アレルギーのある方には画期的な商品ではありませんか。

小麦粉の皮と米粉の皮。
はたして違いはあるのだろうか?

そんな興味から、両方の餃子の皮を買って比べてみました。

 

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米粉の餃子の皮

イオンで餃子の皮を買おうとして、ふと目に留まった米粉の餃子の皮。

「熊本県産米粉使用 小麦粉不使用 米粉専用工場で作ったパリッと焼ける餃子の皮です」

むむむっ!
いつもの餃子の皮は30枚入りで100円くらいなのに対して、米粉の餃子の皮は22枚入りで150円くらい。

若干高めですが、そんなに闇雲に高いわけでもないし、これはぜひとも比べてみたい!
というわけで、両方の餃子の皮を買ってきました。

 

右側が小麦粉の皮。やや黄みがかっています。
左側が米粉の皮。お米のように真っ白。

 

米粉のほうがややかたさはありますが、餃子の餡を包むのもなんらふつうにできました。

小麦粉に比べてやや伸びが悪いですが、ちぎれたりひび割れたりすることもありません。

 

焼き上がりもちがいはありません。

よーくみると、米粉のほうが若干白いというのがわかりますが、それだって言われなければわからないこと。

食べてみると、米粉のほうがカリっとした食感で、口の中に入れるともちもちした感じになってきます。

私は、米粉の餃子のほうが好みかも。

そして、米粉だけでここまで伸びのよい餃子の皮を作る技術がすごい!と思ったのでした。

 

しかし米粉の餃子。

焼いてから時間が経過するとカリッと感は失われて、小麦粉の餃子と区別がつかなくなります。

皮に油がほどよくなじんでしまうからでしょうね。

つまり米粉の餃子は焼きたてを食すのが、一番おいしく食べる方法だということがわかったのでした。

 

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米粉とは

その名の通りお米を粉にしたものを米粉と言います。

近年、お米を製粉化する技術が高度になり、より微細な米粉が作られるようになったので、小麦粉の代用としても用いられることが多くなってきました。

微細粉の米粉は、小麦粉の粒子の1/2だそうで、これによりモッチリ感が持続します。
また、米粉は油を吸いにくいので、焼いたときにカリっと仕上がるんですね。

だから米粉の餃子はカリっとしていてモチモチなのかぁ!

 

日本はお米の消費がどんどん減ってきているそうですが、米粉の良さを引き出していろいろな食品に代用する技術はすばらしい。

なにより、小麦粉アレルギーのある方も、米粉の皮なら餃子も食べることができますしね。

 

揚げ餃子にもしてみました。
もはや揚げると、米粉も小麦粉も区別がつきません。

カリッともちもちを求めるならば、米粉の皮で焼き餃子が最適です。

 

 

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