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固定電話を解約しました

2023年3月末日をもって、固定電話の解約をいたしました。

子どもの頃から家にあって当たり前だった固定電話ですが、時代の移り変わりとともに、また家族構成の変化とともに、我が家では必要のないものとなりました。

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固定電話の解約を決断した出来事

数年前から、固定電話を使うことはほぼなくなっていたため、いつかは解約しなければならないと感じていました。

しかし、ここまで先延ばしにしてきた理由は、実家の母が携帯電話を持っていなかったからです。
我が家は二世帯住宅で、親機を私の家のほうへ、子機を実家へ置いて使っていたので、母にとっての連絡手段は固定電話でした。

とはいえ、2年ほど前から母は電話のかけ方もわからなくなったうえ、かかってきた電話の呼び出し音にも気づきません。

それでも数回に1度は電話にも出ていたようですが、電話を切った直後には忘れてしまいます。

先月、伯母の訃報の電話がかかってきた時も、最初に電話を取ったのは母でしたが、まったく覚えていませんでした。

訃報で固定電話の解約について考える
どうやら我が家も、固定電話を解約する時がきたようです。 私も夫も連絡手段は携帯電話なので、自宅の固定電話は使うことがあり...

これにより、固定電話を解約する決断に至りました。

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固定電話の解約のしかた

私が物心ついた時から、自宅には固定電話がありました。
ダイヤル式の黒電話です。

半世紀も使ってきた固定電話を解約するなんて、一大イベントのように感じていましたが、手続きはネットでサクっと済んでしまいました。

NTTのホームページから、「解約手続き」へと進み、必要事項を入力してポチッと押すだけ。
なんとまぁ、あっけない終わり方です。

子どもの頃、家にかかってきた電話をとって親に伝える時、「誰からの電話だったのかちゃんと名前を聞きなさい」と、何度怒られたことか。

また、学校のクラスの連絡網があって、電話がかかってきた内容を次の方へ回すという伝言ゲーム(←ちがう)がありましたよね。

正確な時刻を知りたくて、117へ電話して時報を聞いたことも数知れず。

お年頃の時期には、男子からかかってきた電話を親に聞かれたくないがため、電話線が伸びる限りまで廊下に引っ張って、コソコソ電話をしたこともありました。

いやはや、固定電話の解約で昔のいろんな思い出が蘇ってきました。

解約申し込み後も電話が使える

NTTへ解約申し込みをしてから4日。
実は、まだ固定電話は繋がっています。

ネットでの申し込みは、あくまでも「解約申し込みを受け付けました」というだけであって、正式にはまだ解約にはなっていません。

~NTT東日本よりのメール~

お客様のお申し込み内容及びご利用状況によっては、後日、弊社より
メールまたはお電話にて確認のご連絡をさせていただく場合があります。
その場合は、確認させていただいた内容をもって正式なご注文とさせていただ
きますので、あらかじめご了承願います。

解約手続きをしたら、翌日には不通になると思っていましたが、そうではないのですね。

NTT側で回線解約工事が完了するまで1週間~10日はかかるようで、解約申し込みをした日が解約ではなく、あくまでもNTT側の都合による解約日になるようです。

切りよく3月末まで、と決めての解約申し込みでしたが、その必要はなかったわけですね。

ちなみに、月額の基本料金は日割り計算してくれる模様。
解約するなら、余裕をもってお早めに・・・ってことです。

固定電話解約で年間いくらの節約になる?

使っても使わなくてもかかる基本料金。
我が家は、ほとんど電話をかけることがありませんでしたので、毎月かかる電話料金は約1,700円でした。

解約により、年間2万円の節約となります。

以前は、私が外出時に母の安全確認のため、固定電話は必要だと思っていましたが、母の部屋へ見守りカメラを設置したことで、この問題は解決できました。

高齢の母の部屋に見守りカメラを設置して思うこと
母が1日の大半を過ごすリビングに、見守りカメラを設置しました。 我が家は二世帯住宅で、母の部屋とは廊下で繋がっているので...

それ以前に、母は電話を扱うことはできなくなっていたのですけどね。

勧誘電話やオレオレ詐欺電話の不安もなくなったので、固定電話を解約してよかったです。

 

コメント

  1. ぷちもも より:

    初めてのコメント失礼します。

    我が家と実家にもある、ダイヤル式の黒い固定電話…
    震災の時にわざわざ探しだしてまで購入しました。
    流石にもう必要ないかな、とは思うものも、解約のタイミングが分からずそのままとなっています。

    震災の時に、スマホが不通で全然繋がらない中、黒電話は問題なく使用できていたので、何となく防災対策として残している感じですが…
    今も使えるのかしら…?

    • そらはな より:

      ぷちももさんへ♪
      アナログの固定電話は、停電時も使えるという強みがありますよね。
      我が家は、今後は震災時に家族が連絡を取り合える手段(災害伝言ダイヤルなど)を家族間で共有したいと思います。

  2. ペイココ より:

    私も停電対応のため、アナログの固定回線は残してあります。電話機の電源コードをコンセントから抜き、受話器を上げてツー音が聞こえれば、停電対応可能と思います。
    来年から全国一律で3分9.35円になるそう。

    • 動物のかめちゃん より:

      コメント失礼します

      固定電話の必要性として、通話以外に一昔前では身元保証って意味合いも有りました、就職・転職で固定電話の有無で採用基準が違ったり、契約関係でも固定電話の有無で信用度の違いが有りました、また携帯が3G回線で主流だった時代までは、高速で大容量通信するなら有線で光通信が有利でした、さらに固定電話加入権も財産の一部と考えられた時代もあり加入権の売買も有りました

      携帯の個人所有率が1台以上ある現代、信用問題も固定より携帯の所有の方が重要になり、加入権も携帯より高額でメリットが少なく、高速大容量通信も5G回線の登場で有線のメリットが無くなりました

      アンティークで所有の意味合い以外のメリットが無くなったので、私も固定電話解約しました

      解約から一年経って、デメリットと言えば、スマホが突然故障した時の連絡手段が断たれる事です、検索も出来ないし、無店舗格安SIMなんか使って居るとスマホ発売元に直接連絡しなくてはならず、公衆電話を探すのに一苦労したぐらいですね

      • そらはな より:

        動物のかめちゃんさんへ♪
        おっしゃる通り、たしかに固定電話は身元保証って考え方がありましたね。
        昭和家電も密かなブームでもありますから、黒のダイヤル式電話は貴重ですよね。
        今の携帯電話は、めったに不具合が起こらないので、突然故障した時のこともあまり考えていませんでしたが、店舗をもたない格安SIMに乗り換えた当時は、パソコンのメールで連絡しよう、とかあれこれ考えたものでした。
        今一度、携帯電話が不通となった時の代替手段を考えたいと思いました。
        コメントありがとうございます。

    • そらはな より:

      ペイココさんへ♪
      そうなんですよねー。
      来年からNTTもついにIP網へ切り替えですね。
      固定電話を使う方にとっては朗報ですね(#^^#)

  3. へさやま、 より:

    電話債券は国が国民に返却すべき10万円弱を踏み倒したまま頬被り。
    本来ならば民間移行に伴い、株式でもって返却するべきだろう。
    年金問題といい、この国の政府は誠意がまるでない。
    国民に返却すべきものは知らん顔していて、徴収する必要もなかろうNHK受信料取り立てには政府も賛同するおかしさ。
    日本国民として恥ずかしいのだが国内に居住して国籍を変える術を知らない。

    • そらはな より:

      へさやま、さんへ
      電話加入権、消滅しちゃいましたね。
      民間移行した時も、加入権のことについては大々的にお知らせなんてなかったですよね。

    • 愛媛県 より:

      その通り、債権の証書もある、チャラになるとは思ってもいない。

  4. まー より:

    はじめまして。少し年下の主婦です(笑)親のこと、家のこと、いつもイロイロ参考にさせていただいています。
    固定電話の解約について、以前他の方のブログで読んだのですが、銀行やカードの登録に使っていると、身元の確認で不便があるとのことでしたので、携帯等への変更をされたかが心配でコメントいたしました。
    我が家は固定電話は、セールス9割ってところですが、FAXの利用をしており、解約にはいたっておりません、

    • そらはな より:

      まーさんへ♪
      こんにちは(#^^#)
      あ!そうですよね。
      銀行やカードの登録。たいていは携帯番号にしていますが、地元の銀行は固定電話だったような気がします。
      確認してみます。
      ありがとうございます!(^^)!