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老朽化による水道管の水漏れ発生 修理にかかった費用

先月の水道料金は、通常の3倍に跳ね上がっていました。
水道の検針に来た方から伝えられるまで、まったくわかりませんでしたが、水漏れが発生していた模様です。

水道管の水漏れ修理にかかった費用はいくらだったのか、我が家の場合です。

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水道管の老朽化

水漏れが発生した場所は、実家側。
我が家は二世帯住宅ですが、実家は築40年以上が経過しています。

検針の方に指摘されるまで、まったく気づかなかったのは、水漏れしている箇所が地面の中だったからです。

水道管の寿命は30~40年と言われますが、一般住宅などの配管は20年ほどで経年劣化するようなので、なるべくしてなった水漏れでしょう。

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水漏れに気づいた時の応急処置

あいにくその日は、日曜日。
いつも自宅のメンテナンスを依頼している業者さんも休みだし、念のため市の水道局へも連絡してみましたが、「水道屋さんへ連絡してください」と、つれないお返事。

ならば、明日業者さんに来てもらうまでの間、どこかでジャンジャン無駄に流れているであろう水を止めねばなりません。

そんなわけで、実家にあるいくつかの水道の元栓を閉めてみると、勝手口のボイラー室の元栓を閉めることで、水道メーターが止まるということが判明。

これにより、実家の洗面所の水は出なくなりましたが、幸いキッチンの水は使えたので、不幸中の幸いでした。
ただし、この事態を母に説明するのに、かなり苦戦を強いられました。(母は認知症)

漏水していた場所

翌日、水道屋さんに見に来ていただくと、なにやら大掛かりな修理になりそうな予感。

というのも、ボイラー室の元栓が出ている場所は、コンクリートの土間であるので、このコンクリートを壊して漏れている場所を探らなければならないとのこと。

水道屋さんいわく、今どきの住宅は水道管を床下に這わせるように作っているので、漏水箇所も見つけやすいとのこと。
しかし、40年以上も前に建てられた実家は、元栓はコンクリートで固められているわ、水道管も家の周囲の地面の下、それもコンクリートのベランダ下を這っているわで、こりゃ困ったな・・・という雰囲気になってきました。

結局、半日かけて調べていただいた結果、漏水している場所は実家の南側のベランダ下に埋まっている水道管だということがわかりました。

つまり、ベランダであるコンクリートも壊さなければ、水漏れは修理できない事態となりました。

修理にかかった費用

実家の南側を走る水道管は、玄関横に設置された立水栓に通じています。
この場所の水道管を閉鎖すれば、修理にかかる費用は最小限に抑えられますが、ここは決して譲れない場所なのですよ。

だって、立水栓がなければ畑に水撒きができない~(T_T)

しかも、この立水栓もコンクリートで頑丈に固められた場所にあります。
水漏れ箇所を修理して、さらに立水栓を新たに設置するとなると、コンクリートも壊しての大々的な工事となります。

あああああー。
どんなに丁寧な暮らしを心掛けたって、経年劣化には勝てないのよねぇぇぇ。

というわけで、苦渋の決断。

 

バーン!
新たなる立水栓を、シンプルに土の上に設置。
しかも、屋根からの落雪を考えて、建物から少し離した位置。

そして、これまで使ってきたコンクリートにある立水栓は閉鎖。

漏水している水道管も、修理となるとコンクリートのベランダを壊さなければならないため、隣の地面を掘って新たなる水道管を設置。

そこから、地面に突き出た立水栓へと繋げ、これで畑への水撒きはめでたし、めでたし。

・・・って、ちっともめでたくない。

延べ2日間かかった水漏れ修理の費用は

▪漏水修理 38,000円
▪配管工設置+立水栓 72000円

合計11万円となりました。

減免制度は利用せず

ところで、今回の我が家のように、地面の下など目に見えない場所での漏水は、自治体が減免制度を設けています。
水漏れによって生じた水道料金の一部(5割~7割)を免除してくれるのです。

しかし、今回は減免申請はしませんでした。

なぜならば、修理をしてくれた方が指定給水装置工事事業者ではなかったからです。
高齢となったため、指定業者からは外れたそうですが、修理費用はだいぶ安く請け負ってくれたようです。
また、指定業者は今の時期忙しくて、いつ修理に来られるかわからないとも言われたため、すぐに対応してくれる水道屋さんに依頼した次第。

もっとも、先月の水道料金は15,000円。
半分が免除となったところで7,500円ですから、それよりも早急に迅速に修理をしてくれる方がよかったのですよね。

漏水の修理料金は、漏水場所や配管の位置などによりピンキリだそうですが、生活に不便さが生じるものは(特に実家の母が不穏になるので)なるべく早く直していただきたいですもんね。

築年数が進み、あちこち老朽化も進み、今後もいろんなところを修理する必要が出てくると思いますが、実家の母が少しでも長く同じような環境で暮らせることを祈るばかりなり。

 

コメント

  1. 通りすがりの水道屋 より:

    指定業者でなければ修理をしてはいけません。今回、修理をしたのはいわゆるモグリの業者です。堂々とブログに書き込むとは… 修理費用も決して安くはないと思います。

    • そらはな より:

      通りすがりの水道屋さんへ
      コメントありがとうございます。
      私も気になって、市の水道局へ確認しました。
      指定業者でなければ漏水の減免申請ができないということを理解していればOKとのことと、
      昨年までは指定業者だった方が、高齢で指定業者の申請をしなかったとのこと。
      それを理解したうえで、依頼しました。
      うーん、モグリと言われればそうなるんでしょうかねぇ・・・。