雪が積もる12月。
マリーゴールドの種を取りました。
いまだ畑にマリーゴールドを残していたのは、発芽しやすい種を取るためです。
そして今年は、発芽しやすい種について新たに気が付いたことがありました。
冬のマリーゴールド
畑には、まだマリーゴールドが咲いています。
雪が積もるような寒さでも、いまだに花が残っているマリーゴールドってすごいですよねぇ。
昨年は11月には撤収していたマリーゴールドですが、今年まだ畑に残していたのは、種を取るため。
マリーゴールドは、花が枯れた下のほうの膨らみに種が入っているのですが、花びらがまだついているうちは、種も成熟していないと思うんですよね。
枯れた花びらが全部落ちて、下を向いたようなものが、種も充実する気がするのです。
なので、今年は粘りに粘ってマリーゴールドを残していたのですが、とうとう雪が降ってしまいました。
マリーゴールドの種の採取
そんなこんなで、寒い中マリーゴールドの種を取ってきました。
画像左側3つは、花びらがついているので、これは種も期待できません。
花びらも落ちてカラッカラに乾いている右側のほうが、良い種だと思うんですよね~。
ちなみに、花びらがついたほうの種は、まだ生々しくしっとりしていますが、右側の種は私の踵くらいカッサカサに乾いています。
乾いている種の方だけ採取しました。
マリーゴールドは、1つの花に50個以上の種が入っています。
発芽しやすい種の見分け方
種を取っている時、気が付いたんですよ。
触ると、ふにゃっと曲がる種と、まっすぐ硬直して抵抗する種があるということを。
▲見た目では区別がつかない
見た目ではまったく区別がつきません。
指でつまんだ時の感触でしか、ちがいがわかりません。
▲左側 硬直している種 右側 ふにゃふにゃの種
300個くらいあった種の中で、硬直していた種は100個くらい。
そういえば、今年の春に買った市販のマリーゴールドの種は、どれもみんな硬い種だったなぁということを思い出しました。
昨年は、花びらがまだついている種も採取して、それらを育苗箱にばら蒔きしたら、発芽したのは10個以下でした。
なので、自家採取したマリーゴールドの発芽率の悪さに驚愕しましたが、それは単に私が種の見分け方を知らなかっただけではないだろうか。
今年は、花びらが完全に枯れたものから種を採取し、さらにその中から硬直している種を選び抜きましたから、もしも来春、発芽率が市販の種並みに良かったのなら、うほほほほほ~。
私、種ソムリエ・・・いやいや、種鑑別師・・・いやいや、とにかくマリーゴールドの種の目利きとなれるかもしれない。
なんてことを思い一人ほくそ笑んだのでした。
来年の春が待ち遠しいー!
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