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自家採取したマリーゴールドの種の発芽率は恐ろしく低かった

昨年、畑に植えたマリーゴールドの苗は、想像以上によく育ち、種もたくさん採れました。
その種を保存して、今年の春に種を蒔きました。

さて、自家採取したマリーゴールドの種は、果たしてちゃんと発芽するのでしょうか。

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マリーゴールドは優秀なコンパニオンプランツ

マリーゴールドは、いろいろな野菜と相性がよく、コンパニオンプランツの代表として知られています。
野菜の近くに植えることで、害虫を遠ざけたり、野菜の成長を促すと言われているので、家庭菜園でマリーゴールドを植える方も多いことでしょう。

私も昨年、畑にマリーゴールドを植えたのですが、ほったらかしでもどんどん増え、さらにはこぼれ種からも発芽し、本当に手間のかからない優秀なお花だということがわかりました。

▲2020年8月 マリーゴールドの蕾が増殖中

マリーゴールドを植えたからといっても、野菜に害虫は付きますし、野菜の成長が著しかったかどうかは定かではありませんが、畑の中に色鮮やかなビタミンカラーのマリーゴールドがあると、気持ちも華やぎます。

さらに、今年は畑のポタジェ化を目指しているので、畑のコンパニオンプランツとしてマリーゴールドは絶対に植えたいお花です。

【マリーゴールドと相性の良い野菜一覧】

野菜一覧 効 果
キャベツ 土の中のセンチュウ抑制効果
大根 土の中のセンチュウ抑制効果
ラディッシュ モンシロチョウ、ヨトウムシから守ってくれる
きゅうり 土の中のセンチュウ抑制効果
土を活性化させる
トマト 病害虫を防ぐ
生育の促進効果
ピーマン 土の中のセンチュウ抑制効果
土を活性化させる
じゃがいも 土の中のセンチュウ抑制効果
ブロッコリー 土の中のセンチュウ抑制効果
カリフラワー 土の中のセンチュウ抑制効果
マメ類 害虫を防ぐ
生育の促進効果
土の中のセンチュウ抑制効果

 

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マリーゴールドの種の採取

昨年、マリーゴールドの種をとりました。


種は、ひとつの花にたくさん詰まっています。

 

なので、もう嫌っ!ってくらいたくさん採れます。

それらをよく乾燥させてから、紙袋に入れて冷蔵庫の中で保管しました。
こんなにたくさんの種は必要ないのですが、マリーゴールドの種の発芽率は70%。

まして、私が自家採取して、私が保存する種ですから、発芽率はさらに低くなるでしょう。
まぁ、多ければ多いほど、数うち当たるという試算です。

自家採取したマリーゴールドの種まき

春になったのでマリーゴールドの種を蒔きました。
まだ、4月中旬でしたので、室内での種まきです。

▲2021年4月8日 マリーゴールド種まき

種は育苗箱にバラ蒔きしました。
だいたい100粒くらいの種を蒔いたと思います。

 

▲2021年4月6日 湿度を保つため新聞紙を乗せる

育苗箱はリビングに置き、乾燥しないよう新聞紙を上にのせました。
土の表面が乾いたら、霧吹きで水分を与えました。

しかし。
10日過ぎても発芽の気配がまったく無し!!

種の保管状況がよくなかったのか、はたまた自家採取に不備があったのかはわかりませんが、発芽率ゼロ!!(T_T)

そこで、今度はその育苗箱にさらに種を蒔きました。

その数300粒以上!!正確に数えたわけではないけれど

もう発芽率が悪ければ、数で勝負です。
自家採取のメリットは、ひとつひとつの種は虚弱でも、大勢で対抗できるところです。

マリーゴールド発芽日数

数で勝負した甲斐があって、マリーゴールドがついに発芽しました。

▲マリーゴールド発芽した~

300粒で勝負したマリーゴールドは、10日めで発芽しました。

 

その数 7つ。

神7かみセブンか・・・!!(^^;)

発芽後は徒長を防ぐため、外のベランダに出し、保温のためプラケースを被せています。

 

その後、神7は神10となり、順調に本葉も出てきました。
残念ながら芽を出さなかった290粒以上の苗床がもったいないので、間に他の種を蒔きました。

 

蒔いた種は、他の種を買った時にオマケでついてきた「キリバナヨウ ハナ」の種。
いろんな花の種が混じっているものですが、なんの種かは不明。
しかも、昨年の種です。

 

▲花が咲いてからのお楽しみ 不明種

しかし、その不明の種たちは、種を蒔いて2日後には発芽し始めました。

秋田も、ようやく最高気温が20℃に達するようになった今日この頃。
結局、種の発芽に必要なのは、「適温」という以外他ならないでしょう。

そして、私が自家採取したマリーゴールドの種の保管方法について、今年はもう少し策を練りたいと思います。

なにはともあれ、毎日野菜やお花の成長を見ているのは、日常にささやかな変化を生み出してくれて、とても楽しいものです。
野菜や花を育てることは、その先にある結果よりも、毎日の過程を楽しめることが、最大の魅力なのかもしれません。

 

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