今年も芝桜が満開となりました。
例年より2週間も早い満開です。
6年前、わずか6つのポット苗から始まった我が家の芝桜は、その後100倍以上に増え、さらなる増殖を続けています。
小さなポット苗からの出発
6年前、ホームセンターで芝桜のポット苗を6個分買ってきました。
▲2018年春 芝桜
芝桜の苗は、申し訳なさそうにパヤパヤと花が付いているだけで、間もなくその花も枯れてしまいました。
▲2018年8月 芝桜
日当たり良好の場所に植えた芝桜は、特に水やりもせず自然の雨任せ。
それでも夏が終わるころにはしっかり根付いたようで、葉っぱの色が濃くなり、少し広がってきました。
▲2019年5月 芝桜
1年後、芝桜は10倍に増え、とてもきれいな花が咲きました。
▲2019年6月 芝桜移植
増えた芝桜は、花が終わると剪定と株分けをし、バラの花壇の横に移植しました。
▲2020年5月 芝桜
その芝桜もしっかり根付いて、翌年にはこんもりと花を咲かせてくれました。
▲2021年5月 芝桜
さらに翌年は、盛大に満開となりました。
▲2021年5月芝桜
最初にスタートした芝桜も、もちろん満開です。
▲2022年5月 芝桜
昨年の芝桜の様子です。↑
▲2022年5月 バラの花壇周囲の芝桜
バラの花壇周囲の芝桜も、かなり増えました。
▲2022年5月 芝桜
また、反対側のバラの花壇周囲にも、株分けをして移植し、それも満開を迎えました。
そして今年の芝桜は、例年よりも2週間早く満開となりました。
▲2023年4月 芝桜
思えば6年前には園芸についてなにもわかっておらず、株分けしていただいた芝桜をすぐに枯らしてしまうという大失敗をやらかしています。
▲2023年4月 バラの花壇周辺の芝桜
なので、毎年春がきて満開の芝桜をみると、感無量です。
▲2023年4月 芝桜
ああー。
私でもちゃんと育てられるんだなぁ・・・って、ね。
芝桜の増やし方
芝桜は株分けで増やしています。
▲夏になると株元が枯れる芝桜
花が終わった芝桜は葉っぱが密集してきますが、お日様の当たらない株元からどんどん枯れてきます。
特に梅雨時期には株元が蒸れて根腐れを起こしやすくなるので、風通しをよくするためにも剪定や株分け作業が必要です。
▲芝桜剪定後
6月~7月頃、芝桜の伸びた葉っぱを半分くらい刈り込み、風通しをよくします。
その時に、ひとつの株の半分くらいを、ざっくり根元から掘るように切って、株分けします。
芝桜の根は、浅く広がっているので、手でざっくりと分ける感じです。
それを別の場所に植えますが、土には化成肥料を少し混ぜ、水をたっぷりかけて完了です。
こんな感じのテキトーな株分けでも、芝桜はしっかり根付いてくれます。
春になって芝桜の蕾が付いたら、液体肥料を与えますが、その後は自然任せです。
最初は小さな6つのポット苗でしたが、ここまで増えるんですね。
毎年春が来るたびに、満開の芝桜に癒されています。
丈夫でよく増える芝桜の種類
ところで、芝桜にはいろいろな種類がありますが、我が家で最も繁殖した芝桜は、オーキントンブルーアイという紫色の芝桜でした。
▲オーキントンブルーアイ
我が家の土や環境にマッチしたのか、繁殖力がハンパなく、どんどん増殖しています。
▲リトルドット
白く可憐な花を咲かせるリトルドットは、紫ほど繁殖していませんが、これもゆっくりじわじわと増えています。
▲スカーレットフレーム
濃いピンク色のスカーレットフレームは、花の中心部がさらに濃くてとってもキュート。
これは、昨年消滅してしまうのではないかと危惧しておりましたが、2年でやっと2倍くらいに増えました。
▲オータムローズ
薄桃色のオータムローズは、さほど背丈も伸びないし、爆発的に増えないので、刈り込む必要があまりありません。
でも、もう少し増えてくれるといいなぁと思っています。
▲ダニエルクッション
ピンク色のダニエルクッションは、昨年1苗買ってきて植えたものです。
他の芝桜より少し大きな花びらで色も濃いので目立ちます。
でも、これもそんなに増えていません。
▲キャンディストライプ(2021年当時)
そして、今は亡きキャンディストライプ。
3年前に植えたのですが、翌年はさらに貧弱となり、とうとう昨年消滅してしまいました。
我が家の環境にはマッチしなかった模様です。
▲2023年4月 芝桜
芝桜はいろいろな品種がありますが、やはり実際に育ててみないと、自分の家の環境に合うか合わないかはわからないものですねぇ。
いずれにせよ、春の庭を鮮やかに彩ってくれる芝桜は、グランドカバーとしてまだまだ増やしていきたいです。
*この記事は、2022年5月にアップしたものを加筆修正しました。
芝桜を植える前の庭の様子です↓

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