庭の木を伐採してわかったこと 老後のためのシフトチェンジ

自宅の庭に木がある暮らしというのは、なんとも贅沢なものです。
夏は暑い日差しを遮って日陰を作ってくれるし、冬は落葉して暖かな日の光を注いでくれる。
枝の緑に集まる鳥や虫たちは、季節の移り変わりを知らせてくれ、自然のすばらしさを実感します。

なーんて言うのはタテマエね。

本当は、庭の大木に辟易してました。
そして先日、ついに伐採しました。

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大きな栗の木の下で

自宅にある大きな栗の木を伐採しました。
長い年月、そこに生えていた栗の木は、いわばこの家のご神木のような存在でした。
“大きな栗の木の下で”・・・私も子どもの頃はよく遊んでいた場所です。
毎年秋になると、栗拾いをするのがとても楽しみでした。

父が20代の頃、この土地へ引っ越してきてから植えたものなので、おそらく樹齢は60年以上。
栗の木に限らず、樹木というのは寿命がないと言われます。
適切な環境の元で育つと、何十年、何百年という木も存在します。

秋田県にも、日本一高い天然杉というのがあり、樹齢は300年になるんだとか。

我が家の栗の木は、2階の屋根に届くくらい大きくなり、もはや手に負えない状態でした。

栗の木を伐採するきっかけ

樹齢60年以上はあると思われる栗の木の根元の部分が、なんだか危ないなぁと思うようになったのは2~3年前。

根元がボロボロと朽ち果ててきました。


昨年、父が急逝したことで、庭木の管理をしなければならなくなった私と夫。
とはいえ、私も夫も仕事をしています。とてもじゃないけれど、今まで父がやってきたように庭木の管理などできるわけがありません。

さらに、近年の多発する爆弾低気圧や竜巻などの自然現象で、万が一栗の木が隣の敷地内に倒れていったら大変です。

最初は木を切ることに反対していた母でしたが、さすがに栗の木の幹の部分がボロボロになった様子をみたら、栗の木の伐採に同意してくれました。

庭に木はもう要らない

「庭に栗の木があるなんてすごいねー。うらやましい」
なんてよく言われますが、子どもの頃はそれが自慢でもありました。

しかし、栗の木の樹勢はとても強い。
適切に剪定しなければ、あっという間に大きくなり、屋根を超えて手に負えなくなります。

そして、栗の葉っぱによくいる毛虫をご存知ですか?
シラガタロウと呼ばれる身の毛もよだつその姿をみた日にゃー、卒倒してしまいます。まじで。(恐いもの見たさの方は、シラガタロウで検索してみてくださいね)

父は、庭に様々な木を植え、それらの管理を楽しんできましたが、私はもう木は嫌なんです。
毎年目にするシラガタロウに背筋が凍り、栗拾いのあとのイガの片づけにイタイ思いをし、大量の落ち葉にうんざりする。
私には、木の管理はできません。

父が亡くなり、管理をする人が変わったのだから、今が伐採を決断するよい機会なのだと思いました。

伐採してわかったこと

栗の木の伐採は、3人がかりで行われました。
他にも、柿の木2本、梅の木1本の伐採をしたので、作業に要した時間は約5時間。

直径50cmくらいの切株が残りました。

栗の木を切ったことで、今まで日陰となっていた場所が、日当たりがよくなったので、そこの土地を活用できます。
片付けても片付けてもたまる落ち葉に、もう悩まされなくても済みます。
シラガタロウにお会いすることも・・・・もうないといいのですが・・・。

木を切ったことで、寂しい気持ちになるかなぁ・・・と思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。
それよりも、スッキリした庭をみて、なんだかワクワクしてきたのです。
空いた場所をどうしようかな。
落ち葉を片付けるのさえ放棄し、そのままにしていたのに、がぜんやる気が出てきました。
まずは、枯葉をきれいに片付けることから始めよう。
それから少しずつ自分の思い描く庭を作っていこう。

何かを思い切って変えることで、思考や発想がガラリと変わるんですね。
自分の暮らし方が、これまでとは少しずつ少しずつ変わりつつあるこの頃。

老後のためのシフトチェンジが、もう始まったような気がします。


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コメント

  1. さえ より:

    読んでいて、断捨離が大切なのって、変わった時点で新しい視点を得られるってことなんだ~と腑に落ちました。

    我が家にも栗の木ありますが、まだ細く小さな木です。
    この木もいつか、誰かが切らなきゃならなくなる時が来るのかな~。
    今は秋に夫婦ふたりで食べきれるだけの実をつけてくれていますが。

    • そらはな より:

      さえさんへ♪
      おおーっ!逆に「断捨離して変わった時点で新しい視点を得られる」と代弁していただき、私もなるほどーっと思いました。
      そうなんですよね。物事を変えると、違った角度からみることができ、新たな展開が望めますもんね。
      栗の木は、ある程度大きくなったら、ぜひ「寸止め」をすることをお勧めします。
      大木と化した木は、切る時も大変ですから・・・・(^-^;

  2. ハンナ より:

    私の実家も、家の周りと少し離れた土地に生えていた大木を
    計3回に分けて切りました。
    夫が父に連れられて山の手伝いをしていたおかげで、
    自分たちで切れる木はかなり自分たちで処分しました。
    それでも、その経費たるや、大台越えでした。
    父が亡くなったあと、残してくれたお金がまだあるうちにできて
    よかったと思ってます。
    母はとにかく全部切ってスッキリしたかったようですが
    こぶしや、桜の花の木を残しておいてよかったです。
    きれいな花にいやされますしまた一年が無事に巡ってきたことを感じられます。

    でも私はじぶんではもう樹木は植えないだろうと思ってます。
    せいぜい鉢植えでやめておきます。

    • そらはな より:

      ハンナさんへ♪
      すごい~!!自分たちで伐採したなんて!
      大木を切るのは、労力もお金も莫大にかかりますよね。
      せめて私は、子どもたちにそのような無駄な労力は残したくないので、今後はいろいろ考えて庭造りをしなければなりませんね。
      私も、樹木はもう要りません。
      自分たちで管理できるくらいのお花と野菜。それで充分です。

  3. ちかちか より:

    栗の木、大変だったのですね。我が家にあった大王松を思い出しました。毎年秋になると庭がまっ茶色になるほど長い松葉がこれでもかと落ちてかき集めては尖った先にチクチク刺されながら袋詰め、すごい嫌でした。数年前枯れてきたので枝は全て切り落とし戦いは終わりました。昨年、屋根より高くなったヒマラヤ杉を根元から二本切りましたが、こんなにお金がかかるとは思わなかったです。住宅地なのですが、庭のある家はほとんどないです。庭は贅沢品なんです。木のある家は売れないそうで、木なんかいらない、切ってから売ってと不動産屋に言われるそうです。年取って1人で暮らせなくなったら、いつか家を売ることになるのかなぁ。。梅や紅葉、キンモクセイ、季節を知らせてくれる木を楽しむのは幸せだと思うのですが、自分の庭でなくてもいいですしね。。

    • そらはな より:

      ちかちかさんへ♪
      いやいや、ちかちかさんちのヒマラヤ杉に比べたら、我が家の栗の木は、まだまだ若いですね(-_-;)
      大王松っていう名前もなんだかすごい!地面を埋め尽くすほどの松葉って・・・大変でしょうねぇ・・・。
      おっしゃる通り、季節を知らせてくれる木の花や紅葉をみると、美しいなぁと感動しますが、ほんと、自分の庭でなくてもいいのですよねー。
      ものすごく共感!!

  4. えりあママ より:

    お庭の手入れ、ご苦労様です
    うちの庭は昨年の夏から放ったらかしです
    何もかもがボーボーにノビてます(°▽°)
    気合い入れてこれからやらねばなりません
    明日からがんばろ!

    • そらはな より:

      えりあママさんへ♪
      あら!お庭ボーボーでしたかー。
      えりあママさんから紹介していただいた、剪定鋏、今年も大活躍しそうです。
      気合です、庭は気合を入れて、まずはジャージと軍手でいきましょう。

  5. 乙女座の乙女 より:

    主人(次男)の実家も義父が急逝しました。
    今は義兄(長男)が管理していますが、
    そらはなさんのブログを拝見いたしまして、兄夫妻には頭の下がります。
    気づかせていただいて、ありがとうございます‼

    • そらはな より:

      乙女座の乙女さんへ♪
      旦那様のご実家はお兄さん夫婦が管理しているのですね。
      実際にそこで暮らしてみないとわからないことってたくさんありますよね。
      私も、父が生きていたころは、全然みえていなかったことがたくさんありました。
      もっと父に聞いておくんだったなぁ・・・・。