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家族5人分のスキーウェアを処分したら後悔したことが2つあった

大きな衣装ケースにパンパンに詰め込まれたスキーウェアやグッズを、すべて処分しました。
もう10数年以上も前からしまい込んでいて、1度も使うことのなかったものです。

それらを処分したら、後悔したことが2つありました。

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最後にスキーウェアを着たのはいつ?

家族5人分のスキーウェアや手袋、ゴーグルなどのスキーグッズ。
これらを、最後に使ったのはいつだったのかと思い出してみました。

我が家の恒例行事のスキー1泊温泉旅行も、長男が中学3年生となった冬には行きませんでした。
高校受験を控えた長男が「すべったり」「転んだり」しないように・・・という縁起を担いだわけではなく、単純に受験前に風邪をひいたり骨折したりしないように、というのが最大の理由です。

それ以降、3人の子どもたちもそれぞれ部活動が忙しくなったこともあり、家族そろって出かける機会もパッタリと減りました。

つまり、最後にスキーウェアを着たのはかれこれ14年以上前!ということになります。
私は、14年間も使わないスキーウェアをずーっと大事に保管していたのです。

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なぜ使わないものをしまっておくのか?

十数年間、1度も着ることのなかったスキーウェアを、なぜしまっていたのでしょう?

▪いつかまたスキーに行くかもしれない
▪スキーウェアやグッズを全部揃えるのにそこそこお金がかかった

こんな理由からですが、「いつかスキーに行くかもしれない」というのは、実は内心ありえないと思っていました。
一番下の娘は、どちらかといえばインドアな人間でしたから、スキーは嫌いだったのです。
だから、長男、次男が大学進学で家を出た段階で、スキーウェアを処分すればよかったのです。

でも、それができなかったのは、「スキーウェアを全部揃えるのにお金がかかった」という「もったいない気持ち」からでした。

その当時の私は、高い値段を出して買ったものを処分することは「もったいないこと」だと思っていました。
あわよくば「いつか着よう」、もしくは「誰かが着るかもしれない」と思いたかったのかもしれません。

使わないものを置いておく場所がもったいない

高かったスキーウェア。
それに付随するインナーや靴下、手袋や帽子やゴーグル。

買いそろえた時は、子どもたちと一緒にスキー場へ行くことを想像し、ウキウキしたものです。
そして、家族5人でスキーをした楽しい思い出を、それらのスキーウェアに映し出していたのかもしれません。

だけど、人って成長するし、気持ちも移り変わっていくもの。
楽しかった家族の思い出は、幸せな時間を共有できたことを記憶にとどめるだけにして、過去に執着しないこと。

変化を受け入れることで、新たな一歩が踏み出せるものです。
十数年間、そこの場所に留めておいたスキーウェアを、もう開放してあげようと思いました。
処分することがもったいないのではなく、使わないものを置いておく空間がもったいないんだもの。

自分が暮らす空間は、今、自分に必要なものだけあればいいのですから。

スキーウェアを処分して後悔したこと

スキーウェアを処分してから後悔したことがありました。

それは、十数年も経ってから処分するのでは、いくら状態の良いものでも売れないということ。
デザインの古さが際立ちますし、今や軽くて暖かい素材のものがたくさんありますから、十数年前のものでは需要がないのです。

身に着けるものの処分は、3年間1度も着なければ、処分の対象と考えたほうがよさそうです。
まだ3年前のものなら、売れる可能性もあるからです。

そして、もうひとつ後悔したこと。
それは、モノをしまう場所を、ふだん目につかないところに置いてはいけないということ。

スキーウェアは、大きな衣装ケースに入れて、最初の数年間は納戸の洋服箪笥の上に置いていました。
ところが、それが邪魔になり実家の2階の納戸へ移動させてしまったのです。

2階の納戸には、ふだん足を運ぶことなんてありません。
自分の視界に入らなければ、そこに置いてあってもなんら気になることもなく、そしていつしか忘れ去るという結果になります。

2階の納戸へ移動させたのが間違いのもとでした。
その時点ですでに邪魔モノ扱いしているのですから、処分するなり売るなりすればよかったのです。

断捨離、断捨離!と自分に気合をかけている割には、今更ながらこんなことに気づいたりして。

 

スキーウェアたち。ありがとう。
家族の楽しい思い出がたくさんできました。

バイバイ!

 

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