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春の花壇 寒冷地でも冬越しできた花

桜は散ってしまいましたが、庭の花壇は少しずつ華やかになってまいりました。

花壇には、パンジーなどの1年草の他、多年草、宿根草を植えていますが、いつか手間いらずの花壇になってくれたらいいなぁと思っています。

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寒冷地でも冬超しした花

住んでいる地域は秋田県=寒冷地と呼ばれる部類に入ります。
なので、多年草や宿根草で耐寒性が強いと言われるお花でも、すべてが冬越しできるわけではないと思っています。

それでも、花壇に植えて冬越しできたお花は2つありました。

①宿根ブルーサルビア


▲FSブルーム 宿根サルビア(2022年4月)

サルビアは、原産地北アフリカでは宿根草ですが、日本では耐寒性がないため一年草扱いです。

しかし、品種改良が盛んにおこなわれ、現在では数百種類もあると言われるサルビア。

 


▲2022年4月 ブルーサルビア地植え

2年前にホームセンターで買った「宿根サルビア ボルドー ディープブルー」は、耐寒性にも耐暑性にも強く、「宿根」扱いとなっていたので、花壇に地植えしました。

 


▲2023年5月 宿根サルビア

翌年、ブルーサルビアは冬越しして大株に成長しました。
予想よりも大きくなりすぎたので、1株を別の場所に移植したのですが、冬がきて枯れてしまいました。

やはり大株の移植は、根を傷めてしまったのですね。

 


▲2024年4月22日撮影

それでも、残ったブルーサルビアは今年も冬越しして新しい葉っぱが出てきました。
大株に育つといいなぁ。

 

②ローダンセマム

昨年、2株買ったローダンセマム。


▲ローダンセマム(2023年5月7日)

耐寒性に強い常緑性・多年草です。

 


▲2023年5月 ローダンセマム地植え

本当に常緑性なの?と、半信半疑で地植えしたところ、秋になると上のほうの葉っぱは枯れてしまいました。
しかし、地面から近い部分の葉っぱはかろうじて緑色を保ち、そのまま冬越ししました。

 


▲ローダンセマム 2024年4月22日撮影

1年後の現在(4月)、少しずつ葉っぱが盛り上がってきており、花芽も確認できました。

常緑性と呼ぶには、あまりにも貧弱ではありましたが、ローダンセマムも冬越しできました。
今年はどんな姿を見せてくれるかな。

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寒冷地では冬越しできなかった花

一方で、残念ながら冬越しできなかった花もあります。

①スーパーベナ
昨年買って、地植えしました。


▲スーパーベナ(2023年5月27日撮影)

半耐寒性の多年草です。
耐寒性ではないのですよね~。

 


▲2023年6月 地植えのスーパーベナ

一般的に、半耐寒性の植物は0℃以下になると枯れてしまいますが、やはり秋田での冬越しはできませんでした。

 


▲2024年4月 スーパーベナ

それでも懲りずに今年も地植えしました。
小花が集まって手毬のような姿がとってもかわいいのですよ。

暖冬で、うっかり冬越しできる日を夢見ています。

 

②ガザニア
ガザニアは多年草です。


▲2023年4月21日 ガザニア

耐寒性はやや弱いため、秋田での冬越しはできません。

しかし、ご近所の花師匠(と呼んでいる)の庭では、ガザニアはこぼれ種から発芽し、毎年花が咲くそうです。

私も、こぼれ種に期待したのですが、今年の春になっても一向にその姿は見えなかったので、またまた懲りずにガザニアを買いました。

 


▲今年もガザニアを買う

しかも、蒸れに弱いとされるシルバーリーフ系のガザニアです。

 


▲2024年4月22日 ガザニア地植え

そして、懲りずに地植えです。

種、こぼれないかなー。

今年の春花壇

そんなわけで、今年も花壇にいろいろ地植えしています。


▲2024年4月22日 花壇

まだまだスカスカですが、6月が来る頃にはモリモリになることを期待しています。

 


▲チューリップ満開

そうそう、忘れちゃならない春の球根代表チューリップが満開となりました。
2年前に掘り損ねた球根と、昨年秋に植えた球根が混じっています。

花師匠によれば、秋田ではチューリップの球根は3年くらいは、肥料を適宜使いながら植えっぱなしで良いというので、今年は掘り上げない作戦でいきます。

 


▲春の花壇

何はともあれ、春はいろんな草花のエネルギーが満ち溢れていて大好きです。
雑草さえも、温かい目でみてしまうのですからね。

我が家の庭の環境に合う花を、何年かかけて見つけていきたいものです。

 

 

コメント

  1. 白雪さくら より:

    あっという間に4月も終わりですね〜!

    そうそう、「耐寒性あり」って「0℃以下まで耐えます」ってことなんですよね!
    つまり、0℃まではなんとか耐えられるのもあれば、マイナス20℃以下までへっちゃらなのもあり。
    北国基準というか白雪の個人的感覚だと、「0℃まで」は「耐寒性なし」、「0℃〜マイナス5℃」は「耐寒性弱」、「マイナス5℃〜マイナス10℃」だと「耐寒性普通」、「マイナス10℃以下」で「耐寒性強」、なんですけどね〜。実際の表示は0℃以下OKなら全部「耐寒性あり」「寒さに強い」だから、地植え宿根植物の耐寒性表示は基準が違って当てにならない・・・(涙)
    結局、植えてみるしかないんですよね。あとはご近所のお花の先輩に聞いてみるのが一番!
    ちなみに白雪近辺では、チューリップは3年どころじゃなく植えっぱなしでOKです。OKでした、というべきなのかな去年の夏の暑さを考えれば・・・。もちろん春花壇片付けて夏の花植植え付ける人はすぐ掘り上げて毎年新しいの植えてるけど。
    ここ最近は寒さより暑さのほうが問題ですよね。暖冬で積雪がないのも、冬越しする植物には厳しい感じ。重さで折れる以外は、積雪あったほうが植物にはいいんです、雪の下だと0℃前後に温度保たれてるから。雪がなくて冷え込む太平洋側のほうが厳しいんですよね。
    今年、雪なかったから霜柱ニョロニョロ・・・

    スーパーベナ、半耐寒性ということは「0℃以上5℃未満」あたりですね、うーん地植えのままうっかり冬越しするのは温暖化かなり進まないと無理かな・・・
    実は白雪、バーベナ冬越しさせたことあります。地植えにしたの鉢上げして切り戻して風除室、冷え込む日は玄関において、水やりはよっぽど乾いてたら気温の高めの日にやってその夜は玄関か室内において絶対に凍らないようにして、という感じで。日当たりとかは諦めてました、とにかく凍らないようにしただけだからそんなに手間って手間じゃなかったけど、冬咲くわけじゃないからこれでいいのかよくわからなかったです。それでも冬越しした翌年に咲いてくれたのは嬉しかったな。世話のしがいやサイズを考えると挿し芽にして冬越しさせるのもありかもしれないと思います。
    って、別に冬越しさせなくても毎年買えばいいっちゃいいんですけどね^^;白雪やってみたかったからやってみたのです。

    • そらはな より:

      白雪さくらさんへ
      そっかぁ!
      耐寒性といっても、0℃と-10℃と-20℃では全然違いますものね。
      雪が積もれば、それが地面の下の防寒にもなるけれど、積雪も少なければあてになりませんね~。
      しばらくは、いろんなものを植えて試行錯誤で育てていきます!(^^)!