飲む点滴とも言われる甘酒。
本当ならば1年中毎日欠かさず飲んだら効果てきめんなのかもしれませんが、やはり夏の間はどうしてもお休みしちゃいます。
けれども、昨シーズンはひどい花粉症に悩まされたので、今年は早めに甘酒生活をスタートしました。
甘酒も作れるホームベーカリー
我が家のホームベーカリーは、パナソニック製。
▲Panasonic ホームベーカリー SD-MT3
おうちで乃が美風のパンが焼けることと、甘酒が作れるというのが購入の決め手となり、3年前に購入しました。
それまで甘酒を作るには、温度計で一定温度を保ちつつお米と米麹を温め、それをステンレスボトルに入れてタオルにくるみ、さらに保温バッグに入れて一晩おくという、なかなか手間のかかる方法でやっていました。
しかし、ホームベーカリーというやつは、材料を入れれば誰でも簡単に甘酒が作れてしまいます。
文明の利器ってすばらしい。
ホームベーカリーで作る米麹だけの甘酒
これまで何度も甘酒を作ってきましたが、昨年からはご飯を使わず米麹だけで甘酒を作っています。
水 900ml
米麹(生) 400g
好みの問題ですが、私は米麹だけの甘酒が好き。
▲潟上市の大関 米麹400g
米麹もいろんなものを使ってきましたが、最終的には地元のスーパーで手に入る生の米麹に着地しました。
ネットで買える乾燥米麹は、保存もできて使い勝手も良いのですが、甘すぎるのですよねぇ。
固まっている米麹は、手でほぐしながらパンケースに入れていきます。
その間に、電気ケトルでお湯を沸かし中。
沸騰したお湯600mlと水300mlを混ぜると、62~63℃くらいになりますから、これが60℃まで下がるのを待ちます。
60℃になったところで、米麹に一気に流し込みます~!
65℃以上のお湯は、麹菌が死滅してしまうので、この温度だけは厳守します。
米麹とお湯を攪拌したら、ホームベーカリーへセットしてスイッチオン。
以前は10時間に設定していましたが、6時間でも十分甘くておいしい甘酒が作れることがわかったので、今は最低時間の6時間で作っています。
なお、ホームベーカリーのスイッチを入れてしばらくすると、「米粒落とし」サインのブザーが鳴ります。
パンケースの側面についたお米をゴムベラなどで下に落とす作業があるのですが、米麹だけで作る場合は、お米もつきませんから必要ありません。
あとは、完成するまでほったらかし~。
温度管理はすべておまかせなので、本当に便利でカンタンです。
▲米麹だけで作った甘酒
お昼にセットした甘酒は、夕方には出来上がりました。
このやさしい甘さが大好きです。
ホームベーカリーで作る甘酒のメリット
ホームベーカリーで作る甘酒の便利なところは、
▪材料をセットするだけで完成
▪面倒な温度管理も不要
▪時間によって甘さも調節可能
しかし、最大のメリットは「誰でも簡単に甘酒が作れる」というところですよね。
また、市販の甘酒はけっこう良いお値段ですが、自分で作れば米麹だけのお値段で済みますもんね。
ホームベーカリー稼働中の電気代ですが、パナソニックのホームベーカリーで1斤のパンを焼くのにかかる電気代は6円ほどですから、甘酒に6時間かけたとしても10円もかからないでしょう。
なにより!
いろんな米麹ジプシーを繰り返しながら、自分好みの甘酒に出会えた時には、とってもうれしい。
甘酒は、調味料や料理の下味としても活用できますから、この冬も甘酒パワーで乗り切りたいと思います。
そして、今年は花粉症の症状が軽く済めばいいなぁ。
*この記事は2020年1月にアップしたものを加筆修正しました。
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