秋田市郊外にある「貝の沢温泉」へ宿泊しました。
ここは、秋田駅から車で20分ほどの場所なのですが、びっくりするほどの里山。
紅葉真っ盛りの中、源泉かけ流しのとろみのある温泉に浸かり、お肌もつるつるになって帰ってきました。
紅葉の貝の沢温泉
温泉のある場所は、秋田市。
なのに、カーナビがなければ「本当にこの道でいいの?」と不安になるような道を通って、ポツンと一軒家的な場所に位置するのが貝の沢温泉なのです。
午後3時過ぎ、貝の沢温泉到着。
周囲は、東京ドーム8個分といわれる広大な森林庭園となっています。
紅葉も、今まさに見頃。
30~40分かけて散策路を歩くと、とっても気持ちよいでしょうねぇ。
だがしかし。
クマですよ、熊。
「散策はお控えください」と言われなくても、行きませんって。
本当は、みんなでワイワイ散歩したかったんですけどね。
でも、アラカンの私たち、クマに出会ったら一撃でやられちゃいますからねぇ。
というわけで、森林散策はあきらめました。
まだまだ、このメンバーでのクラス会は続けていきたいのですからね。
それでも、温泉施設周囲の紅葉だけでも十分楽しめました。
きれいな空気と、真っ赤なもみじ。
やっぱりここに来てよかったです。
とろとろの化粧水のような温泉
貝の沢温泉を訪ねたのは、今回で2回目。
前回、日帰り入浴で温泉に入った時、お湯がトロトロしていたのが印象的でした。
泉質:ナトリウム塩化物泉
源泉温度:62度
PH:8.0
効能:慢性皮膚病、慢性婦人病、神経痛、関節痛、痔疾、冷え性、切り傷、筋肉痛、打ち身、ねんざ、疲労回復
とろみのある化粧水のようなお湯で、お肌がつるつるになります。
また、身体がポカポカになって湯冷めがしにくいです。
毎日、この温泉に浸かっていたら本当に美肌になりそうな気がします。
今回は、宿泊プランで利用したのですが、大浴場は夜7時まで。
温泉なのに、7時以降は閉まっちゃうんですよ。
しかしこれは、毎日夜8時には清掃をし、源泉62.5℃のお湯を一晩かけて冷まし適温の状態にするためなんですって。
水を足したりせず、本当に源泉かけ流し100%の温泉なんですよね。
衛生管理も徹底していると思いました。
こんなクマの出る山奥の温泉なのに、日帰り入浴のお客さんはひっきりなしにやってきて、知る人ぞ知る人気の温泉なのだと思いました。
貝の沢温泉 夕食
夕食は夜6時からです。
私たちは、郷土料理コース。
秋田市の生鮮食品スーパーのせきやが開業した温泉なので、お刺身もプリプリでおいしい。
お酒の肴になるような一品料理もたくさんあって、おいしかったです。
当然のことながら、焼き魚もおいしいし。
そして郷土料理といえば、お約束きりたんぽ。
ダシがとーってもよく出ていました。
シメのお蕎麦が出るころには、お腹もいっぱいになりました。
が、デザートは別腹。
なにより、昔話に花が咲き、ゆっくりじっくり味わうというより、話をするので忙しかった・・・。
ちなみに、食事が済んだあとは大浴場には入れませんが、宿泊棟には小さ目の温泉があり、そちらに入ることはできます。
しかし、部屋での二次会でさらにおしゃべりは止まらず、誰も温泉には入りませんでした。
とろとろの温泉で、身体もポカポカになり、お肌もつるつる。
貝の沢温泉は、美しい里山にあり、紅葉シーズンは特におすすめです。
ただし。
温泉施設のスタッフの方によれば
「今朝も、そこの池の付近にクマが来たんですよ」とのこと。
ひゃぁぁぁぁ。
やっぱり本当にクマはその辺にいるんですねぇ。
もっとも総勢8名のアラカン集団ともなれば、クマよけの鈴がなくても大丈夫ですかね?(←大丈夫じゃない)
コメント
8人の集団でにぎやかにおしゃべりして歩けば、熊の方が逃げていくさ〜!・・・と、今までなら言いたいところですが、今年はそうとも言えないところが何とも、ですよねえ・・・
山あいの温泉は、野生動物の存在が身近なところが魅力、まして熊がいるのは自然豊かな証拠、なんですけど、でも、安全第一。旅館のスタッフさんたちも今年は心配でしょうね。
熊は森の王者、少し前までは見られたらむしろラッキーなくらいそんなに出会うものじゃなかったはずなのに、今年はもう・・・散歩してて黒い影(タイヤ積み重ねたのとか)見かけただけで一瞬ドキっとするくらい、どこに出てもおかしくない(いやおかしいんだけど!)目撃情報&被害多発ですよね北東北、特に秋田・・・
それはともかく、きれいな空気と美しい紅葉、いいお湯とおいしいご飯、何より素敵なお友だちとの楽しいおしゃべり、よい時を過ごされましたね!また若返られたんじゃないですか?(^^)
白雪さくらさんへ
数年前、高速道路の秋田道を走っていたら、秋田北インター付近でクマが道路を横切っていきました。
その頃は、「おお!クマだ!」と、若干感動すらしたのですが、今となっては怖いですねぇ。
人間とクマと、うまく住み分けができればいいのですが、近年の異常気象で何が起こるかわからない世の中となりました。
自分の身は自分で守るしかないですねぇ。
私の友人たちの共通点は、みんなポジティブ、そして建設的な意見を持っていて、人の悪口は絶対言わない。不平不満も言わない。何があっても、気持ちを切り替えて前向きに進んでいける。
そんなことに気が付いたクラス会でした。
だからこそ、何十年も交流が続いているんでしょうけどね。
大切にしたい仲間たちです。