家庭菜園の栽培計画を立てました。
2月の秋田は真冬真っ最中なのですが、今だからこそ計画を立てる時間はたっぷりあります。
限られた土地の面積を効率よく活用するための栽培計画は、待ち遠しい春の夢が膨らむ楽しい時間です。
土地の日当たりと風当りを考慮する
家庭菜園をする場所は、南北に長い長方形の土地です。
野菜の多くは、日当たり良好の場所を好むので、方角を確認しておくことは大切だと思います。
2020年 春の家庭菜園栽培計画
昨年は、畝の作り方を南北に配置しました。
そのほうが、背丈の違う野菜でもまんべんなく日照時間が得られると思ったからです。
2020年 家庭菜園畝の配置
しかし、風向きのことはまったく頭にありませんでした。
我が家は、春には東から西へ強風が吹き荒れることが多く、秋の台風シーズンには西から東へ風が流れることが多いのです。
つまり、南北に作った畝の野菜は、垂直に風を受けることになります。
昨年5月の爆弾低気圧では、じゃがいもやトマトがなぎ倒されましたし、夏の終わりにはゴーヤの支柱が折れました。
2020年5月 家庭菜園
自然の力には逆らえないこともありますが、手をかけて育てた野菜たちが途中でダメになってしまうのはとても悔しいのです。
よって、今年の畝の方向は東西の向きに作る計画を立てました。
野菜の連作障害を考える
野菜は、同じ科に属するものを連続して栽培すると、生育が悪くなったり病気にかかりやすくなったりします。
これを、連作障害と言いますが、土の中の肥料成分や微生物層に偏りが生じるためだと言われます。
こういった障害を避けるため、毎年同じ場所に植える野菜を意図的に変える方法(輪作)があります。
どの場所に何を植えたか、記録として残しておくと、翌年の栽培計画も立てやすいと思います。
とはいえ、家庭菜園初心者では、どんなにがんばっても太刀打ちできない病気や害虫などにやられることも多々あります。
でも、うまく育てられなかった野菜ほど、次こそは!という意欲につながります。
だから家庭菜園はやめられないのですよね。
今年の家庭菜園栽培計画
さて、今年は例年になく大雪となった秋田ですが、幸い私の住む地域では比較的積雪量も少なく、先日降った雨で雪はほとんど溶けてなくなりました。
現在の我が家の家庭菜園の様子です。
ブロッコリーは、側花蕾を収穫できぬまま放置状態ですし、キャベツは結球しないまま冬を迎えました。
大根だけが、不織布のトンネルの中でまずまずの生育をしています。
3月になったら、これらを一掃し、全部を耕して土地を慣らしたいと思っています。
さらに、今年は「畑」ではなく「キッチンガーデン」を目指しています。
野菜だけではなくお花も植えて、四季折々の草花を野菜と一緒に育てるキッチンガーデンにしたいのです。
収穫と鑑賞を兼ね備えたキッチンガーデンにするには、ある程度エリアを区切り、コンパニオンプランツとなるお花も育てることが必要です。
そんなわけで、今年の栽培計画を立ててみました。
整然とさせるために、真ん中を平板ブロックで区切ろうと思っています。
平板ブロックの周囲には、マリーゴールドを植えようと思います。
野菜は、連作障害を考えながら植える場所を考えました。
野菜の周辺には、コンパニオンプランツとなるお花を植えたいのですが、まだ具体的には考えていません。
計画を立てただけで、がぜんやる気がみなぎってきました。
春が待ち遠しいです。
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