ヤングコーンが好きです。
缶詰とか瓶詰になったミニサイズのとうもろこし。
そのヤングコーンは、そういう種類のとうもろこしなのだと思っていましたが、そうではないということを、この歳にして初めて知りました。
今年は畑でで育てているとうもろこしで、ヤングコーンが収穫できましたので、おいしくいただきました。
缶詰でも瓶詰でもない、生のヤングコーンです。
ヤングコーンとは
ヤングコーンとは、とうもろこしの実が大きくなる前に若採りしたもの。
ベビーコーンとも呼ばれます。
なんで大きくなる前に若採りしちゃうかって?
それは、とうもろこし1本の株に、通常は2~3本のとうもろこしの実ができるのですが、1つの株に1つのとうもろこしを育てて、実を太らせるためであります。
第2、第3の実は、大きくなる前に採ってしまうのです。
それがヤングコーンなのです。
缶詰とか瓶詰のヤングコーンは食べたことがあっても、生のヤングコーンを食べたことはありません。
この生ヤングコーンを食べたいばかりに、今日までとうもろこしを無農薬で育ててきました。
宿敵アワノメイガにも断固立ち向かいました。
そうしてようやく、ヤングコーンを収穫する日がやってきました。
たった2本だけどね。
それでも私にとっては、初物の生ヤングコーンです。
ヤングコーン収穫
とうもろこしの背丈は、私の背丈を超え、てっぺんに雄花が咲きました。
これがとうもろこしの雄花です。
雄花が開いてから数日後、とうもろこしの幹にはめしべがつきます。
茎の脇から出る、ヒゲをフサフサ出したものがめしべ。
めしべが出ている房のような中には、これから大きくなるとうもろこしの実があります。
このヒゲに、とうもろこしの雄花から飛んできた花粉がつき、受粉成立し実が大きくなっていきます。
とうもろこしの実は、茎の上部からつき、第2の実はその下に成ります。
上の実を太らせるために、下の実を若採りします。
まだ、めしべが青くてきれいな色ですよね。
これを茎からもぎとりますよ。
わーい!
ヤングコーン初収穫。
この日は2本を若採りしました。
とうもろこしのヒゲと粒の数
若採りしたヤングコーンの皮を剥いてみると、びっくりすることが!
めしべ1本1本が、とうもろこしの実とつながっていた!
実は、めしべが雄花の花粉をキャッチすると、そのヒゲを伸ばしていき花柱である芯の部分にとうもろこしの実をつけるというわけです。
すごーい!神秘的!
つまり、とうもろこしのヒゲの数は、粒の数と同じってことですよね?
初めて知った事実でした。
ヤングコーンの食べ方
初収穫した2本のヤングコーン。
とうもろこしは、収穫した瞬間から鮮度がどんどん下がり、おいしさも比例して下がっていきます。
だから、家庭菜園で採れたとうもろこしは、すぐに茹でて食べるのが一番おいしい。
もちろんヤングコーンもね。
熱湯で、1分ほど塩茹でしたヤングコーンは、芯の部分までシャクシャクで柔らかい!
そして甘~い!
畑で採れたサニーレタスときゅうりとヤングコーンのサラダ。
生のヤングコーンをいただけるのは、家庭菜園の醍醐味ですね。
育ててよかった、とうもろこし。
残ったとうもろこしも、大きく育ちますように!
コメント
こんにちは
ヤングコーン 美味しいですよね。
ご自分で栽培されるってすごいですね。
うちはヒゲの綺麗な部分を巻きつけるようにして
少し濃く溶いた天ぷら粉をつけて揚げます。
料亭でいただいたメニューです。
とっても美味しいですよ!
のんさんへ♪
えっ!
ヒゲを巻き付けて天ぷらでいただくですって!?
なるほど、そういう食べ方があったのですね。
やってみます!!