休日の午後のこと。
ソファーでうとうとしていた私を一気に目覚めさせるLINEが届きました。
「お母さん、携帯なくしちゃった」
な、な、な、なんですとっ!?
大学生の娘がなくした携帯が、無事に手元に戻るまでの一部始終をお伝えします。
子どもから携帯紛失の知らせが届いた
娘から届いたLINEは以下の通り。
えーっ!?
携帯なくしたって、どういうことっ?
とりあえず状況がわからないので、娘に「どーゆーことでしょう」と返信をして、ハタと気が付きました。
あれ?
携帯なくしたと言いながら、ちゃんとLINEがきてるじゃん?
もしやこれは、娘のドッキリか?
と期待したのですが、残念ながらそうではありませんでした。
娘はパソコンからLINEをよこしていたのです。
Androidの携帯電話を探す方法
さて、Androidのスマホを紛失した場合、パソコンなどで紛失したスマホのgoogleアカウントにログインして、端末を探すことができます。
ありがたいことに、Googleマップにちゃんとスマホの位置が表示されるのですよね。
もちろんこれは、スマホの電源が入っていて電波が発信されていなければできないことなのですが。
以前、夫がスマホを紛失した際にも、無事に見つかりました。

娘に、そのことを伝え、パソコンで端末の位置を探すように伝えました。
ところが、娘はすでにそのことはちゃんと知っていました。
Googleアカウントのパスワードを忘れ、再設定しようとしたところ、認証コードが送られるメールアドレスが私のGmailになっていたので、それで困って私にLINEをしたというわけでした。
そんなわけで、私に届いた認証コードを娘に送信し、無事にスマホの位置を特定することができました。
お店の駐車場に落ちているのはわかったけれど
娘のスマホは、パフェを食べたというお店の駐車所辺りにあることがわかりました。
あとは、娘におまかせしようと思い、ハタと気が付きました。
そういえば娘はスマホを持ってないから、お店にも電話できないのだ、ということを。
も~~~。
私かいっ!
お店に電話をかけて平謝りするのは私かいっ!
親ばか承知で、そのパフェを食べたというお店に電話をかけましたよ。
かくかくしかじか、こういうわけで、駐車場に落ちていると思われるスマホを探してほしいという旨を、平謝りにひれ伏してお店のスタッフにお願いいたしました。
スマホはマナーモードになっているというので、パソコンから遠隔操作でスマホの着信音を鳴らしました。
最大音量で5分間音を鳴らしてくれるというスマホを、お店のスタッフが見つけてくれたら、その時点でスマホをタップすれば音は止まりますから、パソコンの前でその時を待ちました。
しかし、いつまでたってもスマホの着信音は鳴りやまず、やがて5分が過ぎてしまいました。
スタッフの方は、スマホを見つけることができなかったということなのでしょう。
スマホがあった場所はなんと!
まもなく、お店のスタッフから私の携帯電話に連絡がありました。
娘のスマホは駐車場にありました。
しかし、駐車場に停まっている車のタイヤの下敷きになっていて、大音量で鳴り続けるスマホを救出することができなかったというではありませんか!
今、お店にいるお客さんに声かけをし、その車の持ち主を探しているところなので、再度また連絡します、とのこと。
ひぃぃぃぃ~。
なんだかいろんな人たちを巻き込んで、事態は大々的になってきたではありませんか。
タイヤの下敷きになっているなんて、もしやスマホは瀕死状態か?
だけど、娘のスマホに電話をかけるとちゃんと呼び出し音は鳴っているし、ここは一縷の期待を込めて待つしかありません。
スマホ無事救出
まもなく、お店のスタッフから連絡が入りました。
車の持ち主に車を寄せてもらい、無事にスマホは救出できたと。
液晶画面も特にひび割れなどなく、大丈夫なようだと。
ああー、本当によかった。
すぐに娘に連絡したところ、これから電車に乗ってお店へスマホを受け取りにいくとのこと。
パソコンでお店の地図を印刷して、それを持っていくというので、一瞬なんでわざわざ印刷を?と思ったのですが、そうか、娘はスマホを持ってないからグーグルマップで確認することもできないのだと、気が付きました。
「アナログな世界だ」と、娘が言っていましたが、一昔前はそれが普通だったんですよねぇ。
私たちは、いかにスマホに頼り切った生活をしているかってことですよね。
「スマホ、無事に戻りました」という娘からのLINEには、そのお店で食べたおいしそうないちごのパフェの写真が添付されてきました。
車のタイヤの下敷きになっていたスマホも、一時はもうダメかと思ったけれど、タイヤの下になっていたことで、誰にも持ち去られず悪用されずに済んだのだから、よかったよね!
物事は、なんでもポジティブに考えないとね。
実は、お店のスタッフから連絡があったあと、再度店長さんと思われる方からも電話をいただき、「スマホは個人情報が入った大切なものですから、お店の金庫で保管しておきます」と言われました。
その対応に、思わず私の個人情報を漏らしちゃいました。
私、秋田に住んでいるのですが、今度娘のところを訪ねた際には、ぜひともそちらのお店のケーキを買いにいきますっ!と。
ありがとう、ありがとう。
いろんな方たちに感謝した1日でした。
「これで心置きなくテスト勉強ができる」と言った娘へは
「スマホ落としても、テスト落とすなよっ!」と返信しておきました。
チャン、チャン。
コメント
こんにちは。スマホ無事で良かったですね~、いざとなるとなんとかしようという親心もわかります。
お店の方には感謝ですね!
我が家の高校生の息子がスマホを落としたときの事を思い出しました。Google検索したら、警察署にあることがわかり、行ったところ、大きい段ボールにどっさりのスマホスマホスマホ…
取り出す前に、機種、色、ひび割れの箇所など聞かれたあとに、鳴らしてみたところ、光り、息子のものだとわかりましたが、画面は文字の判読できないほどバキバキ。駐車場でひかれていたそうですが、誰か届けてくれたそうです。もはや使い物にならないスマホを前に呆然とする息子。男の子は浅いポケットから落としたりしがちですね。いい勉強になりました(^_^;)
くるみんさんへ♪
ひゃああ!警察にはそんなにたくさんのスマホが届いているんですね。
息子さんのスマホ、バキバキでショックでしたね(/_;)
うちの娘は手帳型のスマホカバーをしていたからよかったのか?たまたまラッキーだっただけなのか?
いずれにせよ、無事でほっとしました。
子どもが何かやらかすたびに、よい経験になってくれ~~~、と願っています。