時々、ホームベーカリー(HB)で食パンを焼きます。
材料を全てパンケースに入れてスイッチを押すだけで、美味しい食パンが作れるですから、ほんの少しの手間は惜しみません。
ところが、この度作った食パンは、いつもの食パンよりバターや卵を多く使ううえ、少しだけ手間もかかります。
その名も「ブリオッシュ」。
これが、驚くほど美味しく出来上がりました。
これを食べたら、もう普通の食パンには戻れないかも。
HBで作るブリオッシュ
ブリオッシュとは、フランス発祥のバターと卵をたっぷり使った菓子パンの一種。
一般的には、だるまのような形をしているそうですが、これをHBを使って作ることができます。
我が家のHBはパナソニック製なのですが、それに付いてきたレシピをもとに作りました。
【ブリオッシュ材料】
強力粉 | 170g |
薄力粉 | 30g |
無塩バター | 30g |
砂糖 | 25.5g(大3) |
スキムミルク | 6g(大1) |
塩 | 3.8g(小3/4) |
卵1個+卵黄1個+冷水(5℃)を 混ぜ合わせたもの |
140g |
ドライイースト | 2.1g(小3/4) |
後入れ用バター | 40g |
【作り方】
1.後入れ用のバターを1cm角に切って、容器に入れて冷蔵庫に入れておく
▲後入れ用バター *1cm角じゃない
室温が25℃以上のときは、一晩(10時間)以上、冷凍するとよいそうです。
ブリオッシュは、他のパンに比べて卵やバターなど多いため、捏ねる時間が長くなります。
捏ねる時間が長くなると、生地の温度が上がりバターが溶け出し、生地に混ざりにくくなってしまいます。
よって、バターはよく冷やしておくことが大事です。
2.パンケースにパン羽根をセットし、ドライイーストと後入れ用バター以外の材料をすべて入れます。
▲パンケースに材料を入れる
3.イースト容器にドライイーストを入れ、メニュー13のブリオッシュを選びスイッチON。
▲Panasonic HB SD-MT3
4.約35分後ピッピッと鳴ったら、ふたを開けて、後入れ用バターをほぐして入れる。
▲冷やしておいたバターを入れる
あとは、ホームベーカリーにおまかせ。
3時間15分ほどでブリオッシュが完成します。
まるでクロワッサンかデニッシュのような食パン
ブリオッシュは、いつもの食パンよりも卵多め、バター多め、砂糖多めなので、甘い食パンができることは想像ついていました。
▲ブリオッシュ完成
対するドライイーストの量は少ないのですが、それでも膨らみがすごいです。
バターや砂糖のおかげで、ここまで膨らむんですね。
▲見た目は食パンのブリオッシュ
HBにお任せのブリオッシュなので、見た目はいつもの食パンです。
▲ほんのり黄色みが強い
カットしたら、卵が多いだけあって、パンもほんのり黄色。
▲外側がサクサク
で!
驚いたのがここからなんです。
外側がサクサク!
固いのとは違うんですよ。
クロワッサンとデニッシュの中間くらいのサックサクの仕上がりなんですよ~。
でも、中はふわふわ、もちもち。
▲ブリオッシュ 超おいしい!
バターを後入れするだけで、こんなにもサクサクな食感を生み出せるなんて、すごいじゃありませんか。
すごいのはパナソニックさんなのですが、ほんの少しのひと手間でこんなにおいしい食パンが焼けるならば、今後の食パンは全部これでいい!とさえ思ってしまいました。
もちろん、美味しいものってカロリーも高め。
このブリオッシュ1斤は1,530kcalだそうで、一度に食べすぎないよう気を付けます。
ところで私。
過去にも「黒豆抹茶ブリオッシュ」を作っています。
でも、今回作ったプレーンなブリオッシュのほうが、断然好みでした。
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