今年初めて種を蒔いて育てたバジル。
トマトのコンパニオンプランツとして育てたのですが、思いのほか葉っぱがよく育つので、またまたバジルソースを作りました。
前回作ったときは、バジルソースの特徴であるきれいな緑色にならず、なんでだろう?と思っていたのですが、今回作ってみて理由がわかりました。
バジルソースが失敗したワケ
前回、初めてバジルソースを作った時のものがこれ。↓
バジルソースってもっと緑鮮やかな発色のものだと思っていたのですが、出来上がったものは、なんでこんなに怪しい色なんだろ・・・?という感じ。
よーく考えてみたらわかることなのですが、バジルの葉っぱの緑色よりも、オリーブオイル色のほうが勝っているからなんですよね。
つまり!
前回私が作ったバジルソースは、明らかにバジルの葉っぱが足りなかったのです。
もっとも、色はこんなんだけど、味はバジルの香り高くおいしかったんですよ、言い訳っぽく聞こえるけれど。
だから、ジェノベーゼパスタを作っておいしくいただきました。
バジルソースの材料
今回収穫したバジルの葉っぱは、計ってみたら100g近くありました。
これを洗ってから丸一日乾燥させます。
バジルの葉っぱを水洗いすると香りが損なわれるので、キッチンペーパーなどで拭くと良いそうですが、私はやっぱり洗います。
たしかに洗って乾燥させたバジルは、翌日には香りが半減しているのですが、葉っぱをちぎるとしっかりバジルの香りがします。
香り成分って、葉っぱの葉脈に含まれると何かで読んだことがあるので、ちぎって葉脈をむき出しにすることで、十分なほど香ります。
乾燥したバジルの葉っぱは80gほどになりました。
▪バジルの葉 80g
▪にんにく 2片
▪クルミ 大さじ 3杯
▪オリーブオイル 1/2~1カップ
▪塩 小さじ1杯
なお、前回はパルメザンチーズを入れていますが、今回は冷凍保存するので使いません。
また、前回は塩は入れずに作ったのですが、やはり塩気があるほうが味もひきたつと感じたので、今回は入れることにしました。
きれいな緑色のバジルソースの作り方
1.フードプロセッサーににんにく、クルミを入れて攪拌
*にんにくは芯を取り除きます。
*クルミの量が少し足りませんでした。
2.オリーブオイルは混ざり具合を見ながら少しずつ入れる
*一度にオリーブオイルを全部入れると、フードプロセッサーの口から飛び散ることがあるので要注意です。
私は、最初1/2カップほど入れています。
3.バジルの葉は2~3回に分けて入れる
手で千切りながら入れると混ざりやすいです。
オリーブオイルを足して調節し、ペースト状になったら完成です。
前回とちがって、きれいな緑色のバジルソースが出来ました。
今回は、ジップロックの袋に薄く伸ばして入れて冷凍保存しました。
使いたい時に必要な分だけポキポキ折って使います。
バジルソースでピザ
次男が帰省したので、さっそくバジルソースを使ったピザを作りました。
ホームベーカリーでピザ生地を作っている間に、レンジでバジルソースを解凍。
その間に、家庭菜園で収穫したズッキーニ、パプリカ、ナス、トマトを切る。
生地は8分で完成するクリスピー生地。
魚焼きグリルを温めている間に生地を伸ばし、アルミホイルの上にオリーブオイルを塗って、生地を置く。
そこへバジルソースをぬって、切った野菜とハム、チーズをのせて、グリル強火で5分焼いたら完成です。
とろりと溶けたチーズの上には、乾燥バジルをふりかけて、ダブルなバジルピザとなりました。
オーブンレンジで焼くよりも、魚焼きグリルのほうがおいしく出来上がります。
バジルソースなんて、これまで家で食べることなんてなかったのですが、家庭菜園でいろいろなものを育てると、あれこれ作ってみたくなりますから、食生活も豊かになるんだなぁ・・・ということを実感しています。
バジルは8月に摘芯を
8月にバジルを根元から15cmくらいのところで切り戻すと、株が元気になります。
1週間ほど前に切り戻したバジルですが・・・。
現在は、再び新しい葉っぱがワサワサと出てきました。
あと1回くらいはバジルソースが作れそう。
今度は、クルミの代わりにカシューナッツなど使ってみようかな?
バジルソースだけではなく、バジルオイルやバジルビネガーを作ってもいいなぁ。
なんて、あれこれ考えています。
コメント