フルーツ人参と聞いて、どんな味を想像しますか?
お店で目に入ったフルーツ人参。こりゃ想像力が掻き立てられます。
ぜひとも買って、ぜひとも食べてみなくては。
フルーツのように甘味があるんだろうなー。
人参独特の匂いと味はどうなんだろう?
初めて食べるフルーツ人参です。
フルーツ人参
糖度が高く、その名のとおりフルーツのような甘さが特徴です。 丸ごと絞ってジュースにすれば、まるで蜂蜜を加えたようなまろやかな美味しさをお楽しみいただけます。
強い抗酸化作用を持つβカロテンやαカロテンをはじめ、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあるビタミンA、ナトリウムを排出し血圧を下げる効果があるといわれているカリウム、整腸作用のある食物繊維など、うれしい栄養素をたっぷりと含んでいます。出典:http://www.kakiyasuhonten.co.jp/taste/season.html
ネーミングセンスいいですよね。
だってフルーツ人参ってとってもおいしそうな響き。
きっと果物のような甘さがある人参なんだろうな・・・とイメージが膨らんで、買わずにはいられませんでした。
いつも買う人参と比べて、フルーツ人参は細めでスマート。
色もうすい黄色です。
こりゃ、生で食べるしかない。
フルーツ人参そのもののおいしさを味わうには、野菜スティックにしていただきましょう。
そこでバーニャカウダ
最近耳にすることが多いバーニャカウダ。
なんか野菜をディップにつけて食べるおしゃれなアレ?くらいの認識でした。
バーニャカウダとはイタリアの冬の鍋料理のことで、「バーニャ」は「ソース」、「カウダ」は「熱い」という意味。
アンチョビ、にんにく、オリーブオイルを混ぜ合わせたディップソースを温めて、それに野菜を浸して食べるホンデュ的な料理のこと。
せっかくおしゃれなフルーツ人参を手に入れたんだから、ここはやっぱりおしゃれなバーニャカウダよね、とばかりに、よくも知らないままとりあえずそれっぽい料理で食べることにしました。
今どきの100均には、アンチョビも売っている。(アンチョビ=カタクチイワシの塩漬け)
塩漬けというよりオイル漬け?
食べてみるとけっこう塩分がきつくて、やっぱりこれは塩漬けです。
にんにくがかぶるくらいの牛乳を入れて、レンジでチン。
気を付けないと、あっというまに牛乳がふきこぼれるので注意。
やわらかくなったにんにくをすりつぶします。
すりつぶしたにんにくに、オリーブオイルとアンチョビを細かくして入れて、さらにレンジでチン。
ぐつぐつと音をたてて、いい香りがしてきます。
ぐつぐつしているソースに、さらにオリーブオイルを追加して、なんちゃってバーニャカウダソースの出来上がり。
参考レシピ→ レンジで簡単、バーニャカウダ by ケチャ&ウル
フルーツ人参&いつもの人参&きゅうり&ベビーリーフを添えて。
ソースは熱くはないので、もはやバーニャ(ソース)カウダ(熱い)ではなく、ただのバーニャね・・・。
夫も娘も、「どうやって食べたらいいんだ?」とあたふた。
本格的なバーニャカウダソースは、生クリームなんかを入れてじっくりゆっくりコトコト煮込んでペースト状にソースを作るそうですが、オリーブオイルのなんちゃってソースも、食べれば食べるほど何度でも口に運びたくなるソースでした。
おっと!
肝心のフルーツ人参のお味ですが、人参臭さがほとんどありません。
シャキシャキ、ポリポリ食べられて、歯ごたえもよくて、おいしい。
ただ、フルーツのような甘さがあるかと聞かれたら、私はそこまで甘いとは思いませんでした。
しかし娘は大絶賛!
人参があまり好きではなく、ふだんは生では絶対食べないのですが、フルーツ人参は「おいしい!」と言って、たくさん食べました。
翌日は、スライスしてサラダで。
そして私は、お腹が痛くなるほど快便・・・。
オリーブオイルに食物繊維豊富なフルーツ人参だもんね。
今年も、新たな発見を求めて、新たな食材を積極的に取り入れようと思いました。
ちなみに、セキセイインコのソラも、ふつうの人参よりもフルーツ人参への食いつきがすごかった。
コメント
空花さんの検索能力のすばらしいこと!
私だってクックパッドは見ますけど…
なんてうまく利用なさってるんでしょう(^_^)
そんなに手軽に楽しくバーニャカウダを楽しまれたとは!
以前友人が私にレシピをくれて、ありがたいんだけど (私にとってはσ^_^;) あまりにメンドくさくて、申し訳ないが、アレは外で食べるものだわ!とスルーしました(笑)
空花さんに倣い、なんちゃってバーニャカウダ してみます〜〜。
私、今更なんですが 毎日人参ジュース を始めまして…人参によって味が変わります!
だから、お嬢さんが 生フルーツ人参をおいしい!と仰った気持ち、わかる気がします。
大体苦手な食べ物に対しては味覚 嗅覚が敏感になりますもんね(^_−)−☆
そしてインコちゃんの味覚!…違いがわかるのね!( ゚д゚)
珍しい新しい食べものを家で経験しておくと、お外で出されても臆することなく楽しめますよね。特に女のコはそういう機会、男の子よりあるのかも?
私、よそで出されたときにマゴマゴしないように…との親心で グレープフルーツを食べさせてもらったんです(笑)。時代を感じるわ! 何十年前??(笑)
それで剥かずに半割りにしてスプーンですくって食べるという、驚愕のマナーを知りました。
今となっては、剥いた方がおいしいじゃん!と剥いて食べてますけど。剥いたものを友人に出すと ‘ 王侯貴族の食べもの ’ と称賛されました ← 手間がかかるから???
TM♪さんへ♪
本格的なバーニャカウダって、たしかに作るのめんどくさいですね(^-^;
だったらお店でいただきます、私も。
なんちゃってバーニャカウダは、お手軽でおいしかったですよ。
にんにくを牛乳でやわらかくすると、全然にんにく臭さがないんですね。これも新発見でした。
年をとると、身体によさげなものを食べたくなりますね。これも自然の摂理なのかな・・・。
うちも子どものころ、グレープフルーツを半割スプーンっていうスタイルで食べてましたよ~。
それがふつうなんだと思っていて、わが子たちにもそうやって食べさせていました。
でも、別に手で剥いて食べてもいいんですよね。そのほうが実をしっかり味わえますね。
子どものころの習慣って、いくつになってもやってしまうのだなぁ・・・。
50年近く前(時代が…笑) アメリカからグレープフルーツが一般に入ってくるようになったとき、その食べ方も一緒に入ってきたんですよね。半割りスプーン。
とても果汁が多いので上手に剥くのはちょっと難しい。一般的に不器用と言われるアメリカの一般の人々がグレープフルーツを効率よく召し上がるには半割りスプーンがベストかも。
でも我々日本人はわりと器用な民族。結構うまく剥けちゃう。
ただフレッシュな果肉のしっかりしている時はいいが、果肉が熟しきって柔らかいときはあまり美しくは剥けません。ヨレヨレに(笑)
でも、剥いた方が断然おいしい!と思っています。