八食(はっしょく)センターへ行ってきました。
ここは、青森県八戸市にある港町の市場です。
新鮮な魚介類はもちろんのこと、果物や乾物、お菓子などのお土産品から、豊富な種類のお酒まで、とにかく八戸のおいしいものが何でもそろうのが八食センター。
何より活気があって、市場の中をぐるっと回るだけでも超楽しい。
でも、あまりにもおいしそうなので、ついつい買いすぎる超危険な場所でもあります。
八食センター
八食センターは、青森県八戸市で創業30年以上にもなる有名な市場です。
水揚げされた新鮮な魚介類の他、乾物や珍味、お土産品がすべてそろっています。
市場内は、全長170mにも及び、約60店舗が軒を連ねています。
鮮魚、お菓子、乾物珍味、飲食、青果、お酒、精肉、雑貨、一般食品など、食料品で無いものはないといった感じですね。
鮮魚コーナーでタコの白子をいただく
鮮魚コーナーには、見たことのないお魚もたくさん並んでいます。
ここでは、海のチーズと呼ばれるタコの白子をいただきました。
タコの白子は、10kgのタコ1匹から100g程度しかとれない超貴重品。
八食センターならではの珍味ですね。
お味はですね、毛蟹の甲羅をカパっと開けたときに、甲羅の周囲にある豆腐のような白いもの・・・あれに近い味でした。(わかります?)
まさに珍味のおいしさでしたよ。
お店にはお醤油やポン酢などが用意されているのですが、お醤油をちょっと垂らして食べたほうがおいしかったです。
七厘村でホタテや牡蠣を焼いて食べる
鮮魚コーナーで買った新鮮な魚介類は、「七厘村」で焼いて食べることができます。
利用料金として、大人一人350円、子ども一人100円がかかります。
炭代とか、お醤油などのセットが含まれるのでしょう。
鮮魚のお店はたくさんありますが、どこのお店もたいてい一皿1500円程度のセット盛りが売られています。
帆立や牡蠣、エビなど2人前ですが、お店によって魚介類の組み合わせが微妙に違うので、各お店をぐるっと回ってから、自分の好みのセットを選ぶとよいと思います。
受付を済ませると、座席に案内されますので、あとは自由に焼いて食べるといった感じです。
帆立や牡蠣は焼き上がるまでに10分以上はかかるので、最初に焼くのがおすすめ。
また、牡蠣は焼いている途中でいきなりパンっと跳ねるので要注意です。
帆立がイイ感じに焼き上がりました。
自分で焼いて食べるのってワクワクしますよね。
で、帆立や牡蠣ももちろんおいしかったのですが、一番おいしかったのはイカ。
新鮮なイカはワタもついていて、このイカワタが熱せられて香ばしくなったところに、醤油を数滴たらして、それにイカをつけて食べると超おいしい!
新鮮だからこそできる食べ方ですねぇ。
イカ、おすすめです。
八食市場寿司で高級ネタをいただく
八食センターは、お食事処も充実しています。
前から一度入ってみたかった八食市場寿司へ入りました。
回転寿司ですが、八戸港や近海でとれた新鮮なネタをお店でさばいて提供してくれます。
八戸セット700円。
八戸のしめ鯖、生鯖、真イカ、真イカなずき、ほやの一夜漬けがセットになっています。
一日20食限定です。
ほやがとにかく甘くてびっくり!
マグロ2貫で600円。
えんがわ2貫で400円。
これが「炙りナントカ」2貫で600円。
名前忘れちゃったけど、超おいしかったです。
最後は生うに2貫で1,200円。
1貫600円のウニなんて、初めて食べたけど、ウニが超甘くてとろけました。
青森のお酒が勢ぞろい
日本酒からワインまで、青森のお酒がすべてそろっている酒屋さんもあります。
私は、日本酒は飲まないのですが、夫や長男は大の日本酒好き。
また、日本酒好きの友人もいるので、お土産として日本酒を買って帰ることにしました。
ただし、どれを選んでいいのか見当もつきません。
お店の方が丁寧に相談にのってくれて、辛口好きの夫と長男に合う日本酒を選びました。
私は飲めないのに・・・と思ったら、なんだか悔しくて(笑)、おすすめの梅酒も買いました。
生の裂きイカが買える
乾物コーナーも充実していますが、おすすめは生の裂きイカ。
八戸産、一夜干しさきいかをその場で裂いて売っています。
一杯のイカを機械であっという間に、裂きイカにしてくれるんですよ。
今まで食べた裂きイカの常識を覆すくらい、生の裂きイカは超やわらかくておいしい!
お店で裂いてくれたものは、基本的にその日のうちに食べるのがおススメで、生ものなので日持ちしないのだとか。
なので、お土産に買うには袋詰めされた裂きイカもあります。
こちらもやわらかくておいしかったですよ。
初めてのせんべい汁
八食センターでは、せんべい汁もいただけます。
屋久岳さんのせんべい汁は250円。
初めて食べたせんべい汁は、お醤油と昆布とかつお出汁が効いていて、あたたまる一品。
せんべいといっても、こちらは汁物用につくられたせんべいで、麩よりももっと弾力あるような感じで、食べ応えありました。
鯖マヨ丼(350円)と一緒にいただいても、600円とリーズナブル。
焙られたサバがおいしそうでしたが、お腹いっぱいで食べられず残念。
お土産屋さんも充実
青森のお土産がすべてそろうといっても過言ではない、充実した品揃え。
帆立や蟹みそせんべいなどの他、青森のご当地ラーメンとかお菓子とか。
何時間みても飽きないくらい、楽しかったです。
一番最後に、夫からのリクエストがあったホタテを買って帰りました。
今の時期は、北海道産の天然帆立がメインで、中くらいのサイズは5枚で1,100円。
大き目サイズは1枚250円で売られていました。
お惣菜も充実
魚をさばいたり料理したりするのがめんどう、という方は、その場で作るお惣菜コーナーも充実していますよ。
目の前で揚げてくれるイカの天ぷらやふぐの天ぷらなどなど。
思わず買いたくなりますもんね。
牡蠣フライと、どんこ(魚)の天ぷらを買いました。
B1グランプリ発祥の地
今回初めてわかったのですが、八食センターはB1グランプリの第一回大会が行われた場所でもあるんですね。
ご当地グルメで街おこしと称して開催されたB1グランプリは、2006年に第一回大会が開催されました。
この時1位となったのが、富士宮やきそば。
あら、八戸せんべい汁ではなかったんですね。
そんな八戸せんべい汁も、第7回北九州で行われた大会では、輝く第一位を獲得しました。
ゴールドのお箸がトロフィーだなんて、おもしろい。
八食センターアクセスと営業日
八食センターは、八戸駅からちょっと離れています。
しかし、駅から八食センターまでは100円で乗れるバスが運行されています。
1時間に1本の運行で、約7分で八食センターに到着します。
旅行者用のためなのか、八食センターにはコインロッカーも完備。
車で行った場合は、八戸北ICから約10分で到着です。
住所:〒039-1161 青森県八戸市河原木字神才22-2
電話番号:0178-28-9311 FAX:0178-28-9312
営業時間
■市場棟/9:00〜18:00
■味横丁/9:00〜18:30(L.O. 18:00)
■厨スタジアム/9:00〜21:00
*水曜日は市場棟がお休みです
詳細は、八食センター営業カレンダー で確認を
八食センターから帰ったこの日、買ってきた帆立や牡蠣フライやどんこの天ぷらを酒の肴に、夫と乾杯しました。
夫は、八食センター限定純米大吟醸で。
私は八戸の梅酒で。
次男の前途を祝して乾杯です。
次男が新社会人として暮らす八戸が、大好きになりました。
次男に幸あれ!
コメント
そらはなさん、お久しぶりです!
次男さん、八戸で新生活をスタートされたのですね、おめでとうございます。我が家の息子も第一志望では、ありませんが娘と同じ大学に入学となりました。国立理系で学部まで姉弟で一緒で、お互い牽制しあっていますが親としては側に兄弟が居るのは安心でもあります。そらはなさんのお隣の県なので昨年は秋田の武家屋敷の桜を見に行きました、今年は小岩井の一本桜(昨年は散っていたので)を再訪する予定です、田沢湖まで足を伸ばしてみようかしら。八戸も美味しいものが沢山あるのですね、子供達の所からなら遠くも無さそうで、必ず訪れたいと思います。泊まりのお出かけは我が家のセキセイインコも同行ですが最近は年のせいか車酔いするようで悩みの種です。これからも楽しく、そして為になるブログを楽しみしてますね!
とまとさんへ♪
まずは息子さん、大学合格おめでとうございます。
息子さんのがんばりと、親御さんのバックアップのおかげですね。
その上、娘さんと同じ大学で親としては安心ですよね。
お子さんたちのところから八戸までは車で1時間半ほどで着きますので、機会があればぜひぜひ、クーラーバッグを持ってお出かけを!(^^)!
盛岡から田沢湖も近いですから、ぜひいらしてください(#^^#)
お出かけにはインコちゃんを同行しているなんて、インコ愛を感じます\(^o^)/
うちは長時間車に乗せたことがないのですが、インコも車酔いするんですねぇ。
子どものおかげでいろいろな場所と縁ができますし、本当に感謝感謝です。
仙台の円通院もまた行きたいなぁ・・・。
そらはなさんの素敵な数珠、私もオリジナルを作ってみたいと思ってます。そして松島から程近い塩竈神社もオススメです、桜の季節に来て下さいね。
とまとさんへ♪
あーーーっ!
そうです、そうです。塩竃神社に行きたいのですよーっ!
実は、以前長男が仙台に住んでいた時、いつか塩竃神社に行きたいなぁ・・・って考えながら車を走らせていたら、塩竃神社の横を通り過ぎて、びっくりしたことがあります。
ここだったのかー!と、感無量でしたが、その時は行くことができなかったのですよねぇ。
いつか必ず行きたいと思っています。