この春から大学生となり一人暮らしをスタートした娘。
生活必需品は、これまで実家で暮らしていた時と同じように揃え、不便のないよう持たせたつもりでした。
中でも常備薬は一通り用意し、救急時に備えたつもりでしたが、なんとまさかの想定外の出来事勃発。
やはり兄たちと同じように揃えるべきだったと、今更ながら後悔したところで、どうしようもないのですけどね。
子どもが一人暮らしをする上で、持たせたいものリストに追加するものが増えました。
女子大生転ぶ
朝早く、娘からのLINE。
昨日の夜転んで足をかなり擦りむいたんだけど、ドラッグストアで何買えばいい?
なぬっ!?
転んだですと!?
「傷見せて」と返信すると、すぐさま写真が送られてきました。
LINEって便利ですよね。
遠く離れていても、画像を瞬時に送ることができて、状況がわかりやすいもの。
写真は、膝の内側と思われる部分が、ザザーっと広範囲に擦過傷。
夜中に道を歩いていて、ちょっとした段差を超えようとしたら、段差の先が側溝だった
おい、おい、女子大生。
夜中に何をやっとるんだか・・・。
膝よりは軽いけど肘と手も負傷して、カサブタになりそうだからラップしている
我が家では、子どもたちが小さい頃から、擦り傷など浅く広範囲な傷には、ラップ療法をしてきました。
ラップで保湿することで、傷はカサブタにならずに早く治るので、おすすめです。
娘もちゃんと覚えていて、自分でラップを充てていたのね・・・と思ったけれど、私は娘にラップ療法をするべき小道具を何一つ持たせていなかったことに、気が付きました。
だってまさかの、女子大生が転んで擦り傷を作るなんて思ってもいなかったもの。
ちなみに、長男や次男へはラップ療法の小道具はちゃんと持たせていたんですよ。
ああ、やっぱり女子といえども、擦り傷の手当てをする小道具を持たせるべきだったと、後悔しました。
広範囲な擦り傷にはラップ療法
私が子どもの頃は、傷にはマキロン塗ってガーゼして・・・というのが当たり前でしたが、必ずカサブタができ、それを剥がしてまた出血を繰り返すというのがいつものパターンでした。
だからいつまでたっても傷が治らず、ジクジクしていましたね。
あ、私、よく転ぶ子どもだったんですよ。
ところが今では、傷には消毒薬を塗ってはいけない、ガーゼも当てない、乾かしてもいけないというのだから、昔はまったく真逆なことをやっていたんですよね。
我が家の長男と次男は、幼児期からサッカーをやっていたので、転んで擦り傷というのは日常茶飯事。
彼らが小学校高学年になる頃には、湿潤療法はかなり世の中に広がってきていたので、私も大いに利用しました。
実際に、足や腕の広範囲な擦り傷には、ラップ療法はとても効果的でした。
まず傷口を水道水でよく洗う。
砂や異物が傷口に残っていると、治りが悪く化膿しやすいため、最初に傷口をきれいにするのはとても大事です。
消毒薬をつけるととてもしみて痛がるのに、水道水だとさほど痛がりません。
傷口がきれいになったら、キッチンで使っているラップにワセリンを塗って、それを傷口に当てるだけ。
ラップの四隅は絆創膏でおさえ、あとは上から伸縮包帯を巻くだけ。
毎日シャワーで傷口をきれいにして、再度ワセリン付きのラップを貼るということを繰り返しますが、擦過傷ならば3日めにはきれいなピンク色の皮膚が再生していて、すでに治っていましたね。
ラップ療法は、どんなに広範囲な擦過傷でも、大きさに合わせてラップで覆えばいいのですからとても便利です。
それに、ラップを取りかえるときも全然痛くないのですよ。
ガーゼだったら傷にはりついて、これを剥がすのに悶絶していたというのにね。
それと、傷口にワセリン+ラップをすることで、傷の痛みがほぼなくなるんですよね。
本当にラップ療法はすごい!と思いました。
京都民医連中央病院報でラップ療法についてわかりやすく説明をしています。
一人暮らしをする子どもに持たせたいもの 追加
この春から一人暮らしを始めた娘へ、困らないように揃えたものがあります。
救急用品として、「常備薬・絆創膏・マスク・綿棒・体温計」を準備しましたが、転んで怪我をするということは想定していませんでした。
大学へは歩いて通える距離だし、疲れるようなことを極力避ける娘は、まさか走ったりすることもないだろうし、転ぶなんてこともないだろうと思っていたのですよね。
しかし、想定外のことをするのが子どもなわけで。
19歳といえどもまだまだ子どもなのよねぇ。
ちょっとした段差の先に側溝って、いったいどんなところを歩いているんだか・・・。
あーあ。
やっぱり息子たちに持たせたように、ワセリンとガーゼと伸縮包帯と絆創膏を娘にも持たせるべきだったなぁ。
ドラッグストアで、伸縮包帯を買ってきたという娘。
ワセリンは売ってなかったそうなので、ラップを当てて包帯を巻いたとのこと。
来月、娘のところを訪ねる予定なので、ワセリンを持って行ってあげようと、心に誓う母なのでした。
今後、転んで怪我をするようなことがなければいいのですけどね。
こうして子どもは、ひとつひとつ自分で解決し、大人になっていくのよね・・・。
ちなみに、娘が中学時代に顔面のキズを3日で治した時のことはこちら。
コメント
おはようございます。
梅雨の晴れ間の洗濯日和(^_-)
ラップ療法初耳です。傷口を洗うのは基本ですが、その後にラップとワセリンが活用されるとは。そして、お子さんたちの引越荷物に持たせるなんて、も~そらはなさんはなんて素晴らしい母でしょう。
重曹ふりかけ掃除で浮いた時間、14歳半わんこの介護です。一緒に過ごした時間に感謝して、見守っています。飼い主も元気が基本かな~(^-^)
ルイコさんへ♪
長男や次男にラップ療法小道具を持たせたのはいいのですが、結局使ったという話は聞いたことがなかったです。
なので、娘には持たせなかったら、まさかの側溝にハマるという・・・(^-^;
わんちゃん、14歳ですか!
今はペットも長生きする時代となりましたね。食事管理や健康管理が行き届いているのでしょう。
自分も元気じゃなければお世話できませんしね。
健康の秘訣はペットにありですね。
お嬢さん、痛かったでしょうね(:_;)
お顔をケガされなくて良かったです。
ラップ療法、私も初めて知りました。傷口を乾かさない方が、治りが早いというのは
聞いたことがありましたが。
ママ友が、傷を湿潤させて治す絆創膏を使ったら本当に早く治った~でもお値段が・・・
と言ってました。ラップとワセリンで代用できるのならとっても嬉しいです(*^_^*)
早速、離れている娘に教えなくちゃ!
オコジョさんへ♪
そうですよね、私も顔面擦過傷にならなくて良かったと思いました。
キズパワーパッドは、ほんとにお値段高いですよねー。
狭い範囲ならば、傷パワーパッドで本当にきれいに治りますが、広範囲の擦過傷などはラップとワセリンで充分きれいになりますよ。
もちろん、深い傷や化膿したキズは適応外ですが、万が一の場合はぜひ、お試しあれ(#^^#)
おはようございます。
ラップ療法……初めて聞きました。
19歳になって、転んで怪我するとは想像出来ないですよね。
私の娘は一人暮らし中に自転車で転んでスーツのズボンを破りました。
その時は傷にはならなかったんですが、スーツのズボンはどうやって買ったら良い?
と相談されて、『女の子で良かった』って思いました。
う~りぃさんへ♪
ほんとにね~。どこをどう歩いたら、側溝に転がっていくんだか・・・(^-^;
娘さん、自転車で転んだんですか!
怪我がなくて幸いでした。
スーツのズボンが破れるくらいどってことありませんよね。
こうやって子どもはたくましく大人になっていくんですねぇ。
ラップ!なつかし〜
娘が小学生の頃、よくやりました。
転んだ擦り傷って広範囲だから市販のものはイマイチなんですよね。
お高いし、それに貼りっぱなしは砂舞う校庭で過ごす小学生には、絆創膏の周りが黒ずんでなんか不衛生な感じ…
ラップはお風呂のたびに貼り替えるので、手間はかかるけど私もこっちの方が良かったです。
でも注意も必要だから、初めてやる方はよく調べてからにしたほうがいいですね。
お嬢さん、早くきれいに治りますように。
mrsPさんへ♪
そうそう、広範囲のキズにはラップが便利ですよねー。
娘も、小さいとき転んで怪我をして、私がラップ療法をしていたことを、ちゃんと覚えていたんだなぁ・・・としみじみ思いました。
今日、送られてきた画像は、だいぶきれいになっていましたが、かなり広範囲に内出血の跡が残っていて、しばらくは消えそうにありません((+_+))