昨年の春、井戸水をやめました。
井戸水は、畑への散水や洗車などに使用していましたが、水が出なくなってしまったので、思い切ってやめることにしました。
その後、我が家の水道代はどれくらいあがったのか、参考までにお伝えします。
井戸水をやめた理由
おそらく50年以上も使ってきたと思われる我が家の井戸水。
その井戸水が、次第に水量が減ってきて、ついに昨年の春蛇口から出なくなりました。
業者さんいわく、配管の錆びによるものか、フィルターの目詰まりか、はたまた水脈の枯渇か。
いずれにせよ、土を掘って調べてみなければわからないとのこと。
それらの作業にかかる費用、新たな井戸水の水質検査にかかる費用など合わせると〇十万円かかると言われたので、これを機に井戸水をやめることにしました。
井戸水はお金がかからない
私が子どもの頃は、井戸水は飲料水として使っていたものの、今は畑への散水や洗車など、外でしか使っていません。
地下水脈からくみ上げるためのポンプにかかる電気代（数十円/月）のみで、水道料金はかからないのが井戸水のメリットです。
なので、これまでは惜しげもなくジャンジャン使っていましたが、今度からこれが使えないとなると、果たして水道料金はどれくらいあがるのでしょう？
井戸水はそんなに使っていない
でもね。
よーく考えてみると、畑への水撒きだって6～8月がメインであって、それ以外はそんなに使っていないんですよね。
それに、豪農でもあるまいし、家庭菜園レベルの範囲の水撒きなのですから、たかが知れています。
洗車だって、夫がたまにやっているくらいで、私はほとんどしません。
春先に、ケルヒャーで家の周囲を掃除しますが、それだって年に1度か2度のこと。
井戸水はお金がかからないけれど、実は日常生活の中ではそんなに使用していないということに気が付きました。
井戸水をやめたあとの水道料金
我が家は二世帯住宅です。
夫と私の二人暮らしで、同じ敷地内に母が一人暮らしをしています。（廊下で繋がっている）
これまでの水道料金は、上下水道料で月平均5,000円。
昨年4月に井戸水をやめた後も、水道料金はほとんど変化がありませんでしたが、昨年の8月分と今年の8月分は、6,000円となっています。
つまり、夏の間はせっせと1,000円分ほど畑へ散水していたということになります。
結局、外でしか井戸水を使っていなかったので、やめたところで水道料金が激増したわけではありませんでした。
しかも、使用するのは夏の間なので、年間を通しても1,000円の増加。
ああー。
井戸掘り職人さんに頼んで水脈を探し当ててもらって、それから配管工事をして、さらに水質検査をして〇十万円。
これらの元を取るには、100年くらい井戸水を使わなきゃならなかったわねぇ。
我が家は、井戸水をやめて正解でした。
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