広い皇居を効率よく回る方法 ガイド付の一般参観コースで見学してきました

スポンサーリンク

誰もが知っている皇居ですが、実はこれまでじっくりゆっくり見学したことがありません。
今年は平成最後の年ということで、皇居一般参観コースに申し込みをし、宮殿や宮内庁庁舎を見学してきました。
案内付で無料のお散歩コースは、1時間ほど。
足腰丈夫なうちに来られて本当によかったと思いました。

スポンサーリンク

皇居一般参観申し込み方法

皇居一般参観は、普段は入ることができない宮殿や宮内庁庁舎、富士見櫓を間近で見ることができます。
日曜、月曜、その他休止日を除き、1日2回(午前・午後)実施されています。
申し込み方法は以下2通り。

1.事前申請

■インターネットで申し込み
参観希望日の前月の1日午前5時から予約受付を開始。

■郵便または窓口で申し込み
参観希望日の前月の1日から予約受付を開始。

2.当日受付
参観当日、皇居桔梗門前で整理券を受け取る。

詳細は、宮内庁ホームページ参観案内をご覧ください。

 

私は、インターネットで申し込みをしました。
1回の参観受付人数は、事前申請手続きの定員が200名、当日受付の定員が300名です。
合わせて500名ですよ。
午前、午後と合わせたら1日1,000名の参観受付ですよ。
すごい人数を受け入れてくださるんですねぇ。

1月下旬の平日の午後の部に参観しようと思っていたので、そんなに簡単に埋まらないでしょ、とタカをくくり、ちょっとのんびり構えていました。
1月の参観受付は、12月1日から申し込み可能でしたが、私がインターネットにて申し込んだのは、1月中旬のこと。
その時すでに、残席6名!

すみません。皇居を甘く見ていました。
皇居見学の方がこんなにもたくさんおられるのですね。

皇居一般参観に行こうと思ったわけ

そして気が付いたのです。
そうか、今年は平成最後の年。
そもそも私も東京へ行った際に、皇居見学をしようと思いついたのは、昨年12月の天皇誕生日会見で陛下が涙をこらえながら語った言葉に心を打たれたからなのです。

天皇としての旅を終えようとしている今、私はこれまで、象徴としての私の立場を受け入れ、私を支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝するとともに、自らも国民の一人であった皇后が、私の人生の旅に加わり、60年という長い年月、皇室と国民の双方への献身を、真心を持って果たしてきたことを、心から労いたく思います。

宮内庁HP 天皇陛下お誕生日に際しの記者会見より http://www.kunaicho.go.jp/page/kaiken/show/25

平成最後となる2019年、ぜひとも皇居を訪ねて、拝んできたいと心から思いましたよ。

当日持参するもの

さて、インターネットで事前申し込みをすると、登録したメールアドレスに宮内庁参観係からメールが届きます。
参観日時や参加人数が記されているほか、許可番号の記載もあります。
このメールが「参観許可通知」となるので、自宅でプリントアウトして当日持参することになります。

もしも、印刷できない場合でも、許可番号を受付でお知らせすると大丈夫のようです。
本人確認をする場合があるので、運転免許証などの身分証明書の携帯も必要です。

皇居一般参観が始まる前のチェック

冬の東京は、空気が澄み切っていて清々しい。

東京駅丸の内中央口前

東京で暮らす長男は、「冬の東京は空気が乾燥して肌がピリピリするので、秋田よりも寒く感じる」と言うけれど、私はスカッと晴れているだけで暖かくて暖かくて小躍りしたいくらい。

東京駅丸の内中央口を出てそのまままっすぐ進むこと数分。

 

内堀通り前

内堀通りを渡ると、見えてくるのが皇居桔梗門。

午後の参観は13時30分からで、10分前には桔梗門前で受付を済ませる必要がありますが、私は13時5分頃には到着。
桔梗門前で、参観者リストを持った警備の方に、自宅でプリントアウトした「参観許可通知」を見せると、首からぶらさげるカードを渡されました。

皇居参観カード

なお、運転免許証などの身分証明書などは提示しなくても大丈夫でした。

いよいよ、桔梗門をくぐり皇居一般参観ツアーの始まりです。
が、その前に当日の参観者が全員揃うまで、窓明館(そうめいかん)という休憩所で待つことになります。

この窓明館へ入るときは、持ち物検査がありますが、かなりしっかり鞄の中をチェックされます。
そうですよね、これくらい厳重にやらないと逆に不安です。

 

窓明館内

窓明館では、参観前の諸注意や説明がありますが、英語、中国語、日本語の3バージョンに分けて解説してくれます。

そして参観ツアーも、英語グループ、中国語グループ、日本語グループと分けられての出発となります。
ざっと見渡したところ、英語グループが100名、中国語グループが100名、日本語グループが200名といった割合でした。

また、窓明館内には売店があり、ここでしか買えないお菓子やグッズがあるそうですが、売店がとても狭い上に、店内は大混雑。
なのでゆっくりグッズをみる時間もなく、私は特に何も買いませんでした。
(友人は、菊の紋章入りのお財布をゲットしていましたけど)

皇居一般参観コースツアーで見学した場所

日本語グループは、一番最後の出発となります。
時計を見ると、13時40分。
参観開始予定は13時30分だったので、10分遅れのスタートです。

富士見櫓

まずは、あまりにも有名な富士見櫓(ふじみやぐら)。
江戸時代から現存するもので、青い空に白い櫓が本当に美しい。

富士見櫓は、「品川の海」「両国の花火」「富士山」を観ることができるよう構築されたそうですが、現在は高層ビルが立ち並び、富士見櫓からの富士山は見えません。

また、富士見櫓の土台の石垣は、「野づら積み」と言われ、自然の石をそのまま積んでいるので、隙間も多く一見乱雑にも見えます。
しかし、関東大震災でもまったく崩れなかったそうなので、その技法は計算されつくされたものだったのでしょう。
この石垣を作ったのは加藤清正公と言われています。

加藤清正は、安土桃山時代~江戸初期の名高い武将であると同時に、城造りや干拓の技術にも優れていて「築城の名人」や「土木の神様」とも称されていました。
明治神宮にある清正井も、今なおきれいな湧水がコンコンと溢れているのも見ると、素直に納得してしまいますねぇ。(清正井が本当に加藤清正が掘ったかどうかは定かではないのですが)

明治神宮に行ったら観たかったもの 買いたかったもの
なぜに今まで一度も明治神宮を訪ねなかったのかが悔やまれたくらい、明治神宮は居心地がよくて快適な場所でした。 都会のオアシスとはよく言ったもので、大都心の真ん中にありながら、大きな森に囲まれた空間は、まさに東京の憩いの場です。 歴史にふれ...

 

宮内庁庁舎

宮内庁庁舎は、昭和10年(1935年)に建築されました。
戦後、昭和27年から昭和44年に宮殿が完成されるまでの間は、仮宮殿として使用されていたので、天皇のご成婚パレード時には、玄関に赤い絨毯が敷かれ、ここが出発点となったそうですよ。

 

宮殿東庭

新年や天皇誕生日の一般参賀が行われる宮殿東庭です。
テレビでよく拝見する、両陛下や皇族の方たちが手を振っている場所ですね。

 

宮殿東庭前で解説する職員

両陛下の立つベランダの高さは3.4mと、意外に低め。
テレビではもっと高い位置から見下ろしているように見えてましたけどね。

宮殿前の広場には、約2万人が入れるそうですが、2019年新年の一般参賀には約15万人が集まったそうです。
あの誕生日の会見をみたら、私だって近くに住んでいたら出向きたいくらいです。

 

若松の塔

宮殿東庭横には、若松の塔と呼ばれるオブジェがあり、松の葉に見立てたギザギザの葉と葉の間に灯りが灯るそうですよ。
もちろん夜に灯りが灯るので、その様子は限られた人しか拝見できないのですよね。

 

坂下門へ続く下り坂

それにしても、皇居一般参観コースは、意外と坂も多く、それでいて案内してくださる職員の方は、歩くのが早くてついて行くのが大変でした。
ブラブラ散策って感じではなく、スタタタタ~ってな急ぎ足なんですよね。
足腰丈夫じゃないと大変な皇居参観ツアーです。

 

宮内庁北車寄せ

黄色い絨毯が敷かれている場所は、宮内庁北車寄せ。
主に日本人のお客様が出入りする場所なんだとか。

もうひとつの南車寄せの入り口は、主に外賓をお迎えする場所なんだそうです。
どちらも一生入ることはないのですから、へぇぇ・・・というリアクションしかとれないのが悲しい・・・。

 

一般参観ツアー日本人グループは、200名くらいいたと思われます。
私は列の真ん中らへんです。
後ろにも同じくらい人が並んでいて、スタスタと移動しなければなりません。

 

皇居警察本部と書かれた消防車もいましたよ。
ここでしか見られない消防車ですね。

 

桔梗門そばの石垣には、それを造った藩の家紋が記されています。
写真には、熊本の細川家の家紋が写っていますがわかりますか?

 

また、見学ツアーでは見ることができないのですが、皇居の南庭には小川が流れ、つつじやさつき、椿などが咲き誇る美しい庭があるそうです。
これらの枝の剪定は、すべて手挟でひとつひとつ作業をするんですって!!
どんな風に剪定しているのか、ものすごーく興味がわきました。
私も、自分の庭の剪定作業をがんばろうという気持が沸きあがってきましたもんね。

正門鉄橋から見える正門石橋

正門鉄橋の上からは、二つのアーチが美しい正門石橋が見えます。
この正門石橋を、よく「二重橋」と勘違いされている方が多いそうですが、実は二重橋というのは、正門鉄橋のこと。
造られた当初は木の橋で、お堀が深すぎるために橋桁を二重に重ねて造ったことから二重橋というそうです。

正門石橋側からみた二重橋

こちらが正門石橋からみた二重橋。
なお、この橋の上から何か落としてしまっても、お堀が深くて拾うことはできないので、帽子など飛ばされぬようご注意くださいとのことでした。

 

伏見櫓

正門鉄橋からは、伏見櫓が見えます。
京都の伏見城を解体し一部移築したものだそうで、高い位置にあるため美術品などの保管に向いている建物。

手前には、鈴蘭灯がありますが、現在はすべてLEDとなったためとても明るいそうですよ。

最後に豊明殿前を通って、皇居一般参観ツアーは終了となりました。
時間にしてほぼ1時間歩きっぱなし。
しかもアップダウンもあるので、終わったころには足のスネが痛くなっていました。
ほんと、東京って歩くよね。
ふだん、地元ではほぼ車での移動なので、こんなに筋肉を酷使することがありません。

東京に住んでいたら、足腰丈夫になりますね。

そして、平成最後に皇居一般参観ツアーに参加することができて、本当によかったです。
案内してくださった職員のガイドもとても楽しいお話で、あっという間の1時間でしたよ。

 

楠木正成像

参観ツアーのあとは、皇居外苑を周って楠木正成像を眺めてからの東京駅へ戻りました。

この日、私は15,000歩歩きました。
何度も言うけど、足腰丈夫なうちに皇居一般参観ツアーに参加できてほんとによかったです。
そして、足腰丈夫なうちにいろいろなところへ行っておくべきだと、心底思いました。

 

コメント

  1. しっぽ より:

    ちょうどその日東京に行く用があり、去年の一般参賀にいったのですよ。

    多分12万人とかいってたかな。いやはや待ちました待ちました。寒いのにねー。

    あの陛下がお目見えになる広場までようやく行き着いても、お立ちになる窓際まで遠くて、豆粒のようにしか見えませんでしたわ(°▽°) おまけにみんな国旗をパタパタ降るしね。

    実は行き着くのも大変ですが、帰るのも大変なのです。広場から皇居を出るまで、人が多すぎて詰まってしまって、全然前に進まないのです。参賀が終わって出るまでに2時間くらいかかったんじゃないかなぁ。

    天皇崇拝でもなんでもないけれど、やはりこれまでの天皇皇后両陛下のお姿や語る言葉に、一度は行ってみたいと思いました。

    大変だったけれど、やっぱり行ってよかった。どちらにせよ体力は必要ですね。

    • そらはな より:

      しっぽさんへ♪
      一般参賀のリアル情報ありがとうございます!
      そっかぁ!帰りのことまで考えたことがありませんでした。
      皇居を出るまで2時間って!すごいですよね。
      私も、これまで天皇崇拝とか考えたこともありませんでしたが、やはりお元気なうちに在位を退くというのは、感慨深いものがありますね。
      平成が終わり、新しい年が来るというのも、気が引き締まる思いです。
      昭和から平成、そして新年号へと、私ももう少しがんばって長生きしたいと思いました。

  2. Kumakuma より:

    こんばんは。ちゃんと計画性に過ごして来たんですね。子供の時、鳩バスで皇居行ったようなおぼろげな記憶です。北欧の森の植樹祭に参加したとき、両陛下遠くの遠くからお目にかかった感じでした。ホント、普段車だからね~。足腰現状維持して、楽しまないとね。はぁ~、とうに、折り返し地点過ぎてるからね(笑) 

    • そらはな より:

      Kumakumaさんへ♪
      私も小学生の頃、はとバスで皇居に行ったんですよ。
      その時は、中には入らず外苑で写真を撮った記憶があります。
      足腰現状維持って大切ですね。
      新しい年号になっても、どうかまだまだ歩き回れますように・・・。