毎年、冬になると店頭に並ぶポインセチア。
赤と緑の葉っぱの色は、クリスマスカラーを思わせるので、12月になると思わず買いたくなってしまいます。
そんなポインセチアが、我が家にもやってきました。
クリスマスフラワー
就職して初めて一人暮らしを始めた、今からン十年前のこと。
ポインセチアを買ったんですよ。
当時はネットもない時代でしたから、ポインセチアの育て方なんて知るはずもなく、単純にクリスマスシーズンのお部屋のアクセントとして欲しいから買ったわけですが、案の定すぐにダメになりました。
ポインセチアはクリスマスフラワーとも呼ばれ、花言葉は「聖夜」「祝福する」「幸運を祈る」など。
残念ながら、育て方も管理のしかたもわからないままアパートの一室に置いたポインセチアは、幸運を祈る間もなく枯らしてしまったのですが、21世紀の今なら情報はなんでもわかる時代です。
▲ようこそ我が家へ ポインセチア
12月の聖なる夜を越えて、さらに年越しをするべく、ポインセチアの冬の管理の仕方について調べました。
ポインセチアの寿命は?
その前に。
ポインセチアって一年草だと思っていた私。
なぜなら、冬にお店で売られていますが、春以降は見たことがなかったからです。
でも、ポインセチアって常緑性の低木で、上手に育てると5年、10年と楽しむことができるんですってよ。
もちろん「上手に育てる」ことが前提でありますが、一般的には上手に育てることは難しいわけですよ。←やる前からあきらめモード
店頭に、もっともきれいな状態で並べられるポインセチアは、それまでポインセチア農家さんの元で、暖かく最適な環境と水管理で育てられていると思うのです。
そんなポインセチアを家に連れ帰っても、同じ状況で管理できるわけもなく、たいていはあっけなく枯らしてしまうんですよねー。
だから、欲張りません、私。
1年と言わず、せめて年越しできるよう、ポインセチアの冬の管理をしたいと思っています。
ポインセチアの冬の管理
1.置き場所
ポインセチアは、冬の時期に売られているのに、耐寒性はありません。
最適な温度は15~25℃ですから、春~初夏の陽気じゃないですか。
というわけで、冬は室内の日当たりの良い場所に置くこと。
しかし、窓辺に置いたままでは、夜間は温度が下がるため、窓から離して置くのが望ましい。
また、暖房の風が直接当たると、葉先が黒ずんだりするので、風が当たらない場所に置くこと。
▲ポインセチアの置き場所
というわけで、ポインセチアの置き場は、リビングの一角にある私のパソコンデスクの後ろ側に決定しました。
午後には、西日が差してくる場所でもあるし、暖房の風も直接当たらない場所であります。
しかし。
日中は部屋に誰もいないので室温も15℃以下になります。
すでに、ポインセチアにとっては厳しい環境ですが、最低気温は5~10℃以上を保てばよいそうなので、なんとかがんばっておくれ・・・と祈るしかありません。
2.水やり
ポインセチアは過湿にも弱いそうなので、土が乾いていることを確認してから水を与えること。
1回に与える水の量は、コップ1杯(200ml)くらい。
しかし、鉢土の表面が乾いていても、中が湿っていることもあるわけで、下葉が下に下がってきた時が、水やりの目安のひとつとなるようです。
▲ポインセチアの下葉の様子
今の下葉の状態をよく覚えておいて、この緑色の葉っぱが下を向いてきたら、水やりしたいと思っています。
3.肥料
冬の間、肥料は必要ありません。
新芽が出る4月頃になったら、月に1度固形肥料を与えるとよいそうですが、そこまでたどり着ける自信がまるでありません。
4.花の管理
ポインセチアの花は、赤い葉っぱ(苞葉)の中央部分にあります。
▲ポインセチアの花
赤や緑の葉っぱにばかり目がいって、これまでポインセチアの花って見たことがなかったので、花が今後どのようになっていくのか見守りたいと思います。
なお、花が終わると勝手に散るそうですが、赤い苞葉は春まで楽しめるそうですよ。春まで楽しめる自信がないけど。
▲ポインセチアの茎の部分
ポインセチアの茎は、緑色でした。
これもいずれ木質化していくのでしょうか?
というか、木質化するまで育てる自信がないですが。
もう、最初からすでに逃げ越・・・。
▲年越しできるか?ポインセチア
とにもかくにも、今年の誕生日に夫が買ってきてくれたポインセチアですから、このご縁を大切に少しでも長く育てたいと思っています。
(昨年のシクラメンは腐らせたけど)
コメント
ポインセチア!
実は白雪昨年買ったのを夏越しさせて、現在ちょうど短日処理して赤くなり始めたところです!
短日処理始めるのが遅かったので、クリスマスに間に合うかどうか微妙(というか、多分間に合わない)なんですけど。
というわけで、白雪の経験シェアを・・・
白雪が買ったのはスーパーで売られていた3.5号ポット苗で、鉢に植え替えずポットのまま冬鑑賞しました。
置き場所は、南側の窓辺。白雪の家は日中人がいて暖房使ってるので20℃前後あります、暖かくて日当たりも(それなりに・・・だって雪国だもん)よく、ポインセチアにはいい環境だったんだと思います。
そんな環境だと、ゼラニウム(白雪の基準)と比較して、ポインセチアって水を欲しがる印象を受けました。ポットが小さかったせいもあるんでしょうけど、よく乾きました。さすがに毎日水やりはしなかったし、翌日冷え込むのわかってたらちょっと我慢してもらったりしてたけど、ゼラニウムに比べて水やりした記憶があります。何日置きかは覚えてないというか気にしてなかったし、気温や日当たりによって間隔は違ってたけど、気づけば乾いてた、という感じです。
でも、かなり乾燥させすぎちゃっても、水やりすれば復活してくれたので、過湿よりは乾燥のほうが強いんでしょうね。
というわけで、白雪環境のポインセチアは、過湿に用心して水やりを控えるということはありませんでした。もっとも基準がゼラニウムなので、冬はかなりかなり水やりしないものだという前提だから・・・。
水はゼラニウム同様、鉢穴からしみでる量をやりました。ただ、天気や気温見て、特に翌日の気温があまりにも低くなるような日はなるべく水やりしないで待ってもらうようにはしてました。どうしても今水やりしないといけないときは、とにかく暖かい場所において、ポットに新聞紙巻いて、梱包のプチプチ巻いて、発泡スチロールの箱に入れて、保温!でした。
寒さだけ気をつけたら、冬越しはそんなに難しくないと思います。
実は白雪も、枯らしちゃうだろうと思ってたんです。だから春になっても植え替えしなかったんですよ。ところが、ポインセチア、寒さには弱いけどそれ以外はかなり丈夫で、どんどん成長して青々と葉を茂らせまして・・・慌てて5号鉢に植え替えたのが夏。その時に剪定もしなくて、結局緑の観葉植物のようになりました。
春〜夏は、かなり水欲しがりました!夏は毎日、暑いときは朝晩水やりしました、だって朝水やったのに夕方乾いてしおれてたんですもの。
寒さに弱いのはわかっていたので15度切る前に室内とりこみました。面倒なのもあって、短日処理始めたのが10月入ってからだったんですよね。剪定もろくにしてなかったので、緑の青々とした立派な葉っぱが目立ちます。
本来は、春に植え替えて剪定、らしいです。でも、いきあたりばったりでも、なんとか花は咲いて赤くはなっています。
長々とすみません・・・とりあえず、寒さだけ注意、というところでしょうか。
白雪的にはできれば12℃以上、最低6〜7℃は死守したいところかなと思います。
寒いと、土湿っててもしおれちゃうんです。だから、しおれたら乾燥だけじゃなく、温度も気にしてみてください。
で、白雪の感覚では10℃切ったら下葉がちょっとしおれてくる気がするんです(鉢の近くに小さい温度計置いてます)。
あと、もちろんお湯で水やりする必要はないけど、人が触って「冷たい!」と感じるような冬の出したての水道水ではなく、触って冷たさが辛くない程度の温度の水のほうがいいと思います。冬の水やりは暖かい日の日中10時〜12時頃と言われてますし、そらはなさんのお家は日中温度高くないのでそんなに(少なくとも白雪のとこよりは)乾燥しないと思います。ので、そらはなさんが在宅して暖房つけてる日に水やりするのがいいのかなと思います。
最後になりましたが、お誕生日、おめでとうございます✨
いつもながらの白雪です(^^;
しつこいけど、白雪はポインセチア難しいという感じはしなかったんですよ。クリスマスワンシーズだけのつもりで、暖かい室内に置いて乾いたら水やって、春になったら枯れるだろうと思ってたら枯れないどころか成長して、今にいたってるので・・・
シクラメンよりずっと育てやすいと思います。ただ、寒さにはシクラメンより弱いです。
夏はゼラニウムたちと一緒に屋外でしたが、虫がついたり病気になったりすることもなく、薬剤散布はオルトランすらしてません。夏の暑さ対策を兼ねて水やりついでに葉水代わり株全体に水シャワーかけてたけど。春夏の成長は速くて、あっという間に大きくなります。
弱点は寒さだけ、という気がします。
下葉下がったり枯れたりしてきたら、水よりまずは温度疑ってみたほうが安全かも。水やりはちょっと遅れても大丈夫だけど、温度は重要だと思います。
最低6〜7℃って書いたけど、6℃だと厳しい気がするので、最低7〜8℃に訂正します。アナログ温度計でパッと見て10℃に近い温度ですね、5℃に近いとちょっと危険だと思います。できれば10℃以上は保ちたいかなあ。
水やりする日は15℃以上欲しいかなと思います。水やりすると鉢冷えるのに寒いと水吸わないので、寒さと根腐れのダブルパンチの危険があります((((;゚Д゚))))
ちなみに上のコメントで厳重に対策したのは灯油タンク凍結寒波の真っ最中に水やりしたときです。できればそんな寒波のときは水やりしないに越したことはないんですけど、寒いから日中はガンガンストーブ焚いてたから・・・
水切れが悪いときや水やりすぎたなーと思ったときは、ティッシュペーパーやキッチンペーパーを何枚重ねて畳んだのを鉢皿にしいて、その上に鉢穴来るように置いて、ペーパーに水吸わせて取り替えるといいです。そうすると鉢底付近に溜まりがちな水が早く抜けてくれるはずです(白雪の経験と感想によると)。
立春までは日当たりより温度優先でいいと思います。とにかく10℃切らない、室温上がらなくてもいいから下がらないところ。繰り返しますが寒さには弱いです。
茎ですが、1年経つと根本の一部は結構立派な木みたいになってます(葉っぱいっぱいなのでちゃんと見てなかった白雪です)
あ、植え替えたのは5号鉢じゃなくて6号鉢です(これも訂正・・・数字が苦手な白雪です)、これ以上は大きくしたくないので来春切り戻し頑張ります!
冬に売られてる植物は寒さに弱いんですけど、北国の室内は暖かいことが多いので、実は北国のほうが冬越し失敗しないんじゃないかと思います。日中暖房してるかどうかでだいぶ違いますけどね。
白雪、実はハイビスカスも5年くらい育ててました。当初は冬越しなんて絶対無理だと思ってたのですが、暖房効いた部屋って最適環境だったんですよね〜
室温15℃未満だと、やっぱりちょっと元気ないかもしれないけど、ポインセチア的に寒さ対策として生育緩慢にしたり葉っぱ萎れ気味にさせたり落としたりしてる感じだと思います。なので、水やりは控えめですね。そんなに乾かないと思います。10℃あればなんとかなると思います。
10℃切ると下葉がしおれるもそうだけど、黄色くなって枯れてくるんです。葉っぱがなくなっても根がしっかりしてたら春になると新芽出てくるみたいですが。
葉っぱの様子、水切れなのか寒さなのか見極めが難しいんですけど、黄色くなるようなら寒さです。そうだったら白雪なら、極寒時の対策同様、箱(できればおしゃれな大きめの鉢カバー)に鉢を入れて、隙間に新聞紙や梱包材を詰めて、不織布か透明プチプチで全体を覆う、かなあ。
ただ、割と植物って環境に慣れてくれるんです。なので、しおれて駄目かもと思っても、あきらめないで管理続けてみてください。ポインセチアなりに、そらはなさんのお家に適応してくれると思います。
> 水切れが悪いときや水やりすぎたなーと思ったときは、ティッシュペーパーやキッチンペーパーを何枚重ねて畳んだのを鉢皿にしいて、
これ、もちろんいったん鉢皿の水捨てて、鉢の水切ってから、です。
ペーパーもったいない(値上がりしてますもんね〜(@_@;)とか大きめの鉢なら、乾いた雑巾(鉢専用)敷いてその上に鉢おいて30分くらいしてから雑巾外してもいいです。
雑巾、結構湿っててびっくりすることあります。
冬の水やり結構難しいので、過湿対策になりますよ。
何度も何度も本当にスミマセン(_ _;)
5℃だと、ポインセチア、ギリギリ生存はできるかもしれないけど、葉っぱ落として完全休眠に入っちゃう気がします。枯れたのではないから茎も根もしっかりしてて、暖かくなったらまた復活するんだけど。
その場合は最低限の水やりだけです。といっても葉っぱないし成長も止まってるから蒸散も吸収もほとんどなくて、乾いてから1週間近くしてからやってもいいくらい。ひょっとしたら3ヶ月に1回とかになるかもしれない・・・
とにかく、凍ったり温度差にやられたりしてなければ、駄目そうに見えても生きてたりします。
10℃前後だと緑の葉っぱ落ちるかもしれないけど、赤い苞葉はなんとか持つような気がする・・・チリチリしたりしてれば「寒いよー」というサインだと思います。
ポインセチア、寒がりだけど頑張り屋さんです。冬乗り切れば、春夏の成長は目を見張るものがありますよー!
白雪さくらさんへ
たくさーーーーんの経験談と情報ありがとうございます(#^^#)
朝、家を出る時、ポインセチアの鉢の横に温度計を置いていったんですよ。
帰宅して温度をみてみたら、13℃ありました。
今後外気温がもっと低くなってくると、もう少し下がるかもしれませんが、なんとか今の置き場での温度はクリアできそうな気がします。
あとは、水の管理ですよねー。
これも、ポインセチアの観察にかかっていると思うんですよ。
子育てと一緒で、顔色はどうか?元気があるかどうか?母親だと些細な変化にも気づきますよね。
ポインセチアを我が子同様育てたいと思っていますが、まずは当たって砕けろですね、いや、砕けちゃいかん。
春夏のポインセチアにお目にかかりたいものです~(・∀・)