冬だし、寒いし、大雪で、しかもコロナ禍。
どこにも出かけられないし、家の中で時間を持て余している方、必見です。
家にあるもので簡単に始められるリーフレタスの水耕栽培をしませんか?
リビングで育てるので、嫌な虫もいないし、種から発芽する様子はとってもかわいし萌えること間違いありません。
毎日、成長過程を眺められるのも楽しいし、大きくなったら食べる分だけちぎってサラダに入れるだけで、グーンとオシャレ度がアップしますよ。
リーフレタス水耕栽培に必要なもの
リーフレタスとかサニーレタスとか、いわゆる結球しないレタスは、水耕栽培で簡単に育てられます。
種まきに必要なものは、たいていどこのお宅にもあるもので揃えられます。
▪スポンジ1個:5個で100円とかで売られているもの
▪容器:3~5cmほどの深さがあれば十分です
▪種:今回はガーデンレタスミックスを使用
▪ハサミ:スポンジを切るためのもの
▪小皿:種を置くためのもの
▪爪楊枝:種を植える時に使うもの
▪猫除けマット:スポンジを固定するためのもの(なくても良い)
最低限、種と培地(スポンジ)があれば、水耕栽培はできるんです。
水耕栽培の準備のしかた
まずは、スポンジをカットします。
5個で100円ほどで売られているスポンジは、網から出します。
スポンジは約2cm大にカットします。
このスポンジだと、18個の培地が出来上がりました。
スポンジには浅く切れ目を入れておきます。
この切れ目に種を入れて固定するためのものです。
容器に水を入れ、そこにカットしたスポンジを入れて水を十分吸わせます。
100均で買った猫除けマットを敷いて、スポンジを固定していますが、なくても大丈夫です。
水を十分に吸ったスポンジは、浮いたり動いたりしませんし、容器にピッタリ固定できるようスポンジを並べれば充分かと思います。
水耕栽培種まきのしかた
さて、いよいよ種まきです。
レタス系の種は非常に小さくて軽いので、小皿などに出したほうが種を蒔きやすいです。
爪楊枝の先に水をつけると、種がくっつくので、それをスポンジの入れ目に浅く入れていきます。
レタスの種は好光性種子なので、スポンジの上に置いただけでも発芽しますが、種が飛ばないように、また乾燥しないための対策です。
1つのスポンジに、2粒の種を蒔いています。
これまでの経験上、発芽率は8割程度。
スポンジから2つ発芽しても、そのまま育てます。
表面に霧吹きで水を与え、あとは窓辺に置いておきます。
以前は、乾燥しないようにと、容器をラップやアルミホイルで覆ったりもしましたが、スポンジに水が十分含まれていれば、なにも覆わなくても2~3日で発芽しました。
スポンジが乾いていたら、1日1回、霧吹きで水を与えます。
冬の発芽を促す方法
春であれば、このまま発芽するまで待つだけですが、冬の場合はもう少し一工夫します。
部分用の電気アンカを容器の下に敷いています。
もはやレタス様さまですよね。
ガーデンレタスミックスの発芽・生育適温は15~25℃。
暖房のきいたリビングでも、容器の水温は10℃程度で、窓からの冷気も伝わります。
春以降の暖かい季節では1~2日で発芽しますが、11月末に種を蒔いた時は、発芽するまで1週間もかかりました。
なので、電気アンカで少し発芽をお手伝いします。
念のため、電気アンカを敷いての水温を測ってみたら28℃ありましたが、スポンジ内の温度は21℃となっていましたので、これで発芽適温が保てるかと思います。
発芽したら徒長を防ぐためにライトを浴びせますが、デスク用のLEDライトで十分です。
双葉が揃い、本葉が1~2枚出たところで、液体肥料入りのタッパーへ移します。
詳細はこちら↓

ガーデンレタスミックスは水耕栽培に最適
サニーレタスよりもガーデンレタスミックスのほうが、水耕栽培に向いていると思います。
サニーレタスって、けっこうワサワサになるのですが、ガーデンレタスミックスはベビーリーフとして食したほうが、葉っぱもやわらかくておいしいので、必要な時に必要な分だけちぎっています。
昨年は、畑でもガーデンレタスミックスを育ててみたのですが、水耕栽培のほうがきれいな状態を保てるので、個人的には好きです。
こちらは、11月末に種まきをしたガーデンレタスミックス。
ゆっくりと育って、最近ようやく食べられるくらいまで成長しました。
今回種を蒔いたリーフレタスが、食べられるようになる頃には、春が来ていることでしょう。
窓の外が真っ白なのは、屋根から落ちた雪が高く積もっているため。
この雪が全部溶けてなくなったら、いよいよ家庭菜園シーズン到来です。
それまでは、室内で水耕栽培を楽しみたいと思います。
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